バンコクでショッピング① ~中華街~

yaowaraat_street.jpg
バンコクには大きな中華街があります。その大通りの名前から、通称「ヤワラート」と呼ばれています。漢字の看板がたくさん目につき、また、「金行」という金製品を扱う商店が軒を連ねているのも、ヤワラートの特徴です。
このヤワラート、僕にとっては買い物と食事の街です。
まずは、買い物ですが、中国茶、沈香茶から香辛料などは、ヤワラートで買うと手に入れやすく安いです。しかし中華街の周辺にある市場が、実は買い物の重要ポイントらしく、日本人駐在員の奥様方には、サンペーンと呼ばれる市場で布地を買って、それで服を仕立ててもらうというのが人気のようです。
食事については、もちろん、中華料理屋がたくさんあるのですが、ヤワラートの真ん中辺りに夕方から椅子やテーブルが並び始めるシーフード屋台がお気に入りです。屋台と言っても、実はすぐ近くに店舗があるのですが、店は狭いので、道路を使って商売をしているという、したたかな中華ビジネスです。
通りを挟んで、赤いエプロンの店と緑のエプロンの店が同じようにシーフード屋台を出しています。ときどき友人を誘っては、この屋台に行って、ビールを飲みながらフカヒレスープ、焼いたエビ、魚などを食べるのですが、料金がリーズナブルなので思い切り食べられます(笑)
午後7時頃には満席になってしまうと思うので、興味のある方は、6時過ぎくらいには到着するようなスケジュールで行ってみてください。

触ってはいけません! ~Space for Monks~

space4monks.jpg
タイの街を歩いていると、よくお坊さんと遭遇します。お坊さんは、街の風景にとけこんでいて、移動には公共交通機関を利用することが多いのです。またタイでは、男性は短期間出家することもあります。出家の期間は人それぞれで、1週間のこともあれば、もっと長いこともありますが、出家している間はお坊さんであり、周囲の人にもお坊さんとして扱われ、敬われます。タイでは、子どもは親孝行として、このように短期間出家することもあり、また、自分の心の浄化のためにも出家しているんだと思います。
さて、タイのお坊さんには、守らなくてはならない戒律がたくさんあるのですが、日本のお坊さんの世界とは違うんだなぁと思うルールに、女性に触れてはいけないという決まりがあります。日本では結婚もできる宗派があると思うのですが、タイでは指1本、触れてはいけないのです。これは性欲を断ち切るために、女性に触れてはいけないというルールができたのだと思いますが、このため、混雑した乗り物などでは、女性はお坊さんに触れないように配慮してあげなければなりません。
写真は、チャオプラヤ川を運行しているエクスプレスボート内に書かれている”Space for Monks”というサインです。乗船入口から階段を下りてすぐのあたり、座席が並んでいる後ろの位置にあって、お坊さんは人にぶつからないように、ここに立つということなんでしょう。
でも、ときどきニュースで、どこかのお坊さんがお酒を飲んで、女性を部屋に連れ込んで淫らな行為をしていたなどと聞くことがあります。
僕なんか、煩悩の塊みたいなものですが、そういうニュースを聞くたびに、お坊さんもなかなか煩悩は捨てられないんだなぁ~と思います。

ペットボトルの水はストローで飲む

water_straw.jpg
タイでは、タイ人も水道から出る水は飲みません。(と言っても、中には飲んでいる人もいるでしょうけどね。それに、僕の知り合いの日本人は、平気で水道の水を飲んでました。)そこで、飲料水はどうしているかというと、タイ人家庭の多くは、大きなタンク入りか、あるいは瓶入りの水を配達してもらっていることが多いようです。デパートや人が集まるところにあるフードセンター(英語ではフードコート、いわゆるクーポン食堂)などでも、食事を買うのと同様に飲み物を買いますが、水が飲みたい人はペットボトル入りの水を買うことになります。
フードセンターでは、氷を入れたカップも買って、そこに注いで水を飲むこともありますが、タイでは飲みものを飲む場合には、ふつうストローを使います。ボトル入りの水を飲む場合にも、日本のように、直接、ボトルに口をつけずに、ストローを刺して飲みます。これは、コンビニで水を買った場合にも同様で、必ず、ストローをつけてくれます。ボトル入りの飲み物もストローを使って飲むのが基本なんです。
ちなみに、フードセンターで食事のときにボトル入りの水を飲んでいて、飲み残した場合、多くのタイ人はそのまま飲み残しのボトルはテーブルに置いていきます。一方、日本人はほとんど飲み残しが入ったボトルを持って席を立ちます。おそらくタイ人は、喉が渇いたら、また何かを買って飲めば良いと思っているからで、飲み残しのボトルを持ち歩くのは邪魔だと思っているんだと思います。
そんなタイ人でも、出先で喉が渇いて水のペットボトルを買って飲むときは、ボトルとストローを持ち歩くことになります。こんな場合、一口飲んだ後、ボトルとストローをどうするかというと、ストローはボトルの中に入れたまま、フタをします。ストローが長いものの場合には、先っぽを折って、フタが閉まるように中に押し込みます。短いストローの場合、ボトルの中に落としておきます。
日本人の僕からみると、だったらストローは捨てちゃって、ボトルだけ持ち歩いて、飲むときは直接口をつければいいんじゃないかと思うんですが、これがタイ・スタイル。直接口をつけて飲むのは下品だと思うのか、あるいは不衛生だということでそういう習慣になったのかは定かではないですが、とにかくタイ人は飲み物を飲むときにはストローを使うのです。

バンコクにある有馬温泉!?

arima2thaniya.jpg
バンコクで有名なタイマッサージ店「有馬温泉」は、スラウォン通り(スリウォンという人が多いですが、正確にはスラウォンなんだそうです)のモンティエンホテル近くにあるのが1号店(本店)です。この写真はタニヤ通りに4年くらい前にできた2号店です。
バンコクにはたくさんマッサージ屋があり、スラウォン通り、シーロム通りにも、たくさんあります。どこでマッサージを受けても、結局は担当してくれるマッサージ師の腕なんですが、僕がタイに住んでいるときには、この有馬温泉に通っていました。有馬温泉には100人以上(以前聞いたときには200人くらいいたのですが、最近は行ってないので現在は何人くらいかわかりません)のマッサージ師がいるので、下手な人もいますが、上手な人もいます。上手な人に当たったら、その人の番号をしっかり覚えて次回から指名したり、事前に指名予約すると安心です。
外国人が行くタイマッサージ店は、ふつうのタイ人が行くマッサージよりも1.5倍から2倍くらいの料金になっていると思います。が、言葉の問題もあり、また、観光でバンコク滞在中は時間が大切ですから、やはり便利な場所にある店に行くといいでしょう。
マッサージの料金は店によってさまざまですが、2時間で400バーツ前後が相場ではないかと思います。そして、マッサージが終わったら、マッサージ師にチップを渡してあげるのが通例です。チップはあくまでもサービスに対する心づけなんですが、マッサージ店の経営者は給料をとても低く設定していて、チップで稼ぐようなシステムにしています。なので、チップがないと生活に響くことは確かです。
有馬温泉の場合、出勤した順番でお客さんに付くことができます。暇な日には、何時間も待たないと次の順番が回って来ないこともあります。そして、お客さんが1時間マッサージか2時間マッサージかは、お客さんについてみて、初めてわかるので、1時間のお客さんばかりに当たる日は、待っている時間がとても長くなり、あまり稼げなくなります。マッサージを受けながら、そんな話を聞いてしまっている僕は、やはり、チップを渡することにしています。
あくまでも僕の目安ですが、有馬温泉クラスのマッサージ店の場合、1時間のマッサージで50バーツくらいのチップを渡しています。2時間だと100バーツ。足裏マッサージは1時間以下なので、やはり50バーツ。ときどき、すごく乱暴なマッサージをしたり、全然、気持ちよくなかったりすることもありますが、僕は基本的にはチップを渡しています。ただし、悪いマッサージだった人の番号はブラックリストにメモしておき、2度とお願いしないようにします。また、いつも指名してマッサージしてもらっている人の場合、僕の都合で2時間ではなく1時間のマッサージのときも100バーツ渡したりすることもあります。
チップはあなたの気持ちで渡すかどうか、いくらにするかを判断してください。ただ、僕はタイのマッサージ店でのチップは料金の一部と思っていて、サービスの良さに応じて加減して渡すのが、タイスタイルだと考えています。

研修旅行=親睦旅行 in Thai Style

日本の会社でも、よく社員旅行や従業員慰安旅行というものがありますが、昔、僕が短期間ですが在籍していたタイの政府系機関では、とっても頻繁に「研修旅行」というものが催されていました。タイでも国家公務員の給料は低いと言われていますが、しかし、所属している部局単位での旅行や組織全体で行く旅行など、年に数回の旅行が計画され実施されています。
もちろん、ちゃんと研修もしつつ、周辺の観光をするという研修旅行もあるのですが、同僚との親睦を図るための、レクレーション中心の研修旅行もあります。たとえば、僕がタイの●●省××局にいたときの2泊3日の研修旅行では、旅行中のプログラムを一切、専門の業者に委託していました。現地に到着してからは、その会社のスタッフが進行役を務めて、楽器などを使って、参加者を盛り上げて、さまざまなプログラムをこなしていくという流れでした。プログラムの内容は、グループに分かれて行うエクササイズやゲームというか、ボーイスカウトがキャンプで遊ぶアクティビティのようなノリでした。そして、研修の合間には周辺の観光地に行き、お土産を買って帰るということを繰り返していました。また、晩ご飯はカラオケ大会のようになっていて、上司もかなり酔っぱらって歌ったりしていましたし、帰りのバスの中も、マイクが回ってきて歌を歌わされたりして、とにかく全体的に思い返すと、まるで子どもの遠足でした。
タイの民間企業の状況は詳しくないですが、たぶん、官庁に負けないくらい研修旅行を実施しているんじゃないかと思います。タイ人にとって、同僚とともに旅行をすることはとっても重要なことなのでしょう。仲良く楽しく働くことが、タイ人が目指すワークスタイルなのかも知れません。

ライバル多数? ~タイ関連ブログ事情~

MaiPenRaiは、最初はホームページだったんですが、更新のたびにHTMLでページを修正するのが面倒になってブログにしました。ホームページを立ち上げた頃(たぶん2001年頃?)は、そんなにたくさんタイ関連のホームページはなくて、タイやタイ料理も、いまほどポピュラーじゃなかったような気がします。
最近、ブログのソフト(MovableType)を更新したので、それにともなって、ブログランキングのバナーとかを整理するために、ランキングのページを見てみたら、タイをテーマにしたブログの数が急増していることにビックリしました。
たとえば、下のはFC2という無料ブログサービス(誰でも、ここでブログを作れる)を提供している会社が管理しているブログランキング。


このFC2ブログランキングでは、タイというカテゴリーがないので「アジアランキング」に参加しているんですが、見るとタイに駐在している人、チューツマ(駐在員の妻たち)、タイフリーク・・・いろいろな人が書いているブログが並んでいます。そして、上位はやはり夜遊び系が強いみたいですね。バンコクでの夜遊びを実況中継してくれているようなブログは、思わず僕も読み耽ってしまいそうです(笑)。
でも、思いのほかチューツマが書いているブログにも面白いものがあり、男である僕にはない視点でタイ社会やタイ人を見ているところが新鮮です。
でも、いま、ブログがブームで(というかアフィリエイトがブームなのかな?)、タイに限らず、すごい数のブログが日々、新しく作られていますが、これはいつまで続くんでしょうか。あまりブログが増えちゃうと、面白いものを選び出すことに、かなりの労力が必要になりますよね。ランキングも一つの目安だし、検索エンジンでキーワードで絞り込むのも有効だとは思いますが・・・更新されないブログがどんどん増えていくと、インターネットの世界にいろいろな情報の残骸が散乱するような気がします。
MovableTypeの更新を機に、MaiPenRaiももっと価値ある情報を発信しないといけないなぁと思った次第です。

バンコクの犬たち

タイには犬が多いです。
特にバンコクには、そこらじゅうに犬がいます。
中には毛艶も悪く、病気なのかなという感じの犬もいますが、タイ人はみな犬をかわいがっているので、暑さをのぞけば、のら犬でも住み心地が良さそうです。
英語で書かれているのですがBangkok Street Dogsというブログを偶然見つけました。ただひたすら街にいる犬の写真を撮って載せているブログです。面白いのは、テキトーに名前をつけて、その犬の紹介をしているところです。その名前が、Samとか英語の名前なんで、どうもイマイチ、どこの国の犬なのか、ピンときませんが、ファラン(白人)が書いているブログなんで仕方ないってことでしょうか。
ところで、タイで犬に噛まれたら、すぐに病院に行って狂犬病のワクチンを接種してください。駐在でタイに行く方などは日本にいる間に狂犬病のワクチンを打つということもあるでしょうが、たとえ、ワクチンを接種していても、噛まれたら病院に行って、さらにワクチンの接種をしなくてはなりません。そのため医師によっては、事前のワクチン接種はあまり意味がないと言うこともあるようです。
バンコクのような都会に住んでいる場合には、噛まれてもすぐに病院に行けるので、たしかに事前にワクチンを接種するメリットは少ないかも知れないですが、たまたま病院が遠いところにいるときに噛まれるということもあるかも知れません。そういう意味では、あなたの行動範囲にもよりますが、事前のワクチン接種も無駄ではないと思います。
なぜ、狂犬病を怖がるかと言うと、発症してしまうと、治療法がなく、悲惨な神経症状を呈して死亡するからです。噛まれてすぐに発症するわけではなく、1~2ヵ月の潜伏期間があると言われているので、噛まれたら6回(1日目、3日目、7日目、14日目、30日目、90日目)のワクチン接種によって体内に抗体をつくって、発症を抑えるということです。なお、事前にワクチンを接種していても、それから6ヶ月を経過していると、やはり6回、接種を受けることになります。
犬に噛まれるなんてほとんどないだろう、と思う人もいるでしょうが、友人の知人がタイに旅行に来ているときに、食堂で犬の足をうっかり踏んでしまって、その犬に噛まれて、あわてて病院に行くという騒ぎがありました。とにかく、そこらじゅうに犬がいるため、うっかり踏んでしまったりすることもあり得ます。のら犬には、あまり近づかないように注意しましょう。
在タイ日本大使館 狂犬病について
テクノラティプロフィール

中国キャラクター


上海に旅行中、ときどき、中国で作られたキャラクターに遭遇しました。
中国のキャラクターって、どうなんでしょう・・・
なんか垢抜けてないというか・・・
この写真の像は、なんだか、アメリカのキャラクターの要素を集めてつくったっぽいというか・・・

こちらの写真は、中国資本のデパートに入ったときに、エスカレーターの上(天井?)に描かれていた西遊記の絵の一つです。
こっちはさっきの写真とは違っていて、とっても古い感じのキャラクター。
中国の伝統的なアニメのキャラの描き方なのかも知れないですが、これもまた、いまひとつですね。
このおかげで、日本のアニメは中国でも大人気なんですね。

Movable Type 4になりました

残暑お見舞い申し上げます。
日本は猛暑。
タイよりも暑いかもという感じですが、みなさんはどんな夏休みを
過ごしているでしょうか。
さて、僕の夏休みですが、このブログを動かしているMovable Type
というソフトのバージョン4が8月8日にリリースされたので、8日の
夕方から、その新しいソフトをサーバーにインストール開始しました。
最初のインストールでは、アップグレードという形式でやったところ、
以前のテンプレート(画面デザイン)が残った状態になってしまい、
ただしく表示されず、その後、何度か試して、結局、まっさらにして
インストールしなおして、現在のような状態に回復しました。
バージョン4にするために少しバタバタしちゃいましたが、色々、
便利な機能も追加されているようだし、インターフェイスもよくなって
いるらしいので、これからも、バリバリ(?)、ブログを書いて
いきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

ジュシタニ Dusit Thani Hotel

なぜか、最近、「ジュシタニ」をキーワードにして検索して、このブログに来てくださる方が増えているようです。ジュシタニに何かあったんでしょうか?(笑)
ジュシタニとは、シーロムにある老舗の高級ホテルです。ジュシタニグループは他の都市にもジュシタニホテルを作っているようですが、やはり、バンコクのビジネス街であるシーロムにあるジュシタニホテルが看板ホテル言えるでしょう。
ジュシタニホテルの情報(別ウィンドウで開く)
僕はジュシタニに泊まったことがないので、宿泊の感想は言えませんが、とにかく立地が良いホテルです。BTSのサラデーン駅からも徒歩5分くらい。地下鉄シーロム駅は真下にあります。また、道路を挟んで反対側にはルンピニー公園があり、バンコクの中心地と言えるでしょう。
パッポン、タニヤというナイトスポットにも近く、特にタニヤ周辺には日本料理屋や居酒屋もあるので、日本人にとっては、生活に便利な場所です。
ジュシタニには、日系の会社の事務所も入っていたりするので、ビジネスでバンコクに行かれる方にも便利なホテルでしょう。
でも、夜遊びが目的の方には・・・高級ホテルは向かないと思います。夜遊びメインでバンコクに行かれる方は、中級クラス以下のホテルをオススメします(笑)