以前、2回ほどチェンマイに行ったことがありましたが、どちらのときも往復飛行機の旅でした。
2005年9月にコンケンに行ったときには、行きをバスで、帰りを飛行機で、と組み合わせの旅をしました。
そして、2006年2月、ついにチェンマイ往復をバスで敢行しました!
と言っても、それほど悪い旅ではありませんでした。VIPと呼ばれる、ゆったりした座席のバスの場合、そんなに乗り心地が悪いわけではありません。行きも帰りも夜発、朝着、というパターンでしたが、飛行機のナイトフライトと同様に、到着のときの倦怠感はあるものの、乗っているときは悪い気分ではなかったです。
バスターミナルのチケット売場は、写真のように窓口がずら~っと並んでいます。よく見ると、チェンマイ-バンコクと書いてある窓口がたくさんあります。さらに、VIPと書いてあるバスもたくさんあります。
そうなんです。路線は同じでも、たくさんのバス会社が運行しているんです。だから、乗客は自分の好みの会社のバスに乗るわけです。
乗客らしき人が窓口近くに歩いてくると、チケットの売り子さんたちは、大きな声で呼び込みをしています。「どこに行くの~?」「バンコクならうちで行きなさい!」そんなノリで、乗客獲得競争が始まります。しかし、この路線をよく利用している人たちは、お気に入りのバス会社があるようで、売り子さんたちもそういう人には声をかけていませんでした。
ちなみに、一口にVIPバスと言っても、全部で24席(8席×3列)しかないバスと、32席(8席×4列)あるバスがありました。僕は、もちろん24席のバスでゆったりとしたバスの旅を満喫しました。僕がチェンマイからバンコクに戻るときには、ファランの老夫婦が他のバスに乗っていましたが、ターミナルでは他の日本人は見かけませんでした。やっぱり日本人は、てっとり早く飛んじゃうんでしょうかね。