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露店@サイアム・スクエア

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平日の夕方(と言ってもまだ明るい時間ですが)、サイアム・スクエアを歩いていたら、歩道ではたくさんの露店が開店準備をしていました。
シーロムどでは以前から、夕方から夜にかけて、たくさんの露店が出ているわけですが、サイアム・スクエアの歩道で露店を見るのは今回が初めてでした。しばらくバンコクに来ないうちに、街には色々な変化があるんですね。
場所柄、やはり服を売る露店が多いような気がしました。
たまたまPepper Lunchの写真を撮っていたら、露店のお姉さんに怪訝な目で見られてしまいました。

たぶん、プラトゥナームで買ってきて売っているんでしょうが、ある意味「セレクトショップ」ですよね。お姉さんのファッションセンスで選ばれた商品が並ぶわけだから、お姉さんのファッションセンスが気に入れば、そこで買うと時間の節約になるわけですね。
こうやって、比較的簡単に自分の商売を始められるのも、バンコクの活気につながっているんでしょうか。

燃油サーチャージが上がる!?

ANAのホームページを見ていたら、2月1日以降の発券分から燃油サーチャージが上がると書かれていました。現在、日本―バンコク間の片道分の燃油サーチャージは4,500円ですが、来月から6,500円になるそうです。

ということはJALも?
そう思ってJALのホームページをチェック。
すると、JALは2011年3月までの燃油サーチャージは4,500円(片道)と固定化しているようです。元の運賃の違いを検討しなければハッキリしませんが、燃油サーチャージだけ比較すると、JALのほうが安いですね。
ついでにTGもチェック。
TGの燃油サーチャージは、片道48ドル。4月1日以降の燃油サーチャージについては、2月に発表されると思います。
ということは、ANAで2月~3月にタイに行こうと決めている場合には、早めにチケットを手配したほうが良さそうですが、JALやTGであれば、まぁ、それほど慌てることもない…ということでしょうか。
春休み、タイで過ごす計画を立てている方は、そろそろチケットのこと、考えた方が良さそうですよ。

Chabuton ~ちゃぶ屋とんこつらぁめん~

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久々にサイアム・スクエアに行ったら、新しい日本食屋さんを見つけました。
その一つが、ここ。
「ちゃぶ屋とんこつらぁめん」と日本語で書かれていますが、ローマ字ではChabutonと書いてあります。これは、東京の「ちゃぶ屋」というラーメン店のフランチャイズのようで、タイのCentral Restaurant Groupが経営しているようです。
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この「ちゃぶ屋」さんは、TVチャンピンで有名になったようで、ポスターもそこをフィーチャーしているようですが(笑)、テレビ東京の「TVチャンピオン」という番組は、実はタイでも放送されたので、かなりのタイ人が知っています。
僕は食べたことがないので、ぜひ入ってみようと思ったんですが、たまたま通りかかった平日のお昼時には、長い行列ができていて単に入れそうになかったので、あきらめました。

Airport Rail Link ~エアポート・レイル・リンク~に乗ってみた!

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バンコクのスワンナプーム空港に到着したあと、あなたはホテルまで、どんな交通機関を使って移動しますか?タイのリピーターであるほど、タクシーやAOTリムジンを使ってしまっているのではないでしょうか?
かくいう僕も、たいていの場合はタクシーを利用します。過去には、リムジンバスを使ったこともありますが、これは自分が泊まるホテルに都合が良いところに降ろしてくれるとは限らず、夜中にスーツケースを転がしながら、バンコクの凸凹の歩道を歩いた記憶があります。タクシーの料金があまり高くないこともあり、やはりタクシーが便利な移動手段ですね。
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しかし、2010年、このスワンナプーム空港とダウンタウンを結ぶ鉄道が開通しました。エアポート・レイル・リンク(Airport Rail Link)です。そこで、今回の旅行中、タクシーで知人を空港まで見送った帰りに、この鉄道を使ってダウンタウンまで戻ってみました。
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Airport Rail Linkの駅は、スワンナプーム空港の地下にあります。
地下に降りると、空港ホテルとエアポート・レイル・リンクのサインが出ています。
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エアポート・レイル・リンクには、急行(SA Express Line)と各駅停車(SA City Line)があります。
急行は、スワンナプーム空港からMakkasan駅まで、途中駅に止まらずに行きます。このMakassan駅でMRT(地下鉄)と接続しています。一方、各駅停車は、Makkasanよりさらに先のPhayaThai駅まで行くことができ、BTSスカイトレインのPhaya Thai駅と接続しています。
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スワンナプームからPhaya Thaiまで各駅停車に乗ると料金は45バーツです。地下鉄と同じように、小さな円盤というか、トークンがチケットになっています。各駅停車の所要時間は30分。
バンコクの渋滞をご存じなら、結構、安くて速いということがおわかりになるかと思います。
距離は28kmですが、タクシーの場合、高速料金を含めて300バーツ以上、所要時間は空いていれば40分、渋滞していると…1時間半くらいかかってしまうかも知れません。
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乗ったのは平日の夜8時過ぎでしたが、各駅停車でしたので、旅行者以外にも途中駅周辺の住人らしき人が乗り降りしていました。車内は、座席はすべてうまってしまって、少し立っている乗客もいる程度の混雑具合でした。
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各駅停車の利用者のほとんどは、終点のPhaya Thai駅で降りて、そのままBTSスカイトレインに乗り換えていました。スカイトレインの駅とは、ブリッジというか、デッキというか、つながっていますので、スーツケースであってもキャスターが付いていれば、それほど苦労せずに移動できます。(階段の上降はちょっと大変だと思いますが。)
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乗った感想は、結構、快適でした。
安くて速いし、渋滞に関係なく移動できるのが嬉しいです。
ただし、これを利用するには、以下の2つの条件に合う場合だと思います。
1.荷物が多くないこと
2.泊まるホテルがBTSスカイトレイン駅に近い立地であること
例えば、アジアホテル・バンコクはBTSの駅とホテルが接続されているので、多少の荷物を持っていても、あまり大変な思いをせずに、ホテルに到着することができます。
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Makkasan駅でMRT(地下鉄)への乗り換えも可能で、荷物が小さければ、地下鉄駅周辺のホテルへの移動にも便利だと思いますが、地下鉄は入る際にセキュリティチェックがあったり、地中深くもぐっていくため、荷物も邪魔になるのではないかと思うので、身軽な旅行者の方以外には、あまりおススメしません。
と言っても、空港とダウンタウン間の移動をする時間帯によっては、道路が激しく渋滞することもあるので、時間帯によっては、エアポート・レイル・リンクは強力な移動手段となってくれると思います。
エアポート・ライル・リンク(Airport Rail Link)の運行時間は、午前6時から午前零時までです。

The Dusit Thani Bangkok ~ザ デュシット タニ~

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1年数ヵ月ぶりのバンコク旅行に行ってきました。
1月3日の深夜にバンコクに到着しました。今回、宿泊したのはザ・デュシット・タニ・バンコク(The Dusit Thani Bangkok)です。昨年、タクシン元首相派の騒動で、このホテルの前の交差点が現場となり、ホテルも被害を受けたと聞きましたが、行ってみたところ、すでに修復されていたようです。
今回は諸般の事情によりザ・デュシット・タニに宿泊となりましたが、12月に予約した時点では、「スーペリア・ツイン」の部屋で8,000円以下の料金(朝食なし)でした。これはお正月の特別料金だったのか、プロモーション価格だったのか、わかりませんが、このホテルとしては格安のレートだったように思います。
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チェックインのときのホテルフロントに、1泊につき800++バーツを払えば部屋をアップグレードし、朝食を付けて、しかも、クラブラウンジを使えるようにできると言われました。このクラブラウンジは、PCが設置されているほか、日中はソフトドリンク、午後5時以降にはシャンペン、ワイン、ビールと軽食などが自由に飲食できるという場所。なかなかお得な話だったので、800++バーツを追加することにしました。
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朝食は和・洋・中・タイの料理が並んだビュッフェスタイルで、ついつい食べ過ぎてしまう充実度でした。味は…まぁまぁでしょうか。僕は中華系を食べることが多かったですが、悪くはなかったと思います。また、夕方のクラブラウンジでのシャンパンも、なかなか良かったです。
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このホテルの良いところは、なんと言ってもその立地でしょう。
BTSスカイトレインのサラデーン駅からも近いですが、地下鉄MRTのSilom駅への入口がホテルの目の前にあります。もちろん、Silomという地区は、バンコクの商業地区。ビジネスにも便利ですし、夜はタニヤ、パッポンなどのナイトスポットも徒歩で直ぐという立地です。
敢えて難を言えば、歴史があるホテルであるがゆえに、古いことは隠せません。また、やはり高級ホテルに属するので、ホテル内のカフェやプールサイドで何か食べたり、飲んだりすると、結構、高いということです。(東京のカフェと同じような料金)
僕は、通常、エコノミカルな旅をしていますので(笑)、あまりこういうホテルには泊まりませんが、出張でバンコクに行かれる方には、それほど高額な宿泊料金ではないでしょう。
余談ですが、今回滞在中、同じ時期にジャニーズのヤマピー(NEWSのメンバー、山下智久さん)が滞在していて、Lower Lobbyですれ違いました。その前日から、たくさんのタイ人の女の子たちが、ホテル内をウロウロしていて、時々、キャーキャー言う声も聞こえていたので、韓国のアイドルでも宿泊しているのだろうと勝手に想像していたんですが、それがヤマピーだったとは知りませんでした。

海外から来るアイドルや著名人の多くは、このザ・デュシット・タニ・バンコクに泊まるようなので、もしかすると、あなたもこのホテルに泊まると有名人に会えるかも知れませんよ。

Red Shirts タクシン元首相派デモ現場

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1月3日からバンコクjに滞在しています。

昨日、やっと時間の余裕ができたので、買い物に出かけました。

チットロムのセントラルでジーパンを買おうと思いましたが、店員に愛想がなく、なんだか買う気をなくしてしまったので、Central World Plazaに行くことにしました。歩いてCentral World Plazaに向かうと、Intercontinental Hotel付近から、少し周囲の雰囲気が変わってきました。ホテル前には、侵入を防ぐための柵が設置されて、警備員や警察官など、制服を着ている人が増えてきました。さらに、Central World Plazaに近づき、Gaysorn Plaza前まで行くと、赤いシャツを着た人が急増しました。

 

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そういえば、数日前に会った日本人の友人が、この週末にタクシン元首相派の集会があると言っていたことを思い出しました。てっきり王宮のほうで行われるのかと思っていましたが、場所は、ラチャプラソン交差点周辺というか、Central World Plaza前の道路のようでした。

赤いシャツの人々がかなり集まっていました。

でも、政治的な運動にしては、赤いシャツを売る露店が出ていたり、音楽が流れていたりしていて、緊張感はありませんでした。危険な雰囲気はまったくなく、周囲の人たちも、ごく普通に生活している感じでした。というか、どこか、なんとなく、お祭りに集まっている人々のような楽しげな雰囲気がありました。

 

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たまたま遭遇したタクシン元首相派のデモ現場でした。

彼らにとっては政治運動というよりは、サークル活動というか、友人と参加するアクティビティ的な役割が強いのかもしれません。しかし、リーダーの考えひとつで、とても危険な方向に走る可能性がある危うい集団です。僕のように、何も知らずに近づいてしまうのはともかく、なるべく近づかないことをおススメします。

 

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自動化ゲートの利用者登録

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海外に行く時の出国審査って、時間帯によっては、大混雑していますよね。出発便が同時刻に重なっていると、出国審査に人が来るタイミングも重なるわけです。旅行者一人ひとりのパスポートをチェックしてスタンプを押すという作業には、単にスタンプを押すだけでなく、ブラックリストに載っている人間ではないかなどを確認しているので、それなりに時間がかかるわけです。
そのチェック作業を自動化するために、2007年11月から、日本の主要空港での出入国審査に、自動化ゲートが導入されました。事前に利用者登録しておくと、長い行列に並ばなくても、出入国審査にある自動化ゲートを通過できるというシステムです。パスポートと指紋で本人確認して、自動的にブラックリストなどとの照会も行うので、数秒で終わるというスグレモノです。
そこで、新しもの好きな僕は、自動化ゲートが導入された直後タイ旅行の際にさっそく登録しようと思いました。法務省入国管理局のホームページから利用者登録の申請書をダウンロードして記入し、さっそうと空港に行きました。出国審査の場所で、簡単に利用者登録ができることになっていたんです。
ところが・・・利用者登録ができるのは午後5時まででした。僕が乗ろうとしていた便は6時過ぎだったため、僕が出国審査に到着したのは5時過ぎ・・・結局、従来通りにスタンプを押してもらって出国しました。僕が成田空港から乗るバンコク行きは、すべて夕方発なので、自動化ゲート利用者登録ができない・・・そんな状況が続いていました。
今秋から羽田空港からもバンコク行きが飛ぶようになり、ますますバンコクに行きやすくなって嬉しいんですが、羽田からのバンコク行きは夜中の出発が便利そう・・・。ということは、やはり、自動化ゲートの登録ができない時間・・・。これじゃ、登録できないじゃん!
いや、他にも登録方法はあります。
入国管理局のホームページの説明をよく読んでみると、東京入国管理局でも利用者登録ができるんです。わざわざ行くのは…とは思っていたけど、利用者登録しないと、自動化ゲートは使えない状態のまま。東京入国管理局の場所を確認したら、品川駅からバスで簡単に行ける場所だったので、行って登録してみることにしました。
行ってみると、自動化ゲート登録の窓口には誰も人がいない・・・待っている人もいない・・・となりの窓口の係員に、そこに置かれている用紙に名前を書いて待っているようにと指示され、そこで3分ほど待ちました。すると、奥の事務所から現れた女性が僕を呼び、僕は事前に記入しておいた申請書とパスポート、そして身分証明として運転免許証を渡しました。実は、このとき、登録システムの障害が発生し、30分ほど時間がかかってしまったんですが、システムが復旧してから要した時間は2分くらい。つまり、本来は2、3分で登録できるんだと思います。
自動化ゲートの利用者登録をすると、持っているパスポートの有効期限の1日前まで、自動化ゲートを利用することができるようになります。
果たして、実際に、空港で自動化ゲートを通過できるのか…今度、実際に体験してから、またご報告します。

今年がホントの電子書籍元年!?

昨日(2010年12月9日)放送の「カンブリア宮殿」(テレビ東京)は、電子書籍元年 × 村上龍~「変化」に怯えるか?
ワクワクするか?~」
と題して、今年、iPadが巻き起こした電子出版の大きなうねりを特集していました。MCの村上龍氏も、今年は新作小説をiPad向けに出版したり、電子出版の会社を立ち上げたりで、大きく電子出版にシフトされたようです。

これまで、日本では何度か、電子出版を立ち上げる動きがありましたが、すべて普及せずに終わっています。1980年代終わり頃には、EPWINGというCD-ROMを使った電子書籍の規格が登場していましたが、あまり普及しませんでした。最近では、2004年に、ソニーがLIBRIéという電子ブックリーダーを発売しましたが、これも普及には至りませんでした。
では、今回も普及せずに終わるのでしょうか?
それにしては、出版業界、印刷会社、作家たちが、慌てているような気配がありますが…。
とりあえず、日本に限定して話をしますと、これまでの電子出版の立ち上げ時と決定的に異なるのは、先にハードウェアが売れていることです。これまでは、専用ハードウェアと電子書籍の規格がセットになっていることが多く(PCにソフトを入れれば閲覧できるということもありましたが)、結局、ハードウェアを売るにはコンテンツが必要なのに、そのコンテンツを集めることに時間がかかり過ぎて、立ち上げがうまくいかずに終わってしまうということが多かったのです。
今回は、iPadという、iPhoneやiPod Touchでの成功の延長線上にあるスレート型の端末が市場に普及し、その上で本が読めるということになったために、一気に、電子出版化が加速しています。
これまで、日本ではコンテンツを集めることが難しいとされていました。それは、日本の出版業界の慣習?として、著者との間では書籍の出版についてのみ、権利を受けて出版することが多く、その書籍を電子化する権利などは著者に残されているからです。そのため、コンテンツを集めようとすると、出版社と包括的契約という処理はできずに、個々の著者と新たな電子出版に関する契約を結ぶことになるからです。


このため、村上龍氏のように、自分で電子出版の会社を設立する人が現れるわけです。そうすることで、出版社や印刷所を介さなくても、自分の本を読者に届けることができるわけです。
やはり、今年が電子書籍元年なんでしょうか。
僕には、一つ、気になっていることがあります。
それは、電子出版をする際に、結局、紙の本をモデルにして、電子ブックも作られていることです。私たちは、紙というメディアを発明して、それを一定の大きさに裁断して、そこにインクで文字を印刷する技術を開発して、本というものを作ったわけですよね? 本は、紙というメディアの特性や制約によって、あのような形に出来上がったものです。
電子出版は新しいメディアです。スレート型の端末に文字を表示して情報を読者に伝えるわけですが、その方法は必ずしも紙の本のようである必要はないのです。むしろ、まったく別の電子ブックという形が作られるべきなのだと思います。スレートの上であっても、基本的には紙というメディアをメタファーにしているために、ページをめくったり、ブックマークしたりする電子書籍が現れていますが、まったく違うインターフェイスの本があっても良いのです。たとえば、流星群のように文字が自分に向かって飛んでくるような本とか、アニメーションの中に文字が動き回っているものとか…(これらは例として挙げているだけで実用性がある例だと思ってはいません)…あるいは、もうあまり文字に頼らずに、音声速読してくれる本であっても良いのかも知れません。
グーテンベルクが活版印刷を発明して、紙の書籍を世に出したように、私たちは電子メディアという新しい媒体になったときの書籍の形を発明する必要があるのではないでしょうか。これまでの出版業界、印刷業界は、そういう全く新しい書籍の形を発明していかないと、存在価値が失われてしまうような気がします。もちろん、一部の作品としての書籍はまだまだ残っていくでしょうが、逆に、実用的に消費されているフィクション、ノンフィクション作品などの書籍や雑誌は、急速に消えていくのではないかと思います。CDショップが街から姿を消してしまってきているように、書店もまた、特徴をもった店舗経営をしていかないと、閉店を余儀なくされると思います。
iPadが市場に出て、出版ビジネスにも大きな影響を与えたという意味では2010年は一つのマイルストーンだったと思いますが、2011年には、もっと新しい電子出版の形が見えてきて欲しい…新しい電子書籍の誕生という意味での元年になって欲しいと思っています。

2011年… 手帳を使う?それともiPhone?

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みなさんは手帳使ってますか?
それとも携帯やiPhoneに入っているカレンダー+予定表機能を使ってますか?
それ以外の方法で予定を管理している人もいるでしょうね。
僕は数年前まで、「ほぼ日手帳」を使っていたんですが、大学院の研究に多くの時間を費やしているときには、「ほぼ日手帳」を埋めるほどの予定はなかったし、その上、結構な重量があったので、iPhoneを使い始めてからはiPhoneでスケジュール管理していました。
iPhoneの予定表は、MS outlookの予定表と同期されるので、アポが入ると、Outlookの予定表を更新していました。必要な情報もコピペしておけば、次にiTunesで同期するときに、すべてiPhoneの予定表に入ります。
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これはこれで便利だったのですが、PDAやこの手の電子デバイスでスケジュールを管理するときの問題は、前後のスケジュールを俯瞰しにくいところです。
いや、あまり予定が多くないときは、iPhoneで十分なのですが、最近、細かい予定を入れることが増えてきて、自分のスケジュールを忘れそうで不安になってきました。
そこで、先月頃からいろいろと手帳を物色していたんですが、先週、ロフトに行ったところ、「ほぼ日手帳WEEKS」という、ビジネス仕様の「ほぼ日手帳」が売られていました。1,890円。他の手帳に比べて、ちょっと高いような気がします。でも、使いやすそう。見開きで、左側には1週間のスケジュール、右側にはメモスペース。月間予定表も手帳の始めのほうにあります。
ちょっと考えた末に、1,890円を投資してみることにしました。
果たして、これでスケジュール管理が円滑になるでしょうか・・・。
まずは、この手帳に慣れてからですね。この手帳の評価ができるのは、使うことを止めるときか、1年経ったときだと思います。乞うご期待!(笑