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Airport Rail Link ~エアポート・レイル・リンク~に乗ってみた!

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バンコクのスワンナプーム空港に到着したあと、あなたはホテルまで、どんな交通機関を使って移動しますか?タイのリピーターであるほど、タクシーやAOTリムジンを使ってしまっているのではないでしょうか?
かくいう僕も、たいていの場合はタクシーを利用します。過去には、リムジンバスを使ったこともありますが、これは自分が泊まるホテルに都合が良いところに降ろしてくれるとは限らず、夜中にスーツケースを転がしながら、バンコクの凸凹の歩道を歩いた記憶があります。タクシーの料金があまり高くないこともあり、やはりタクシーが便利な移動手段ですね。
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しかし、2010年、このスワンナプーム空港とダウンタウンを結ぶ鉄道が開通しました。エアポート・レイル・リンク(Airport Rail Link)です。そこで、今回の旅行中、タクシーで知人を空港まで見送った帰りに、この鉄道を使ってダウンタウンまで戻ってみました。
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Airport Rail Linkの駅は、スワンナプーム空港の地下にあります。
地下に降りると、空港ホテルとエアポート・レイル・リンクのサインが出ています。
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エアポート・レイル・リンクには、急行(SA Express Line)と各駅停車(SA City Line)があります。
急行は、スワンナプーム空港からMakkasan駅まで、途中駅に止まらずに行きます。このMakassan駅でMRT(地下鉄)と接続しています。一方、各駅停車は、Makkasanよりさらに先のPhayaThai駅まで行くことができ、BTSスカイトレインのPhaya Thai駅と接続しています。
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スワンナプームからPhaya Thaiまで各駅停車に乗ると料金は45バーツです。地下鉄と同じように、小さな円盤というか、トークンがチケットになっています。各駅停車の所要時間は30分。
バンコクの渋滞をご存じなら、結構、安くて速いということがおわかりになるかと思います。
距離は28kmですが、タクシーの場合、高速料金を含めて300バーツ以上、所要時間は空いていれば40分、渋滞していると…1時間半くらいかかってしまうかも知れません。
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乗ったのは平日の夜8時過ぎでしたが、各駅停車でしたので、旅行者以外にも途中駅周辺の住人らしき人が乗り降りしていました。車内は、座席はすべてうまってしまって、少し立っている乗客もいる程度の混雑具合でした。
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各駅停車の利用者のほとんどは、終点のPhaya Thai駅で降りて、そのままBTSスカイトレインに乗り換えていました。スカイトレインの駅とは、ブリッジというか、デッキというか、つながっていますので、スーツケースであってもキャスターが付いていれば、それほど苦労せずに移動できます。(階段の上降はちょっと大変だと思いますが。)
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乗った感想は、結構、快適でした。
安くて速いし、渋滞に関係なく移動できるのが嬉しいです。
ただし、これを利用するには、以下の2つの条件に合う場合だと思います。
1.荷物が多くないこと
2.泊まるホテルがBTSスカイトレイン駅に近い立地であること
例えば、アジアホテル・バンコクはBTSの駅とホテルが接続されているので、多少の荷物を持っていても、あまり大変な思いをせずに、ホテルに到着することができます。
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Makkasan駅でMRT(地下鉄)への乗り換えも可能で、荷物が小さければ、地下鉄駅周辺のホテルへの移動にも便利だと思いますが、地下鉄は入る際にセキュリティチェックがあったり、地中深くもぐっていくため、荷物も邪魔になるのではないかと思うので、身軽な旅行者の方以外には、あまりおススメしません。
と言っても、空港とダウンタウン間の移動をする時間帯によっては、道路が激しく渋滞することもあるので、時間帯によっては、エアポート・レイル・リンクは強力な移動手段となってくれると思います。
エアポート・ライル・リンク(Airport Rail Link)の運行時間は、午前6時から午前零時までです。