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チミチミ!?
さぁ、タイに行きましょう!!
最近、ある事情で忙しく、ブログ更新できておりません。
Steven Jobsに敬意を込めて
パソコンの黎明期に、Appleというパソコンを世に出して、その後、Lisa、Macintoshを開発。
Thai Festival 2010
羽田から飛ぶバンコク便!
2010年10月31日から羽田空港のD滑走路共用が開始されます。そして、タイ・リピーターにはありがたいことに、これに伴う国際発着枠の増加で、JAL、ANA、TGが羽田発のバンコク路線を開設するみたいですよね。
でも・・・発着時刻はどうなるんでしょう?
今、成田発のバンコク便は、朝早い時間帯に成田を出て、まだ明るいうちにバンコクに到着する便と、夕方6時前後に出発して、バンコクの夜中に到着というパターンが多いですよね。
僕個人としては、早朝便に乗ろうとすると、本当にすごく早朝に家を出ないと成田までたどり着けないし、夕方の便だと到着してホテルチェックインするころには日付が変わってしまったりします。
そんな時間帯だと、コンビニでお酒も売ってもらえず、お腹がすいていても屋台しかなく…まぁ、屋台も好きだから良いんですが、ホテルの場所によっては、屋台すら近くにないことも。
そこで羽田からのバンコク路線に期待したいのは、たとえば、羽田からは、昼ちょっと前くらいに出発して、バンコクの夕方に到着するというパターン。そうすれば、ホテルにチェックインしてから、レストラン(屋台じゃない食堂とか)に行って夕食を落ち着いて食べられますよね。コンビニでビールも買えるので、ホテルの部屋でもサバーイです。
アジア路線の航空機は、機材が2つの都市を往復して運航することが多いと思います。つまり、帰りの便はどうなるのか、ということですが…。バンコク発も夜中前にしていただき、羽田に早朝到着するように組んでいただけると、バンコクの最後の夜も満喫できるんじゃないかと思うんです。
ところで、航空運賃はどうなるでしょうね。
羽田発のバンコク路線は、各航空会社1日1便なので、たぶん、成田より高くなっちゃいますよね。いやぁ、正規料金は同じでしょうけど・・・いまどき、正規料金で飛ぶなんて・・・特別な人だけでしょ!?
噂の上海万博PRソング
上海万博PRソングが、日本の歌手、岡本真夜さんが作った「そのままの君でいて」に酷似しているという、いわゆるパクリ疑惑。ニュースで聞いたときには、どこかのフレーズがパクられているのかと思っていましたが、YouTubeで両方聞いてみて、あまりにも全体的にパクられていて驚きました。
いくらなんでも、そのままコピーしたらマズイでしょう、って突っ込まれるぐらいの出来栄えです。
このYouTube映像は、2つの曲をmixiしたものです。作った方は、遊びで作ったと書かれていますが、よくできていると思います。
さて、この問題ですが、上海万博実行委員会は、岡本真夜さんに正式に使用許諾の申し入れを行い、岡本さん側も快諾したというニュースが入りました。
「このたび上海万博実行委員会さんより『上海万国博覧会公式PRソング』に『そのままの君でいて』の楽曲使用の依頼をいただきました。世界中が注目するイベントである上海万博に協力させて頂ける機会を頂き、とても素敵なお話で光栄です」
まぁ、このことで、岡本さんの曲がまた見直されて、音源がダウンロードされたりするなら、それはそれで良いのかなとも思いますが… でも、中国の著作権意識の低さは、やっぱりコワイなぁと思った出来事でした。
携帯端末SIMフリー化は誰のため!?
「携帯電話のSIMフリー化」は、携帯キャリアにとっては不利な話です。
これまで専用端末を販売すること、そして、その販売が24カ月の割賦販売であることで、他の通信キャリアへの乗り換えを抑えてきたわけです。各社がお互いへの乗り換えを抑えていても、あまりメリットがないように思えるでしょうが、これは他者が料金の値下げをしても、利用者がすぐには乗り換えることができない足かせのような役割があります。その間に、自社も料金値下げという対抗措置をとれば、利用者をとどまらせることができるわけです。
SIMロックという縛りがなくなると、利用者は簡単に他者に乗り換えることになります。すると、料金の値下げがすぐに影響することになり、値下げ競争が激化する可能性が高くなります。携帯キャリアは、SIMロックのフリー化によって、自社ブランドの携帯端末を販売しなくなると、端末代金に含まれていた利益を得られなくなる上に、携帯の利用料金競争にもさらされることになります。
しかし、やっぱり、SIMフリーは利用者の利益です。
携帯キャリアの一部がSIMフリー化を渋る中、どうやったらSIMフリー化が進められるか…
まずは、携帯端末を製造しているメーカーが自社のブランドとしてSIMフリーの携帯端末の販売を始めてくれないといけないと思います。現時点では、メーカーも携帯キャリアのビジネスモデルの中に組み込まれていて、勝手にSIMフリー端末を販売することができないんだと思います。そんなことをしたら、端末を売ってもらえなくなる…。
でも、そろそろ、メーカーは勇気をもって、SIMフリー端末を販売する時期に来ているんじゃないでしょうか?とりあえず、あまり高機能でなくて良いから、メールができて、インターネットブラウザが載っている端末を比較的安価に販売してくれたら…
いま、iPhoneやXperiaのようなスマートフォンが話題を呼んでいますが、これらの端末の普及が進んでいくと、どっちみち、iModeや公式サイトのようなデジタルコンテンツの時代は終焉を迎えることになるでしょう。スマートフォンの普及とSIMフリー化によって、携帯キャリアは否応なしに、新しいビジネスモデルへの移行を迫られていくんだと思います。
「やっぱりタイが好き!」Transit No.8
先日もご紹介した講談社のTransit第8号「やっぱりタイが好き!(トラジットトラベラー・タイ編)」を買いました!
購入した理由ですが、まず、写真が気に入りました。
僕もタイに行くと同じような写真を撮ったりしているのですが、でも、この本には写真が大きく使われていることと、ふつうのタイ人が写っているものが多いところが魅力です。
そしてそこに映し出されているタイの風景。タイのレディボーイのこと、仏教のこと、普通の若者のライフスタイル、地方の暮らし、景色・・・ 一見するとあまり整理されていない情報が並んでいるんですが、豊富な写真とその風景の記憶を補完するような文章で、タイの人々の暮らしを描き出してくれているような気がします。
一点だけ、ちょっと不満なことは、本のあちこちで見出しなどに使われている英語のアルファベットのタイ風フォントが、混乱を招くのでやめてほしかったということです。
というのも、すべての大文字アルファベットをタイ風にアレンジしているんですが、タイ文字に似過ぎているのです。
僕のタイ語レベルが中途半端なせいかも知れませんが、ここで使われている英大文字フォントは、タイ文字のPOPなどで使われるデザイン文字のように見えるので、目に入った瞬間、タイ語の単語として読もうとして脳が働き、結局、タイ語の単語が見つからず脳が疲れるということが繰り返されます。
タイ語がすらすらと読める人やタイ語ネイティブの人には、すぐにタイ語でないことが判別できるから問題ないかも知れないですが、僕くらいの中途半端なタイ語知識だと、それを判別できるまでに脳がいろいろな検討を行うので、見ていて予想以上に疲れます。たぶん、タイ文字の知識がゼロであれば、始めからそんなことにはならないので、このほうがタイの雰囲気が出るということなのかも知れませんが、僕としては普通の英語のフォントで、ピシッと見出しをつけてもらったほうが良かったです。
ちょっとタイ文字風英語フォントの説明が長くなってしまいましたが、これ以外は、眺めていて、タイへの憧れの気持ち、見たことがある光景の懐かしさ、見たことがないタイの日常に感じるノスタルジー…
眺めながらタイを旅した気分になれる一冊だと思います。
日本の携帯SIMフリー化問題
基本的に、タイで販売されている携帯電話はSIMロックがかけられていませんよね。
先日、iPhoneもSIMフリーだという情報をいただきましたので、ほとんどSIMフリーだと思います。
そもそも、SIMロックとは何か。
SIMというのは、携帯電話の契約者情報が書き込まれているICチップのことで、日本ではFOMAカード、UIMカードなどの名称で呼ばれているものです。
そして、SIMロックというのは、たとえば、ドコモで販売している携帯電話には、FOMAカード以外のICカード(ソフトバンクやauのカード)を入れても、電話として使えないように細工してあることを言います。auの端末の場合には、最初に入れたUIMカード以外のカードは受け付けなくなるユーザーロックを施していると言われています。
これは、端末を作っていて、仕方なくそうなったというわけではなく、わざわざ使えないようにしているわけですが、なぜそんなことをするかというと、それぞれの携帯電話キャリアは、利用者が簡単に他社に乗り換えないように囲い込みたいためです。
さきほど、タイではSIMフリーと言いましたが、その他の国の場合、SIMロックされている携帯電話が売られている場合もあります。世界のトレンドとしては、GSM携帯のときには、SIMフリーが多かったものの、2.5G、3Gとなり、携帯向けデジタルコンテンツの仕様にキャリアごとの差異が出てきて、SIMロックをかける国やキャリアも出ているようですが、ユーザーの利益を考えれば、当然、SIMフリーが主流となるべきですね。
海外でSIMフリーが多いもう一つの理由は、携帯電話の端末は、各メーカーが販売しているということです。日本では、各携帯電話キャリアが販売している形になっており、各携帯電話キャリアが端末の仕様開発に関与しているために、それぞれのキャリアごとの仕様となっているわけです。
さて、日本でのSIMロック解除の問題ですが、平成19年に有識者による「モバイルビジネス研究会」(総務省)で検討し、「基本的には解除することが望ましい」という結論が出ています。が、事業者の反発により、うやむやになっていた経緯があります。
先日、総務省が携帯電話会社各社に対して、SIMロック解除の方針を出してきたのは、民主党政権のおかげ。まぁ、他の政策はともかく、この件については、消費者の利益を考える民主党の方針として、SIMロック解除の方向に向かったようです。
ソフトバンクの孫さんがツイッターで、SIMフリーにすると、端末の価格が上がり、端末が売れなくなり、そのメーカーは端末から撤退すると言って、SIMフリーは消費者にとってもよくないという意見を述べていました。これは、過去にそういうメーカーがあったから、なのですが…。
単純に考えて、たぶん、見た目の端末価格は上がるとは思います。でも、仮に、今、端末価格3万円だとしても、実際には、1年間とか2年間の契約の中で、電話料金を支払うように縛られる仕組みですから、結局、端末価格は分割して支払っているわけです。見た目、2年間契約で割引と聞かされていますが、はっきり言えば、毎月の電話料金から還元されているわけです。
だから、もしも完全にSIMフリーになったら、電話料金も下げてもらわないといけないわけですが、たぶん、携帯ユーザーが流動的に、簡単に他社に乗り換えるようになると思いますから、携帯電話キャリア間での値下げ競争になり、必然的に、電話料金が下がり、消費者にはプラスになると思います。
しかし、これはいくつかの端末でSIMフリー化を実験する、という孫さんの提案のような中途半端な方法ではダメです。一部の端末だけSIMフリー化され、その端末価格が上がり、そして携帯電話料金は現状のままだとすると、結局、高い端末、高い携帯使用料金となり、SIMフリー端末が売れないという結果をまねき、SIMフリーは日本にはなじまない、という結論に導かれてしまいます。(これが孫さんの狙いだと思いますが。)
必要なことは、携帯電話の仕様を共通化すること。仕様がバラバラで、たとえば、ドコモ、ソフトバンク、auのすべての仕様に対応する端末を作ると、さらに高い端末価格になってしまいます。そこで、メール、データ通信などはすべて共通の仕様にすることが必要です。
そして、携帯電話会社ではなく、各メーカーが独自に開発、販売を行うことです。そもそも、携帯電話キャリアが携帯端末を販売するのはおかしな話です。これはフジテレビがフジテレビだけ見えるテレビを売っているようなもので、利用者からすれば、メーカーがすべてのテレビ局を見られるテレビを製造、販売してくれたほうが良いに決まっています。
SIMフリー化の問題は、民主党の方針のおかげで表面化してきましたが、まだ解決に時間がかかりそうです。この問題を解決するまでに、また政権交代が起きてしまうと、この議論がどうなってしまうか分かりません。願わくは、今のうちに、SIMロック解除の議論が高まって、消費者にそのメリットを意識して欲しいです。今のビジネスモデルには合わないからという携帯電話キャリアが主張する理由でSIMフリー化しないのは、携帯電話キャリアのエゴです。彼らが儲かるビジネスモデルを捨てたくないのは当然ですが、それではいつまでも日本の携帯電話業界は世界とは隔絶されたガラパゴスになってしまいます。