「Japan!」カテゴリーアーカイブ

日本は寒いから…セラミックファンヒーターを買いました!

日本は本格的に寒くなってきました。

僕の個人的な理想というか、妄想に近いですが、10月から3月をタイで過ごし、4月から9月を日本で過ごすという生活に憧れています。もっとも、真夏の日本はタイより熱い気もするので、7月と8月もタイで過ごすというのもアリですけど(笑

昨日は冬至で、これから毎日、日が長くなっていくわけですが、寒さはまだこれからが本番です。というわけで、今月は月初から家のあちこちの防寒対策をしています。と言っても、それほど予算をかけずに、という条件があるので、窓ガラスにプチプチ(エアキャップ)を貼ったり、断熱シートを使ってみたりしながら、部屋の温度アップに挑戦しています。

しかし、お風呂の暖房は問題でした。ネットで検索すれば、本格的な浴室暖房機などがあることはわかっていますが、かなりお金がかかり、工事も必要となってしまいます。かと言って、狭い洗面所と浴室に、遠赤外線ヒーターのように、真っ赤に発熱するタイプのものはキケンですよね。そんなことを考えている頃、たまたま訪れた友人宅の洗面所(浴室)で使われていたのが、セラミックファンヒーターでした。

友人の感想は、歯磨きのときとか、すぐに暖かくなるし、入浴前に浴室を温めることもできて、なかなか良いとのこと。Amazonのレビューを見ても、それなりには暖かくなりそうなので、急いで購入しました。

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土曜日午後にアマゾンでポチっとしたところ、本日(月曜日)、宅急便で届きました。昔は、アマゾンは夕方までにポチると、その日のうちに発送したりしていたものですが、最近は、プライム会員というステータスができて、そちらの人たちが優先されるので、中1日かかることが多いですね。まぁ、それでも、家から出ないで、あんなものやこんなものが、比較的安価に買えるのですから、便利ですけど。

さて、届いたセラミックファンヒーターの能力を理解するために、実験をしてみました。午前11時08分、浴室の温度は15度弱という感じでした。(時計についている温度計は反応が遅いようですので、無視してください。)

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ここで、ファンヒーターを「強」に設定して約30分間、オンにしておき、再び浴室の温度を見てみました。

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15℃だった浴室の温度が22℃に上がって、ぽかぽかしていました。とりあえず、入浴前に浴室を温めるという目標は達成できるようです。お風呂に入ろうとするときの寒さの軽減はできると思います。入浴の最中は、湯船にお湯をためておき、まずそこで体を温めれば、まぁ、暖かく過ごせるのではないかと思います。

浴室から出て洗面所に戻った時に、このファンヒーターを再度使うべきかどうかは、ちょっと考え中です。お風呂で温まった後なら、要らないんじゃないかとも思っているんですが…。でも、ヒートショック対策としては、使ったほうが良いのかも知れませんね。今後、使用しながら、最適な方法を考えていきたいと思います♪

 

タイ人観光客が言う「ウ~マミ」とは?

本年(2013)7月1日から、タイ国民に対するビザ免除が実施されました。これは、日・ASEAN友好協力40周年を契機としたビザ緩和ということですが、もちろん、海外から日本に来る観光客を増やそうという政策を進める上で重要な具体的措置でもあると思います。このビザ緩和により、IC一般旅券を持っているタイ人が、15日以内の滞在期間、観光を目的として訪日する場合には、ビザを取る必要がなくなりました。(同時に、マレーシアもビザ免除が実施され、他のASEAN国に対しても、ビザの数次化や滞在期間延長等の緩和措置が実施されています。)

このビザ緩和については、たしか6月に発表され、7月1日から実施されているのだと思いますが、観光庁の統計を見ると、すでに7月の外国人観光客数に大きな影響を与えているようです。速報値ですが、7月に日本に来た外国人旅行客は100万31,00人。そのうち、タイ人は30,200人。2012年7月のタイ人観光客の数は16,347人でしたから、去年に比べて今年は84.7%増加したことになります。

最近は、日本のテレビニュース番組でも、タイ人観光客の様子を取材して放送することが増えてきました。富士山周辺に行ったり、都内の観光地を見たり、買い物したりする姿は、タイ人らしく旅行を楽しんでいて、微笑ましい感じがするんですが、食事のシーンで日本食を食べながら「ウマミ」と言っているタイ人が数名いることに気づきました。もちろん、「オイシ」と言って、美味しいと感想を言っている人も多いのですが、「ウマミ」?

このウマミという言葉、日本人は、おいしいという感想を言い表すときには使いませんが、どうやら味の素がタイで放送しているCMで使われているようで、それがタイ人に浸透しているということのようです。

タイ味の素CM「ウマミ」

 そして、どうやらこれはタイだけではなく、味の素のグローバル広告戦略の一つのようで、味の素のウマミについて他の国でもCMを流していて、それらのCM中では日本語の「ウマミ」をそのまま使っているようです。

タイ人が新宿のレストランで「ウ~マミ」と言っている姿はかわいいんですが・・・でも、正しい日本語を考えると、そういうときには「ウマい」という言葉を使うんだと覚えて欲しいなと、ニュースを見ながら思ったりしています。もっとも、「オイシ」も、タイの外食チェーンの店名から「美味しい」という意味だと覚えているので、最後のシを伸ばして、「おいしい」ということも、日本旅行を通して知ってもらえると嬉しいですね。

 

十日市(とおかまち)

十日市。

埼玉県大宮(さいたま市)にある氷川神社では、毎年12月10日に十日市が開かれます。
酉の市のように、熊手が売られていて、商売をされている方々が去年買った熊手をもってきて、新しい熊手を買っていきます。
でも、熊手を買わない人も、たくさん来ます。
たぶん、小中学生はまだ日が暮れないうちにやってきて、様々な食べ物の屋台を楽しんでいるんだと思います。中高生も、夕方から夜にかけて、友だちと連れだって遊んでいます。
僕も久々に行ってみようと思いたち、夜10時過ぎ頃に行ってみましたが、なんだか、すでに人の数は少なめでした。仕事帰りに、熊手を買いにきている人たちも、いるにはいましたが、あまり多くありませんでした。以前は大混雑で歩くのも大変だった参道も、楽に歩けました。
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サクラサク

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東日本大震災から1ヵ月が経ちました。
3月11日から数日間は、すべての民放もNHKも、特別報道番組だけを放送し、しかも民放からはコマーシャルが消えていました。その後、少しずつテレビ番組は通常のスケジュールに戻ってきたものの、ニュースで伝えられることは、東北地方を広範囲に襲った災害の被害状況、東京電力の福島にある原子力発電所の問題、関東地方の計画停電などのニュースばかりで、心が沈む時が続いてきました。
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なかなか明るいニュースがない1ヵ月間でしたが、それでも桜が咲く時期になりました。いま、関東地方の桜は満開です。大震災後、多くのひとたちの心は、鬱状態になり、仕事や勉強に集中できない、あるいは、やる気が出ないという人が多いです。かくいう僕も、震災直後、新しいことをする気力を失い、震災の被害を伝えるニュースを見るばかりでした。それまで、ふつうに存在していた町や家や人々の暮らしが、あの日、あの地震と津波で奪われてしまった喪失感、無力感に押しつぶされそうな気持だったのかも知れません。
でも、桜は咲きました。春はやってきました。たくさんの物、たくさんの命を失いました。しかし、時は止まっていることなく、季節は巡っています。僕たちがその気になれば、そして時間や努力を惜しまなければ町はまたつくれるはずです。東北地方も復興できるはずです。昨年、日本のGDPは中国に抜かれて世界第3位になり、この大震災で今年はさらに日本の経済は落ち込むことでしょう。でも、僕たちが知恵を出し合い、力を合わせれば、日本はまた目覚ましい復興を遂げられる気がします。そのためには、もっとしっかりとして政治家によるリーダーシップが欲しいところですが、それが足りなくても、それぞれの地方、業界、組織の中のリーダーが活躍してくれること、個人個人が前に向かって歩みだすことで、日本は復興すると思います。
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日本は復興するとは言っても、GDPで世界第2位に返り咲くことが日本が目指す目標ではないような気がします。この大震災による原発事故と停電のおかげで、僕たちはいかに電気に依存した生活をしてきたかを思い知らされました。僕たちは、本当の豊かさとは何か、自然と共生する安全な生活はどうすれば実現できるかを考えながら、復興を進めていくべきなのではないでしょうか。
僕は「日はまた昇る」ことを信じています。
ただ、新しく昇ってくる太陽は、経済大国としての日本でなくても良いと思っています。国民が豊かに平和に暮らせる国として再生できれば、そして、世界の国々と協力し合って生きていける国であれば良いと思っています。そういう日本を再生することが、僕たちに課せられた次の世代への責任なのではないでしょうか。

「なぜ私は日本から逃げ出さないか」by Paul Blustein (ワシントンポスト2011年3月18日)

“Why I’m not fleeing Japan” (「なぜ私は日本から逃げ出さないか」)と題した記事が3月18日のワシントンポスト(Washington Post)に掲載されました。この記事を書いたのは、元ワシントンポストの記者であるPaul Blusteinさん。現在はご家族と鎌倉に住んでいるようです。

この記事の中で、大震災により発生した福島の原発事故後、日本に住んでいるたくさんの外国人が国外に避難したり、あるいはアメリカでヨード剤が売り切れになったりしていること、また、Blusteinさん自身、たくさんの海外の友人から日本からの脱出の予定を質問されていることに触れて、まるで日本全体が放射性物質のように捉えられていることは、この災害に苦しんでいる日本の復興をさらに難しくすると指摘しています。

僕も、3月11日以降、海外の友人から安否確認のメールをもらったり、あるいは日本の知人の中には関西に避難したり、あるいは海外に避難したりしている人もいます。
「タイに来れば?」と言われえば、もちろん「行きたいね。」と答えていますが、本当はこんな時期にタイにいても、きっと落ち着かないと思うので、日本にいたいと思っています。僕がタイに行ってのんびりとリラックスできるのは、良くも悪くも、日本という母国があって、自分が日本人であるという自覚があるからです。日本というしっかりとした基盤があってこそ、自動車、電気製品、日本の大衆文化、そして日本人という「日本ブランド」が高く評価されていると思うし、多くの海外にいる日本人はそのブランド力を享受しているんだと思います。
スギ花粉症を患っている身としては、この時期は日本にいたくないのが本音ですが、今だからこそ、日本にいて何かしなければという思いがあります。と言っても、僕にはたいしたことはできませんから、せめて、ふつうの生活を送る努力をしたいと思っています。もちろん、タイ好きな僕は、なるべく早くまたタイに行きたいです。だからこそ、1日でも早くこの混乱が終息して、日本の本格的復興が始まるときを待っています。
この大災害を乗り切るという共通の目標をもった日本人は、たぶん、すごい力を出してくれると信じてます。僕がタイに行ける日も、そんなに遠い日ではないはずです。

自動化ゲートの利用者登録

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海外に行く時の出国審査って、時間帯によっては、大混雑していますよね。出発便が同時刻に重なっていると、出国審査に人が来るタイミングも重なるわけです。旅行者一人ひとりのパスポートをチェックしてスタンプを押すという作業には、単にスタンプを押すだけでなく、ブラックリストに載っている人間ではないかなどを確認しているので、それなりに時間がかかるわけです。
そのチェック作業を自動化するために、2007年11月から、日本の主要空港での出入国審査に、自動化ゲートが導入されました。事前に利用者登録しておくと、長い行列に並ばなくても、出入国審査にある自動化ゲートを通過できるというシステムです。パスポートと指紋で本人確認して、自動的にブラックリストなどとの照会も行うので、数秒で終わるというスグレモノです。
そこで、新しもの好きな僕は、自動化ゲートが導入された直後タイ旅行の際にさっそく登録しようと思いました。法務省入国管理局のホームページから利用者登録の申請書をダウンロードして記入し、さっそうと空港に行きました。出国審査の場所で、簡単に利用者登録ができることになっていたんです。
ところが・・・利用者登録ができるのは午後5時まででした。僕が乗ろうとしていた便は6時過ぎだったため、僕が出国審査に到着したのは5時過ぎ・・・結局、従来通りにスタンプを押してもらって出国しました。僕が成田空港から乗るバンコク行きは、すべて夕方発なので、自動化ゲート利用者登録ができない・・・そんな状況が続いていました。
今秋から羽田空港からもバンコク行きが飛ぶようになり、ますますバンコクに行きやすくなって嬉しいんですが、羽田からのバンコク行きは夜中の出発が便利そう・・・。ということは、やはり、自動化ゲートの登録ができない時間・・・。これじゃ、登録できないじゃん!
いや、他にも登録方法はあります。
入国管理局のホームページの説明をよく読んでみると、東京入国管理局でも利用者登録ができるんです。わざわざ行くのは…とは思っていたけど、利用者登録しないと、自動化ゲートは使えない状態のまま。東京入国管理局の場所を確認したら、品川駅からバスで簡単に行ける場所だったので、行って登録してみることにしました。
行ってみると、自動化ゲート登録の窓口には誰も人がいない・・・待っている人もいない・・・となりの窓口の係員に、そこに置かれている用紙に名前を書いて待っているようにと指示され、そこで3分ほど待ちました。すると、奥の事務所から現れた女性が僕を呼び、僕は事前に記入しておいた申請書とパスポート、そして身分証明として運転免許証を渡しました。実は、このとき、登録システムの障害が発生し、30分ほど時間がかかってしまったんですが、システムが復旧してから要した時間は2分くらい。つまり、本来は2、3分で登録できるんだと思います。
自動化ゲートの利用者登録をすると、持っているパスポートの有効期限の1日前まで、自動化ゲートを利用することができるようになります。
果たして、実際に、空港で自動化ゲートを通過できるのか…今度、実際に体験してから、またご報告します。

銀座 ~2010年12月~

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昨日、銀座に行ってきました。
銀座三愛の上にリコーのRing Cubeというショールーム兼ギャラリーのようなスペースがあるんですが、そこでRicoh GXRと28ミリレンズについてのワークショップが開かれたので、久々に銀座に行きました。
帰り道、午後5時過ぎたくらいの時間帯ですが、すでに周囲は暗くなっていて、ミキモトの前を通ったら、クリスマスツリーの写真を撮る人が群がっていました。そこで、僕も持っていたRicoh GR Digitalで激写!?
人が多すぎて、人を入れずにツリーを撮ることは、ほぼ不可能な状況でした。
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こちらの写真は、銀座松坂屋方向を激写したもの。
FOREVER 21があったり、ラオックスが出店したりと、最近の銀座の変化をけん引しているような松坂屋。これから銀座はどうなっていくんだろう…。

クリスマスはXmas

11月に入り、日本ではショッピングモールを歩いているとクリスマスソングが聞こえてくれる季節になりましたね。例年、この時期になると、クリスマスをX’masと書いてある広告やお店のPOPなどを見かけていたのですが、今年はいまのところ、みんなXmasになってます。まだ、X’masと書いてあるものを見てません!

ついに僕の長年の普及啓蒙活動が実を結んできたようで、とっても嬉しいです。クリスマスは英語で書く場合、Christmasと綴るか、あるいはXmasと書きます。このとき、Xの後にアポストロフィは入れません。辞書を見ると、ちゃんとXmasという単語が載っています。Xmasという単語の話の詳細は過去ログも見てください。
ところで、タイでは11月になると2つの季節の風物詩が現れてきます。
ひとつは、ビアガーデン。
タイでは冬にビアガーデンが開かれます。
なぜかって?
それは、暑い時期は外でビールなんて飲んでいられないからです(爆)
だから、毎年、涼しくなってきたこの時期にビアガーデンが開設されます。(常設のビアガーデンもありますけどね。)
ふたつめは、イルミネーション。
バリバリの仏教国のタイですが、ホテル、ショッピングモール、デパート、大きな商業施設には、クリスマスのようなイルミネーションが飾り付けられます。このため、イルミネーションが多いバンコク中心部では、タイ人も外国人観光客も、カメラをもって、夜な夜な徘徊しているし、そういう人を当て込んだ屋台も出て、結構、賑わっています。
今から3ヵ月くらいが、タイに行くには一番良い時期だと思います。
ぜひ、時間とお金がある方は、タイに行って、イルミネーションを見ながら、ビアガーデンでビールを飲みまくってきてください。あっ、でも、タイで飲みすぎて体を壊してしまったり、タイにハマって日本に帰れなくなったりしても、僕はまったく関知しませんので、タイに行く時には自己責任でお願いします。
※下の写真は2004年、バンコク在住のときに撮ったものです。(ブログ記事2004年12月13日より)

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噂の上海万博PRソング

 

 

上海万博PRソングが、日本の歌手、岡本真夜さんが作った「そのままの君でいて」に酷似しているという、いわゆるパクリ疑惑。ニュースで聞いたときには、どこかのフレーズがパクられているのかと思っていましたが、YouTubeで両方聞いてみて、あまりにも全体的にパクられていて驚きました。

いくらなんでも、そのままコピーしたらマズイでしょう、って突っ込まれるぐらいの出来栄えです。

このYouTube映像は、2つの曲をmixiしたものです。作った方は、遊びで作ったと書かれていますが、よくできていると思います。

 

さて、この問題ですが、上海万博実行委員会は、岡本真夜さんに正式に使用許諾の申し入れを行い、岡本さん側も快諾したというニュースが入りました。

 「このたび上海万博実行委員会さんより『上海万国博覧会公式PRソング』に『そのままの君でいて』の楽曲使用の依頼をいただきました。世界中が注目するイベントである上海万博に協力させて頂ける機会を頂き、とても素敵なお話で光栄です」

 まぁ、このことで、岡本さんの曲がまた見直されて、音源がダウンロードされたりするなら、それはそれで良いのかなとも思いますが… でも、中国の著作権意識の低さは、やっぱりコワイなぁと思った出来事でした。