「行きタイ」カテゴリーアーカイブ

スワンナプーム空港

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2006年9月28日、バンコクの空の玄関はドンムアン空港からスワンナプーム新空港に移りました。
これまでのドンムアン空港は、バンコクの中心街から30キロほど北に位置していましたが、スワンナプーム空港は、中心部から西の方向に同じくらいの距離のところに位置しています。
空港とバンコク中心部との間は、タクシーで40分~1時間程度、料金は200バーツ前後、これまでとあまり変わらない感じです。
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しかし、この空港、オープン以来、評判が良くありません。
デザインは、一見、かっこ良いのですが、よく見て回ると、あちこち、まだ工事中のように資材が置かれていたり、既に、サビている部分が見えていたり、大丈夫なの?と言いたい気分です。
僕は、まだ昼間、外から外観を眺めていないので、外観についてはなんとも言えませんが、知り合いのタイ人は酷いデザインだと嘆いていました。いいとこなし、です。
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日本からバンコクに行かれる方への注意点としては、まず、新空港にはトイレが少なく、あっても便器の数も少ないために、とても不便です。
飛行機が着陸する前に機内で済ませるか、下りてすぐ、ゲート付近でトイレを発見したら、そこで済ませたほうがよさそうです。というのも、数が少ない上に、その後、空港から外に出るまでには、かなり時間がかかるかも知れないからです。
入国審査の手続きは、ほぼ前の空港のときと同様ですが、新空港ではWebカメラで写真を撮るのは止めたようです。問題なのは、飛行機に預けた荷物がターンテーブルに出てくるまでに、かなり時間がかかるということです。開港当日は5時間かかったという話も聞きましたが、僕の場合には入国審査を終えてバゲージクレームのところに着いてから、約30分程度待ちました。たぶん、到着が集中する時間帯は、もっと時間がかかると思いますので、時間に余裕をもって行動する必要があります。
トイレは増設する予定だというウワサも聞きますが、そう簡単には工事できないでしょうから、当面は、早めにトイレに行っておくことを励行してください。
タイを出国して日本に戻るときには、ゲートの直前のセキュリティチェックが大混雑でした。でも、まぁ15分くらいで通過できるのですが、ギリギリまで買い物をしていると乗り遅れる危険性があります。(国際線は簡単には置いていきませんが、搭乗時刻にゲートにいないと、他の乗客にもすごーく迷惑をかけます。どうせ免税品店には、たいしたものは売っていないので、早めにゲートまで行くようにしましょう。)
ご参考までに、ANAのサイトの『バンコク空港移転のお知らせ』をご覧ください。
PDF版の空港案内は、こちらです。

ビアガーデン in Bangkok

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2年ぶりに、タイのビアガーデンを見てきました。
冬にタイに行かないと見られないビアガーデン・・・
あ、いや、最近は、スアンルム・ナイトバザールや外でビールを飲ませるようなところも出てきているようですが、タイの場合には、基本的に暑いときには屋内でビールを飲みましょう、というスタンスですね。エアコンが効いた部屋で、グラスに氷を入れて、ビールを飲む・・・ タイらしい光景です。
しかし、冬になると、外にいても、夜ならそれほど暑くない・・・そこで、バンド演奏を聴きながら、外でビールを飲もうと。
毎年、Central World Plazaの前には、ビアガーデンが設営されます。
去年は見てないので、どうだったかわかりませんが、今年は、Zenの前が工事のため使用不可。例年よりも狭いスペースでビアガーデンやってました。
タイのビアガーデンに行くと、巨大なビールサーバーがテーブルの上に並んでいます。これで豪快にビールを飲むのがタイ式。そんなに大量にビール頼んでも、ビールが温まる?
たぶん、それは日本人的発想。タイ人には氷があるんです。忘れてはいけません。ビールには氷を入れるんです。
※注:ただし、すべてのタイ人がビールに氷を入れるわけではありません。特に、エアコンが効いているところで、冷えたビールを飲む場合には、入れないこともあると思います。でも、アパートなんかで、車座になってビール飲んでいるときには、必ず、コンビニで買ってきた氷が登場しています。
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Central World Plaza大改装中

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Central World Plaza(旧ワールドトレードセンター)に行ってみたら大改装中でした。
外装だけでなく、内部も、かなり激しく作り変えているようで、壁や床をぶち抜いているような気がしますが・・・耐震強度なんて考えないんでしょうね、きっと。
しかし、既に改装が終わり、いろいろなブランドショップが入っているゾーンもあって、以前の古ぼけた感じを払拭して、新しいショッピングモールにリニューアルしそうな感じでした。
地震が来なければ・・・ 楽しいショッピングができそうです。

タイ・フェスティバル2006

タイは今日からソンクラーンですね。
タイには3つのお正月があると言われています。
1つは、僕たちと同じ、暦の1月1日を祝うお正月。
そして、次は旧暦のお正月。
特に中華系タイ人にとっては、旧暦のお正月も重要です。
そして、4月のソンクラーンは、タイのお正月。
一番、暑い時期でもあるので、このとき、水掛祭ということになり、
街を歩いていると、水をかけられたりします。
観光客でも油断できません。
既に、一昨日あたりから、水掛が始まっているとかいう情報も
ありますが、本格的には今日からですね。
たぶん、日本のニュースでも、水掛祭の報道があるでしょう。
ところで、僕たちが気軽に行けるタイ関連のイベントといえば、
ここ6年間、行われてきたタイ・フェスティバル。
当初はタイフードフェスティバルと呼ばれていましたが、年々、
規模が拡大し、食べ物だけじゃなくなったんで、呼称が変更
されたようです。
名称変更されても、タイ料理、タイビール、タイフルーツがいっぱいです。
お散歩ついでに、ちょっとタイの雰囲気を味わってみてはどうでしょう?
主催: タイ王国大使館
後援: 東京都、渋谷区
日時:  2006年5月13日(土) 10:00~20:00
     2006年5月14日(日) 10:00~20:00
場所: 代々木公園イベント広場 →MAP
交通 : ・JR 山手線 原宿駅から 徒歩 10分、渋谷駅から 徒歩 15分
     ・地下鉄千代田線 明治神宮駅、代々木公園駅から 徒歩 7分
     ・小田急線 代々木八幡駅から 徒歩 10分
詳しい情報は、ココで確認してください。

サイアム・パラゴン!

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行ってきました!!
サイアム・パラゴン!
BTS駅目の前に、2005年12月にオープンしたサイアム・パラゴンです。
昔、ここにはホテルがありましたが閉鎖、解体され、その後、長い長い期間、工事をしていました。そのサイアムパラゴンがついに完成したとあっては、行ってみないわけにいきません。
2006年2月に訪タイした僕は、バンコクに着いた翌日、サイアムパラゴンに行ったのでした。
大きな建物。天井も高く、通路も広くとっていましたが、平日だったのにもかかわらず、かなりの人出で賑わっていました。たくさんの家族連れやカップルのタイ人が、歩いていました。なんか、よく見ると、あまり商品は買っていないようで、グルグルと歩き回っては、レストランやフードセンターで食事をしているようでした。
サイアムパラゴンで売られているものは・・・富裕層向けの高級ファッションとコスメ、っていう感じでしょうか。僕が買うようなものはありませんでした。1階には、インターナショナル・グルメ・マーケットみたいなものがあり、高級食材がたくさんありました。
日本人として興味を持ったのは、大戸屋が総菜ショップを開いていること。(大戸屋のレストランもありました。)日本のデパ地下のような感じで冷蔵ディスプレイの中に並べて、晩ご飯のおかずを売っているという感じでした・・・。しかし、タイの人には、ちょっと慣れない風景かも知れません。タイでは、別に冷蔵せずに、大皿とか大鍋で総菜を売っていることがフツウなので、あまりに小ぎれいに並べられても、買いにくいのではないかという感じでした。
1階には、大戸屋以外にも、葵を含め、日本料理レストランが他に数店舗出店していました。どこも、どちらかというと高級日本食という感じ。大戸屋が一番庶民的な日本食だったような気がします。上の階には、映画館がありましたが、通常の座席で一人140バーツ。他の映画館より、ちょっと高めでした。
驚いたのが、地下に水族館があったこと。
しかし、この水族館、入館料が450バーツ。
どうして、サイアムで魚を見なくちゃならないの???という疑問が湧いて、とても入る気分になれませんでした。
後日、ある日本人の友人がここに入ってみてきたとメールで言ってきました。どうやら、死んだ魚がたくさん浮かんでいるという噂があったらしいのですが、彼女が行ったときには死んだ魚は3匹しか浮かんでいなかったと・・・。
ん? 3匹でも、魚の死骸が浮かんでいるのは問題なのでは?
もしも、水族館に行ったら、死んだ魚が浮かんでいるからチェックしてみてください。

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ワットポー  ~涅槃仏をたずねて~

 

ワットポーに到着しました。
上の写真は、桟橋方面からやってきたときに見えるワットポー。
標識には英語とタイ語でワットポーと書かれています。

この建物の中に涅槃仏が横たわっています。
外国人が涅槃仏を拝観するためには、この建物に入る前に、外にある窓口で拝観料20バーツを支払い、レシートをもらいます。涅槃仏の建物に入る際に、このレシートを見せる必要があるので、失くしたりしないようにしましょう。
ちなみに、数年前に来たときにはレシートチェックされた記憶がないのですが、現在は、少なくとも外国人観光客がたくさん来る午前中は入り口におじさんが立っていて、レシートの提示を求めてきます。
  

建物に入るとすぐに涅槃仏の頭を見上げることになります。
大きい。しかも、近い。そして、柱がちょっとジャマです。
写真を撮るときには、アングルが難しいと思いますが、いろいろと撮ってみると、いろいろな表情の涅槃仏が撮れるかも知れません。

涅槃仏の足元の辺り。このアングルで写真を撮ろうとする観光客が非常に多いです。この写真にも左下に他の観光客の頭が少し写り込んでいます。ときどき、この前で記念写真を撮るのに10分も20分もねばっている人がいますが、これは他の観光客の迷惑になります。記念撮影はみんなもしたいので、すばやくしましょう。
(ほとんどの日本人観光客は行儀よく順番待ちして撮影しているようです。中国語を話している観光客の方の中には、ちょっと・・・と思うような行動も見受けられます。そんなときは、先を見てから、また戻ってきて撮影するなど対応策を考えましょう。)

写真右側に写っている螺鈿細工は、実は涅槃仏の足の裏です。
 

一つひとつは、いろいろな絵柄の螺鈿細工です。

涅槃仏といっしょに、小さな仏像も安置されています。
タイ人は蓮の花とロウソクを備えたりしています。また、金箔を仏像に貼ったりしています。
 

涅槃仏の裏側には、壁に沿って鉢が並べられています。
涅槃物の足裏のを過ぎたところで、20バーツをタンブンして、小さなカップに入った25サタン硬貨を受け取ります。この硬貨を1枚ずつ(1枚ずつだと最後に余るので、実際には適当に2、3枚ずつだと思います)、壁に沿って鉢に入れていきます。

建物の出口近くまで行くと、左側に瓦が置いてあります。
ここも20バーツのタンブンで、自分の名前を瓦に書くことができます。実際に、この瓦がワットポーの屋根に設置されるのかどうかは、僕は知らないですが、これもまたタンブンです。
 

ワットポーは涅槃仏がとても有名ですが、このようなチェディ(仏塔)もたくさんあります。
また、ワットポーはマッサージの総本山としても有名です。
でも、マッサージ好きな僕も、まだ、ここでマッサージを受けたことがありません。というのも、ワットポーに来るときは、周囲の観光スポットも回る予定になっているため、ここでのんびりマッサージを受けるという機会がありませんでした。
 

チャオプラヤ高速ボート

チャオプラヤ高速ボートの中です。
中央に立っている水色の服の人が、車掌ならぬ船掌?
行き先を告げてお金を渡すと、小さな切符をくれます。
行き先は、Tha Thien(ターティエン)です。

ヨックヨーレストラン。
どれくらい有名か分かりませんが、僕は一度、行ったことがあります。僕がふだんウロウロしているSilomやスクンビットから見ると、チャオプラヤ川の対岸なために、あまり気軽に行ける感じではないですが。River Cityの反対側辺りでしょうか。

チャオプラヤ川には、いろいろな船が往来しています。
これは・・・? 渡し舟のようですが、ちょっと小ぶりなので、もしかするとコンドミニアムとかホテルが運行しているものかも知れませんね。(あくまでも推測ですが。)

大きな写真を見てください。
“Space for Monks”と書かれています。
タイのお坊さんは女性に触れてはいけないという戒律を守っていること、知っていますか?
チャオプラヤ高速ボートには、よくお坊さんも乗船しているんですが、結構、混雑しているんで、女性に触れないような安全な場所を見つけるのが大変のようです。
これは、最後列の座席の後ろ、船の最後部の乗船口に向かう通路につながったちょっとしたスペースです。
女性のみなさん、タイに行ったらお坊さんに触れないように気をつけてあげてください。

見えてきました、ワットアルン。
あら?
レンズにゴミ?水滴がついちゃってますね(汗
日本では三島由紀夫の『暁の寺』として有名ですね。

さぁ、船をおりましょう。

続きを読む チャオプラヤ高速ボート

ワットポーをめざして


MBKを出発して、ワットポーに向かいます。
今回の経路は、まずBTSスカイとレイン(バンコクの中心部を走る高架鉄道)でチャオプラヤ川の桟橋まで行き、そこからExpress Boatに乗ります。とってもシンプルです。
MBKはBTSの”National Stadium”駅に隣接していますから、ここからBTS Silom Lineに乗って終点の”Saphan Taksin”駅まで行きます。ちなみに、サパンは橋という意味で、タクシン橋駅に向かうわけです。
BTSに乗るには、まずチケットを購入します。この券売機は、10バーツと5バーツ硬貨しか使用できないので、小銭がない人は窓口で両替してもらいます。まず地図で行き先駅を探して番号を調べます。隣の駅は1、その隣は2・・・という感じで番号が出ています。この番号がわかったら、券売機で、まずこの番号を押します。すると料金が表示されますので、その料金分の小銭を投入します。
BTSには、現在、2つの路線があります。一つが、このSilom Line。もう一つは、Sukhumvit Lineです。今回はSilom Lineの端から端までの乗車です。たぶん35バーツ!?

“Saphan Taksin”駅に到着すると、桟橋はすぐです。チャオプラヤ川の観光船と同じ桟橋まで行きます。乗船券売り場がありますが、これは観光船のものです。以前は、Express Boatの乗船券売り場もありましたが、今は、乗船してから、船の中でお金を払います。

※この船は観光船です。
船は、どちらの方向の船も同じ桟橋につきます。Saphan Taksinからワットポー、ワットアルン方面に行くには、”Nonthaburi”行きの船に乗ります。BTS駅を背後にして川に向かって、右の方向がNonthaburiです。
行き先?
そうですね。船に乗ったら、お金を集めに来る人がいますから、”Tha Thien”(ター・ティエン)まで行きたい、あるいはワットポーまで行きたいと言ってみてください。外国人観光客の利用者も多いので、たぶんわかってくれると思います。
ちなみに、王宮に行きたい場合には”Tha Chian”でおります。また、タマサート大学に行く場合には、”Wang Lang”で下りてから川の対岸への渡し舟に乗って”Phra Chang”で下ります。

MBKで朝食を~


2005年9月10日、僕はバンコクにいました。
雨季とはいえ、バンコクは毎日のように雨が降り、なんだか日本の梅雨を思わせるような天気が続いていました。その日、僕はワットポーの涅槃物の写真を撮りたいと思い立ったのですが、とりあえず、腹ごしらえをしようと思い、MBKに向かいました。
MBKとサイアムを結ぶブリッジを歩いていると、犬がスヤスヤ眠っています。バンコクには、本当に野良犬が多いですが、なぜか、犬も幸せそうです。恐るべし、癒しの国。
※バンコクは犬が多いので歩くときはフンにきをつけてください。また、寝ている犬に気づかずに踏んで足を噛まれるという事件も発生しています。犬に噛まれたらすぐに病院に行って狂犬病の注射をしてもらってください。狂犬病は発症すると致死率90%以上です。犬に噛まれたら侮らずに、すぐに病院に。
 
さて、MBKに着きました。
ここはサイアム・スクエアのすぐ近くにあるショッピングモール。東急デパートもあり、パトゥムワン・プリンセスホテルにもつながっています。MBKには携帯電話屋さんがたくさんあって、バンコクで携帯を買うと言ったらMBKというくらい、携帯電話でも知られています。また、服や靴が安売りされていたり、タイの手工芸品も手ごろな値段で売られたりしています。最上階には、ボーリング場と映画館もあり、平日の夕方や週末は若い人で大混雑しています。

かわいい子にはタイさせろ!?


数日前、いつものように通学途中、大宮駅構内を歩いていたら、この広告が目に入りました。きれいな海、象、島・・・なんかタイっぽいなぁ~、そう思ったら、右下に大きく”THAI”の文字。
え?何これ?
よく見たらタイ国際航空の広告でした。
「かわいい子には、タイさせろ」
「タイって、いい奴!」
というコピーも書かれていました。
この夏、南の島が恋しくなったら、ご家族でタイのビーチリゾートに行ってみてはいかがでしょうか。
でも、先月、バンコクに行ったときに知り合いのタイ人から聞いた話では、プーケットは災害前に比べて、宿泊費が3割ほど上昇したということです。きっと安い宿が壊れてなくなってしまい、供給量が減ったためではないかと思います。そのあたりは、よ~く調べて、旅行プランを立ててください。