「知りタイ」カテゴリーアーカイブ
バンコク地下鉄
タラート、タラート!
タラートとは、市場の意味。
バンコクでは、住宅街でもビジネス街でも、人が多い地域で、ちょっとした空地があれば、小さな店を出す店主が集まって、すぐにタラートになってしまいます。 たとえば、シーロムの裏手にある空地では、昼間、ビジネス街で働くOLをターゲットに、洋服やアクセサリーの店が軒を並べたりします。あるいは住宅街では、あまり交通量が多くない道路の周辺を使って、さまざまな食材のタラートができたりします。
これらのタラートの店主たちは、それぞれが扱う商品の卸売りの市場から、その日に買ってきて売ったりしているわけです。ちょっとした商品知識、ちょっとした労力を費やすことで、いつでも商売が始められる…そんなところも、タイがいつも活気に満ち溢れている理由かも知れません。
プライド?見栄っ張り!
昔、大学時代からのタイの友人が、「タイ人は見栄っ張りが多い」と教えてくれたことがあります。
もちろん個人差があるんですが、でも、タイ人たちと付き合った経験をとおして感じることは、やはり、国民性として見栄っ張りで、プライドが高いという印象があります。そのことは、別に良いこととか悪いこととかいうことではありません。でも、それを念頭においてタイ人と付き合えば、それまで理解できなかったことタイ人の行動が、納得できるようになったりすると思います。
見栄っ張りなタイ人(?)にとって車に次いで重要なアイテムが携帯電話です。タイ語では「ムートゥー」と呼ばれています。実は、携帯電話は開発途上国にとっては、固定電話よりも手軽で普及しやすい通信手段です。タイも例外ではなくて、地方に住んでいる人が固定電話の設置工事を申し込んでも、何ヵ月も待たされるということがよくあるようですが、携帯電話なら、買ってくればすぐに使えるようになるという手軽さがあります。
そのような状況を考えれば、携帯電話を持っていることは、決して、見栄っ張りじゃないんです。携帯電話の端末も安いものなら新品でも4,000バーツ、中古品だったら、もっと安く手に入るし、プリペイド式のSIMカードを50~100バーツくらいで購入すれば、あとは通話する分だけ、リフィルカード(通話料の前払い)を買えば良いだけです。
携帯電話に関して、僕がタイ人は見栄っ張りだなぁと思うのは、1か月の家賃が3,000バーツ、4,000バーツという暮らしをしているのにもかかわらず、頻繁に最新の携帯電話端末に買い替えたりしていることです。以前、携帯電話を買うならMBKという話を書きましたが、このMBKに行くと、たくさんの若者、学生たちが、携帯電話を物色して歩いています。そして、ごく日常の風景として、彼らは数万バーツの値段の新型携帯電話を買って行ったりしています。
ちなみに、大卒の初任給が8,000バーツとも言われているのですから、給料の3か月分、4か月分を携帯電話の端末代として学生が使ってしまうのは、日本ではあまり考えられないことだと思います。でも、彼らにとっては、携帯電話の最新モデルを持っていることはクールなんです。
車でも新車を持って乗り回していることがカッコイイと考えているし、少し、お金に余裕がある人たちは、やはり車はベンツだと思っているわけです。常に他人の目を意識して、カッコイイものを身に着けていたいと思う気持ちが強いようです。
タイ人が見栄を張るためにお金を使ったりしているのを見ると、無駄だなぁと思うことがありますが、でも、彼らの視点で考えると、タイ人にとして大切にしている価値観というものがあるんだと思います。ただ、多くの場合、その価値観と支出する金額のバランスが取れないところが、タイ人の子どもっぽいところであり、タイ人といっしょに遊んでいる日本人にとっては、トバッチリを受けるポイントでもあります。
日本人である我々は、なるべく彼らのプライドを傷つけないように注意しながら、このトバッチリを受けないようにタイ人と付き合っていくことが大切だと思います。
お気に入りのフライト
これはiPhone用アプリ”Flight”のスクリーンショットです。
ユーザーが自分でフライトを検索して登録するというアプリなのですが、もちろん僕は成田―バンコク便を登録しています。
そして表示されているのは、ANA915便。成田を17:30に出発して、バンコクに20:50に到着。いま、僕がバンコクに行く必要があり、どのフライトでも選べると言われたら、たぶん、このフライトを選びます。その理由は、現時点ではサービスのクオリティとして、ANAがベストだと思うからです。
UAのマイレッジプログラムにはまっている「マイラー」の人々は、ANAは割引航空券だとマイルが少ないとか、マイルの使用期限があるなどの理由で、ANAはダメだというようなことを言っているようですが(笑)、安全性が同じだとしたら、僕は、飛んでいるときのサービスのクオリティで飛行機を選んだほうが旅を楽しめる気がします。
それで… バンコク・リピーターであるあなたのお気に入りの航空会社は、どれですか?
住んでいる地域(出発する日本国内の空港)によっても、いろいろ変わってくるでしょうね。いつも成田から出発している僕から見ると、関空出発のフライトのほうが割安だったり、キャンペーンがあったりするような気がするんですが…? 隣の芝生は…ってことでしょうか。
4月から燃油サーチャージも下がります。
5月の連休は、もう目の前。予約しましたか?
僕は5月の連休にタイに行くということはほとんどないんですが、例年、連休後の5月から6月の航空券は比較的安いので、連休後に行くことはアリです。格安航空券は、安いチケットから売れていってしまうので、計画を立てられるなら、早めに手配したほうがお得です。
夏休みにタイ旅行を計画される方も、ギリギリまで待たずに早めにプランするとお得なチケットをゲットできるかも知れません。(もちろん、旅程の変更やキャンセルで発生する手数料を考慮したうえでの早めの予約ですが。)
クール・イープン!?
スナック菓子のパッケージに大きく書かれた「インゲンまめ」「にんじん」という日本語。
これらの商品はふつうのタイのスーパーで売られているスナック菓子。
しかも、スーパーで商品棚を見るとパッケージに日本語で書かれている商品は他にもたくさんあることに気づきます。
べつに、日本人をターゲットにした商品ではありません。
ふつうのタイ人が買っていく商品です。
タイはもっともCool Japanが広がっている国の一つなのだろうなぁと思うほど、日本語があちこちで使われています。
クール・イープン?(笑)
タイの街を歩いていると、スーパーの商品以外にも、いろいろなものがあると思います。
ぜひそういう写真を集めたいと思っておりますので、皆さんからの「こんなところにも日本語が使われている!」という情報をお待ちしています。
自動改札にはさまれるな!
BTSスカイトレインの自動改札で、ちょっと体をはさまれたことある人、多いのではないでしょうか?厳密には、はさまれるほどにはならないと思いますが、ゲートが閉まり、体にぶつかることは頻繁におきていると思います。
乗るために改札の中に入るとき、カード挿入口からカードを入れると、すぐに取り出し口にカードがでてきます。これをあわてて手にとってしまうと、ゲートは体がゲートを通過する前に閉まります。(改札内のセンサーを通過するとすぐに閉まるみたいです。)自分の体が自動改札の中に入るまで(つまり、なるべく改札の出口に近づくまで)カードは抜き取らないなど、対策をしたりしますが、結局は、素早く通過するということに尽きるようです。
また、目的地に着いて、改札を出る場合にも、カードを入れてゲートが開いたら、素早く通過しないとゲートが閉まります。これも、自分の体が改札の入り口に到着してから、カード挿入口にカードを入れ、ゲートが開いたら素早く通過ということを行います。
いずれにしても、ゆっくり歩いていると、閉まってしまいます(笑
なので、速く歩けない方、ベビーカーを使っている方は、改札付近に立っているガードマンに手伝ってもらって通り抜けてください。
改札脇には、両替や特別なチケットを販売しているBTSの窓口がありますが、その近くに通り抜け可能な出入り口があります。ガードマンに合図して、そこを通りたいと伝えて、チケットを渡せば、ガードマンがチケットを自動改札機に通してくれて、あなたを広い入口から入れてくれます。
あの自動改札もドイツ製なのかどうか分かりませんが、こういう体験をすると、日本の鉄道の自動改札機がとても優秀なことが、よくわかります。
※写真は、BTSの券売機。自動改札機だけを撮影した良い写真がなかったので、今日のところはこれで(笑)。今度、バンコクできれいに撮影してきます。
Sweet Vacation
先日、深夜番組を見ていたら、Sweet Vacationという音楽ユニットを発見。
このボーカルの女の子は、なんと、チュラ大で日本語を専攻したというではないですか!
というわけで、ご紹介しておきます。
Sweet Vacation YouTube Official Page
春一番のバンコク
4月から燃油サーチャージが値下がりになりますね。
ANAのエコ割も、「春一番」というキャンペーンをやっているようなので、さっそく検索。
と言っても、4月のエコ割はすでに売れちゃっているみたいなので、ここでは安値を見るために5月中旬の平日で検索してみましょう。
5月14日のNH915便(成田発18:10、バンコク着22:50)、帰りは5月20日のNH954便(バンコク発08:15、成田着16:20)でバンコクに行くと、エコ割春一番で往復40,000円でバンコクに行けちゃいます。(税・その他3930円が別途必要)
4万円ちょっとでバンコクに行って来れるわけです。
4月中の発着でも、よく調べれば、エコ割春一番のチケットが残っているかも知れませんが…でも、4月のタイは暑いですよ。1年で一番暑い季節が4月。それでも、その暑さを楽しむという旅があっても良いとは思いますけどね。
ドギーバッグ
タイ人はお客さんをレストランでの食事に招いたりするとき、かなり多めに料理を注文する傾向があります。結局、そんなに食べられないということにもなりかねないのですが、 そんなとき、余った料理はお持ち帰りできます。
日本でもやっと最近、アメリカの「ドギーバッグ」文化が入ってきて、レストランでの食べ残しを持ち帰るということが始まっていますが、今でも、多くのレストランでは「衛生上の理由でお断りします」と言われてしまいます。つまり、食べ残しを家に持ち帰り、それを長時間、冷蔵庫にも入れずに放置した後に食べて、お腹を壊したとき、そのレストランの責任にされると困るから、というのが理由のようです。
でも、そんなこと、自己責任ですよね。
それよりも、お金を払っているお客さんが、自分の食事の残りを持ち帰りたいと言っているのに拒否するって、なんか変ですよね。
アメリカでは昔から、もうお腹いっぱいとなると、ウェイターに「ドギーバッグにしてください」と言えば、お持ち帰り用の容器に入れてもってきてくれます。
タイでも同様に、ちゃんとしたレストランならもちろんそうですが、万が一、屋台であっても、もともとラーメンでもなんでもテイクアウトできるタイですから、持ち帰らせてくれると思います。(屋台でドギーバッグを頼んだ経験はないんですが、たぶん、断らられないと思います。)
どこかの有名な人が「もったいない」という概念は日本にしかないと言っていましたが、そんなことはありません。タイにも「もったいない(シア・ダーイ)」という気持ちがあり、決して、ものを粗末にしたり、無駄を出したりすることを良しとは思っていないんです。
ただ、バンコクにいる人たちは、ちょっと「見栄っ張り」なところもあって、食べ残しを捨てたりすることもあります。これは、「ケチ」であることを嫌うことの影響もあるかも知れません。
今度、タイのレストランで注文しすぎたら、お持ち帰りにしてもらって、ホテルでビールのつまみにしてみてください。コンビニのスナックより、よっぽど美味しいつまみができますよ。