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Asia Atlantic Airlines

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先週、新聞を読んでいたら旅行会社HISの全面広告を見つけました。秋の旅行シーズンに向けた広告なんだろうなぁと思って、ちょっと見てみると、全面広告すべてがタイ旅行のツアーや航空券で埋められていてビックリしました。あれ?HISはそこまでタイ旅行に力を入れることにしたんだろうか!?

そう考えたとき、やっと、思い出しました!HISはタイにAsia Atlantic Airlinesを設立したんですよね。これは、日本のHISが49%、HISタイ現地法人が39%、そしてバイヨークグループのオーナー、パンラート・バイヨークが12%出資して設立されたチャーター便専門の航空会社です。

 

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当初の就航予定が少し遅れて、今年8月20日から就航したとのことですが、どなたか、乗った方、いらっしゃいますか?もちろん、HISではたくさんの格安パッケージツアーを販売しているみたいですが、航空券だけでも購入できるようです。

 

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出発日によっても航空運賃が変わるようですが、エコノミークラスで4~5万円から往復航空券を買うことができるようです。しかも燃油サーチャージなし。ビジネスクラスは8万円くらいから。
近年、LCCが登場してきていますが、LCCの場合、座席指定、預け入れ荷物などが別料金だったりして、僕としてはなんだかめんどくさい気分でいました。仕事で手荷物一つで、頻繁に乗る方は別ですが、ときどきタイに行ってしばらく滞在する場合、着替えなども多くなるので荷物は多くなりますから、LCCのオプション料金を積み上げていくと、それはそれで、そこそこの料金になってしまう可能性もあるわけです。

とはいえ、チャーター便も、機材トラブルなどが発生すると、かなり予定が遅れてしまうのではないかとか、まだ不透明な部分は多いですが、時間に余裕がある旅行であれば、燃油サーチャージもなく、格安でタイに行けるというのは、とっても魅力的ですね。

もしも、どなたか乗ってみたという方がいらしたら、ぜひ、体験談を聞かせてください。

カーシェアリングで忘れ物したら…

大学生になって以降2002年頃までは、日本にいても、アメリカに住んでいるときも、車を持っていました。しかし、2002年頃に、持っていた車を売却し、以来、マイカーなしの生活をしています。

若い頃は、夜中に遊びに出かけたり、ドライブしたりと、車を活用する生活をしていたんですが、だんだん、国内移動では車を使わなくなってしまいました。車でどこかに行くと駐車場を探すのがめんどうだし、ビールが飲めなくなっちゃうし(笑)、維持費が結構かかりますよね。しかも、長期でタイに行くことが多くなった頃だったので、車を持っている意味がないかと…。

車がなくても、ふだんは電車で移動すれば問題なく目的地まで行けます。ところが、近年、郊外に大型の小売店(ショッピングモール)が作られるようになり、主要鉄道の駅近くではこれまで小売店だったところが、居酒屋になってしまったりして、買い物には車が必要な時代がやってきているようです。

ちょっと郊外のショッピングモールでも、頑張れば自転車で行けるのですが、そういうところで大きい物などを買うと、荷物を家まで運ぶのが大変な作業となってきています。かと言って、毎日、車が必要な生活ではないし…。

そこで、最近話題のカーシェアリングに申し込んでみました。

僕が申し込んだのはタイムズカープラスというものですが、なんと言っても、家のすぐ近くにタイムズの駐車場があり、そこに2台、カーシェアリング用の車があるということが決め手です。個人会員の場合には毎月1,000円の会費が必要なんですが、その1,000円分の利用権が付与されます。ベーシックな車であれば15分で200円という料金体系なので、毎月75分間、利用できるということです。そして、この15分200円という料金には、ガソリン代、保険料などが含まれているので、明朗会計!?なんです。(料金システムは複数あり、距離による加算料金がある場合もあるので、詳細はタイムズカープラスのHPで確認してください)なので、お試しで入会してみました。(法人会員、学生会員は月会費はなかったと思います。)

先日、ちょっと大きめな荷物を運搬するために、30分ほど、使ってみました。ちなみに、利用予定は30分でも、予約は長めにしておくことがポイントのようで、早く返却すれば、実際に使った分だけの課金になります。延長手続きをしないまま返却が遅れると、遅れた分の料金は2倍になるシステムなので、30分しか使わなくても、年のため2時間予約してみました。

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タイムズの駐車場に行くと、こういう感じで、カーシェアリング用の車が駐車しています。

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後ろのウィンドシールドには、TOUCHというところがあります。タイムズカープラスのメンバーになるとICカードが渡されますが、このICカードをここにタッチすると、車のドアロックが解除されます。

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この車が交通違反したら電話しろというステッカーが貼ってありました。

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ドアロックが解除され、車内に入ると、グローブボックスを開けます。その中に車のキーが入っていますので、所定の手順でこれを取りだして、車のキーを使ってエンジン始動します。これでレンタカーとして、ふつうに利用できます。

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カーナビが通信端末でもあるようで、様々なメッセージもここに表示されます。

 

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もしも車の利用時間を延長しなくてはならない場合には、このカーナビを使って延長することもできます。(返却予定時刻以降に他の人が予約していなければ、ですが。)

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返却する場合は、これとは逆の手順です。ちゃんと駐車位置に戻したら、車のエンジンを止めて、抜き取ったキーをグローブボックス内の所定の位置に戻します。

で、ここからが本題なんですが(笑)、先日、ちょうど利用時間が30分になりそうなときに車を駐車したために、ちょっと慌てて車から降りました。降りてから、TOUCHのところにICカードをタッチした時刻が利用終了時間です。そして…数日してから、メガネがなくなっていることに気づきました。記憶をたぐってみると、最後に使ったのは、車に乗ったあのときです。とすると、あの車の中に置き忘れたのかも…。

タイムズカープラスの車は、ふだん、誰かが見張っているわけではないので、忘れ物はどうなるかというと、他のユーザーは何か忘れ物を発見すると、タイムズカープラスのカスタマーサービスに電話で知らせるみたいです。タイムズカープラス側は発見された日付と物の名前などを記録しているようですが、現物は、グローブボックスに入れるように指示されます。逆に、忘れ物をしてしまった場合、つまり、僕はタイムズカープラスのカスタマーサービスに電話をして、忘れ物をしたんじゃないかと思うと告げてみました。すると、●月●日に黒いフレームのメガネが発見されています、という答えが戻ってきました。

きっと、それなんだけど…。すると、カスタマーサービスのおねぇさんは、15分でも予約をして、取りに行ってください、とのこと。このまま取りに行かないとどうなるかとたずねると、定期メンテナンスのスタッフが行くと、忘れ物は回収されるみたいだけど、それはタイムズカープラスの忘れ物担当セクションに送られるので、そこから取り返すには、着払いで送ってもらうしかなくなるというんです。それって、時間もお金もかかりそうだから、やっぱり15分予約して200円で取り戻したほうがいいな。

かくして、僕は15分予約して、取りに行ってきました。

タイムズカープラスは利用開始時刻の10分前からドアロックを解除できるんですが、僕も早めに行って、メガネを回収して、カーナビをいじってみたりして…予約した15分をどうやって使おうかを考えたんですが、とくに行くところもないので、利用開始時刻になる前に返却手続きをしました。すると、どうやら、システムは予約のキャンセルという処理になったようで、結局、200円は課金されませんでした。忘れ物を取りだすだけなら10分も必要ないので、次回、また忘れ物したら、この10分を活用して、忘れ物を回収したいと思います。(というか、忘れ物しないように要注意ってことですよね。)

BKKに持って行く端末は・・・?

みなさんは、BKKに行くとき、ノートPCを持っていきますか?

それとも、iPadやNexusなどのタブレット派ですか?

僕の場合、これまでは、ほぼ100%、ノートPCを持って行っていました。ノートPCを持っていく理由は主に2つ、ひとつはメールチェックしたり、飛行機のオンライン・チェックインをしたりするための通信端末として利用するためです。ネットカフェに行けば間に合うとも言えますが、いちいち、ネットカフェに行くのはめんどくさいです(笑

そして、もう一つの理由は、デジカメ写真のバックアップのためです。というのも、長年、コンピュータ業界で働いてきた僕としては、デジタル記憶メディアが脆弱であることを嫌というほど体験してきました。なので、SDカード等のメディアに記録された写真は、ちょっとした衝撃で消えてしまうかも知れないと、常々思っています。そこで、1日撮影した写真データは、その日のうちにノートPCのHDDに保存します。問題は、その後、SDカードの写真データをどうするかですが・・・、結構、消してしまっています。というのも、以前はSDカードの価格も高めだったので、何枚ものSDカードを持っていくわけにもいかなかったからです。

しかしこのやり方は、リスクマネジメントとしては中途半端。というのも、ノートPCのHDDが壊れたら、写真が復元できなくなる可能性があるからです。本来は、SDカードの中身もそのままにして、さらにHDDにコピーするほうが、データを失うリスクが減るはずです。近年は、SDカードの価格も安くなってきたので、今後はSDカードは複数枚持ってBKKに行こうかなと思っています。

 

ここでちょっと考えてしまうのは、ノートPCは重くて嵩張るということです。できれば、ノートPCはやめて、7インチくらいのタブレット端末を持ってBKKに行きたい。これでメールチェックしたり、WEBを見たりしながら、デジカメのデータのバックアップもしたい…。

でも、本当にノートPCで良いんでしょうか。

結局は、重いのではないでしょうか。

それと、ノートPCには、ほとんどGPS機能が標準で埋め込まれていないし、iTunesやGooglePlayにあるアプリを見ていると、やはり、タブレット端末にしようかと迷ってしまいます。

あ、でも、iPadのWiFiモデルには、GPS機能がないんですよね。WiFi+4GモデルならGPS機能が入っているとか…。ということは、BKKでWiFi+4Gモデルを買ってくれば…。あ、でも、iPad miniの新製品が来年初頭に出るという噂もあって…。

そんなわけで、結局、何を買ったらよいものかわからず、いまだにちょっとおおきめなノートPCを持ってBKKへの旅に出ています。もしも、BKKでのモバイル・コンピューティングについて良いアイディアをお持ちの方いらしたら、ぜひ、教えてください。参考にさせていただきたいと思っています。

 

見慣れた光景

今年の4月から某大学で1コマ、アジアの社会と文化の科目を英語で教えています。

先月、授業の中で、あるベトナム映画を学生に見せて、その映画で見た社会について、社会的、文化的に興味をもったことについてレポートを書くという課題を出しました。その映画の主人公は10歳くらいの少女で、家出をして一人で街に出てきて、そこで花売りをしながら、様々な人と出会っていくというストーリー展開のものでした。その主人公が生活のために始めた花売りは、元締めのような女性が存在していて、たくさんの少女たちがその女性の下で、花売りをして日々の生活費を稼いでいるというものでした。僕がこの映画を選んだのはベトナムの街かどの生活風景が映し出されていると思ったからで、たくさんのバイクが走り、空気が汚れていたり、人々が路上の屋台で食事をしていたり、そこに生きている人々の姿が映っていると思ったからでした。

学生たちのレポートには、これらのベトナムの姿をとらえて指摘しているものもたくさんあったのですが、特に女子学生の多くが児童労働について書いていました。まず第一に、10歳くらいの子どもが街の中で花を売って歩いたり、あるいは少年が食堂の呼び込みのような仕事をしていることが信じられないようでした。これは映画というフィクションの世界の1シーンであって、実際にはそんなことはないのではないか。彼女たちの多くは、そう思ったようです。そして、このことが気になった学生のうちの何人かは、インターネットを使ってその真偽を調べてみたようです。そして、世界中で児童労働のことが問題となっていること、中でもアジアでの児童労働は多いということなどを見つけ出していました。また、この児童労働のために、学校に通えない子どもたちがうまれ、そうやって育った大人は低賃金の労働にしか就けず、その結果、自分の子どもをまた労働させることになるという、貧しさの悪循環に陥ることに気付いた学生もいました。

そんなレポートを読みながら、なかなか優秀な学生が多いなと感心していると、ある一人の学生がこう書いていました。

「一番驚いたのは、周囲の大人たちが子どもが働いている姿を見ても驚かないことです・・・ということは、きっと、子どもが働くということは日常の光景なんだと思います。」

このレポートを読んでいて、僕はハッとしました。僕も、その周囲の大人たちと同じだったことに気づかされました。タイで生活したことがある方、タイに何度も行ったことがある方なら、夜、レストランなどで食事中に、子どもが花やチューインガムを売りに来たという経験を持っていると思います。僕の個人的経験で言うと、バンコクで生活していると、いつもいつもそういう子どもたちに遭遇するというほどでもないですが、でも、そういう子どもたちを見ることは、それほど珍しくもない経験だと思います。

つまり、僕には、それは見慣れた光景だったのです。

一方、僕が教えているクラスの学生の8割近くは純粋な日本人。残りは、留学生、帰国生、日米のハーフというバックグランドを持った学生で、ほとんどが児童労働が厳しく禁止されている社会で育ってきたのでした。それゆえに、子どもが花売りをするということに、これほど反応したのだと思います。

図らずも、この映画は学生たちの児童労働という社会問題への関心を喚起することとなりました。しかし児童労働と言っても、家族を手伝って働いている子どももいれば、シンジケートによって誘拐されたり、一時的なレンタルだと騙されて都会に連れて来られて強制労働させられている子どもたちもいるわけで、後者の場合にはHuman Traffickingの問題にも及びます。近年、日本のテレビでは東南アジア諸国で取材してきた番組が多数放送され、以前と比べると、それらの国々への理解をかなり深めてきたと思いますが、考えてみると、それらのテレビ映像に花売りの子どもなどは、まったく映っていないですね。

現在、海外に関するたくさんの情報がメディアを介して日本に届いていますが、メディアは情報を選別して伝えている・・・つまり僕たちは「編集」した情報を見せられているということを忘れてはいけないんだと思います。実際にその国に行ってみないと見えてこないこともあるということを、学生たちに覚えておいて欲しいと思いました。

 

アウトドアで動画撮影!?

先日、近所にある東急ハンズの旅行カバン売り場の近くで、アウトドア撮影用のカメラをみつけました。名前は、GO PROというらしいです。


最近、よくテレビ番組で、出演者が自転車に乗っている姿などを撮影するために、自転車のハンドルから上に延びたアームの先に、小さなカメラが付けられていることを見かけませんか。あるいは、海外の絶叫マシンでの撮影などでも、同じように、アームの先についている四角い箱型のカメラがタレントの表情を撮影するために使われています。

もしかして、これらのテレビ番組で使われているのは、すべてこのGO PROなんでしょうか。類似商品があるのかも知れませんが、これ、確かにアウトドア・アクティビティを撮影するのに、とっても良さそうなツールですね。

どうやら、最新機種は、HERO3というカメラ。フルHDで動画撮影できるカメラで、レンズはF2.8のものがついています。もらってきたカタログを見ると、このHERO3というカメラを中心に、付属品の組み合わせによって、4種類のパッケージがあります。

「ブラックエディション(アドベンチャー)」43,050円

ドキュメンタリー制作や産業用途に使える高解像度映像制作用ということで、一番豪華なパッケージです。

「ブラックエディション(サーフ)」43,050円

アドベンチャーパッケージと同じカメラですが、サーフィンやスノーボードの撮影用のマウントがパッケージに入っているとのことです。

「シルバーエディション」33,600円

このパッケージに含まれているHERO3シルバーカメラは、ブラックエディションに付属のHERO3ブラックカメラに比べて、若干、パーフォーマンスが落ちるようです。もらってきたカタログには詳しい仕様の説明がないんですが、「ローライトパフォーマンス」という部分に違いがあるようです。っていうことは暗くても良く映るかどうかってことでしょうか。

「ホワイトエディション」25,200円

こちらのパッケージに入っているのは、HERO3ホワイトカメラ。このカメラの「ローライとパフォーマンス」はさらに低いようですが、それが撮影にどれだけ影響を与えるのかはわかりません。ホワイトエディションは入門用パッケージということで、ちょっと使ってみたいと思っている人向けのようです。

カタログを見ると、様々なアクセサリーが別売りされています。wifiでリモートコントロールするためのもの、あたまに付けて目線で撮影するためのヘッドストラップ、ヘルメットに装着するためのマウント、ダイビング用のハウジング…。

よく考えてみると僕はアウトドアなライフスタイルではないので、実際には、こんなカメラを使う機会はあまりないんですが、道具として、とても興味深いです。使い方によっては、スポーツやアウトドア以外で活用することができると思います。
たとえば、学術会議などのパネルディスカッションなどのときに、各パネリストの机の前にはこれをつけて撮影しておけば、後で、臨場感あるビデオに編集可能だと思います。リモートでカメラのオンオフをコントロールできるので、監視カメラとしても活用できるかも知れませんね。

>でも、やっぱり、アウトドア・スポーツなど、動きがある人やモノに固定して撮るための道具として、かなり価値ある一品だと思います。

 

タイ旅行のガイドブック

夏休みが近づいてきました。

そろそろ旅行プランを立てている方も多いでしょうが、これまで行ったことがない国に旅行しようとする場合、ほとんどの方がガイドブックを買って下調べをすると思います。僕も、これまで何種類かのタイ旅行のガイドブックを購入してきましたし、今でも、ときどきは最新版の旅行ガイドブックを買います。そこで、きょうは、ちょっとガイドブックについて書いてみましょう。

海外旅行のガイドブックの定番と言えば、「地球の歩き方」ですよね。この旅行ガイドブックシリーズは、インターネットが存在しない時代には、行ったことがある人からの投稿による口コミ情報が、とても価値あるガイドブックでした。そのため、毎年、新しい版が発行されていて、今年も来月にはR12 地球の歩き方 リゾート プーケット 2013~が発行される予定です。

地球の歩き方は、情報が盛りだくさんで良いのですが、たとえば、バンコクだけの旅行なのに「タイ」版を買うと、関係ない都市や島の情報がたくさん入っていて、無駄に嵩張るという問題がでてきます。まぁ、バンコクだけ行くのであれば、「バンコク」版も売られているので、それを買えば良いのですが、それでは、バンコク、チェンマイ、プーケットに行くときはどうしたら良いでしょうか?

そういうときは、結局、「タイ」版を買うしかなく、そのまま持って行くわけですが、なるべく旅の荷物の重さを減らしたいと思うなら、本をばらしてしまって必要なページだけを持って行くという方法があります。若いころ、タイに限らず、海外旅行に行く際には、僕も地球の歩き方を買って、必要なページだけを持っていった経験があります。ただ、本をばらしてしまうと、その後の本の管理などに多少支障があるわけですが、情報の鮮度は1年くらいと割り切ってしまえば、必要なページをちぎって持っていくこともアリだと思います。

一方、他の旅行ガイドブックの場合、ちぎって持って行ったことがありません。それは、本の綴じ方の違いなども大きく影響していると思いますが、昔の地球の歩き方に掲載されている情報は口コミ情報が多かったので、鮮度が落ちるスピードも速いというイメージがあったように思います。現在は、地球の歩き方も、他のガイドブックと同様に、ライターの方が書いている情報が中心のようなので、他社のガイドブックと大差ないように思います。

次に、「るるぶ」も昔から書店に並んでいる定番旅行ガイドブックだと思います。このシリーズは、どちらかというと写真や絵で旅への気持ちを高めるタイプの本です。大判の本に、旅行先の情報が写真入りで紹介されています。旅行先で持ち歩くには、大判なのでじゃまだと思いますが、現地に着くまでの旅の予習のための教材としての利用価値があると思います。


旅先で持ち歩くことを考えると、僕は小さな版形の本を持っていくことをおススメしたいです。「タビトモ」シリーズくらいの大きさであれば、それほど、かさばることなく、旅先でも持ち歩くことができます。他にも小さなサイズのガイドブックがありますから、書店で手にとってしっくりくるものを選んで持って行くと良いでしょう。

版形は、地球の歩き方と同じサイズだと思いますが、ブルーガイドの「わがまま歩き」というガイドブックシリーズは内容が充実しているような印象があります。まぁ、あくまでも印象ということであって、最新版を購入して内容をチェックしているわけではないですが・・・

実は、僕は昭文社の「新個人旅行」というガイドブックシリーズが好きだったのですが、残念ながら、このシリーズはなくなってしまったようです。

最近は、Kindle版の旅行ガイドブックも現れているので、それぞれ、自分の好みに合わせてガイドブック選びをする必要があると思いますが、とにかく、タイ、バンコクの旅行ガイドブックは年々増加しており、細分化もされているので、現地での自分のアクティビティに合わせて選んでください。

ちなみに、ここではあまり詳しく書きませんが(笑)、近年、男性向けの夜遊びガイドブックもいろいろ出版されているようです。バンコクの夜遊びに関する情報としては、タイ 夜の歩き方という本が有名で、僕も初めてタイに行くときに友人から勧めらましたが(笑)、長い間、新しい版のものが出版されずにいました。どうやら、去年、前面改訂版が出版されたようで、ちょっと、どんな風に改訂されたのか気になっています。ただし、この本、以前の版ではほとんど文章で、タイの夜遊びについて書かれているもので、写真をふんだんに使ったガイドブックのような本ではありませんでした。新版が、果たして、以前と同じようなつくりなのかはわかりません。現在は、様々な本が出ているようなので、中身を見て選ぶと良いでしょう。



タイを撮るカメラ

そうだ! 1月に新しいデジカメを買ったご報告がまだでしたね(^^ゞ

ここ数年、タイに行く時は、リコーのGR Digital(たぶんⅡ?)と、万が一、壊れたときの予備機としてちょっと古いLumixのコンデジを持って行っていました。それ以前には、キヤノンのEOS Kiss Digital(たぶんⅠ)を持って行ったりしてたし、最近でも、ズームレンズで撮影する必要がありそうなときには、このEOS Kiss Digitalを持っていっていたのですが…なんと言っても、かさばるし重いんです。だから、どうしてもというときにだけ、EOS Kiss Digitalを持って行っていたんですが、時が経つに連れて、このカメラとパソコンをつなぐためのソフトウェア環境が変化していってしまって、もう新しいPCとつなぐことが難しくなってきてしまったのでした。

このような事情で、EOS Kiss Digitalはいざというときにも、ちょっと使えないカメラになってしまったこともあり、やはりズームがあったほうが撮影の幅が広がるかなと思い、ミラーレスのデジタル一眼を買うことにしたのでした。

これまで、いろいろとキヤノンのカメラを買ってきた経緯もあるので、キヤノンEOS Mを買うつもりでいたんですが、様々なレビューを読んでいると、オートフォーカスが非常に遅いなど、あまり良いことが書かれていませんでした。また、ダブルレンズ・キット、レンズ1本だけのキットがあるのですが、いろいろなシチュエーションに対応しようとすると、2本のレンズを持ち歩く必要がありそうでした。一方、SONYのNEX-6は、パワーレンズ?キットとなっていて、1本のレンズ、しかもこのレンズが結構短いものなので、カメラを持ち運ぶときにとってもコンパクト。

そしてもう一つNEX-6の良い点は、ビューファインダーが装備されていることです。バンコクの炎天下では、液晶画面に映っている映像は、ほとんど見えません。ファインダーがあれば、撮影したい被写体を正しくフレームに入れることができますが、ファインダーがないと何を撮っているか、確認することができません。コンパクト・デジカメはもちろん、デジイチと呼ばれるカメラでも、ファインダーは別売になっていたりして、液晶画面を見て撮るようなスタイルに変化しつつあるようですが、やはり、ビューファインダーは必須アイテム。このような理由から、NEX-6を購入しました。

こうして購入したNEX-6は2月のバンコク旅行から活躍してくれています。

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僕にとってデジカメはフィールドワークのための道具なので、なくてはならないものです。が、芸術写真を撮っているわけではないので、あまりハイスペックである必要もありません。とりあえず、NEX-6の撮影能力については満足しているんですが、唯一、嫌なのが大きなシャッター音です。

そもそもミラーレスなんですから、内部で機械的な音が出るということはないのですが、結構なハイボリュームで、撮影毎にガシャガシャ音がします。バンコクの街中など、喧騒にかき消される環境であれば、まったく問題ないですが、屋内で撮影する場合、周囲にいる人が「なんだ??」と思って振り返るくらいの大きさのボリュームです。そして、この音は止められないみたいです(汗

 

その他、面白いなぁと思ったのは、このカメラにはwi-fi機能が装備されているので、画像を転送したり、スマホにアプリを入れて、リモートコントロールすることができるということです。 僕は、この機能はあまり使いませんが、PCからもコントロールできるようになると、ちょっとした監視カメラの役割を果たしてくれたり、応用の幅が広がると思います。

NEX-6はEOS Kiss Digitalよりはずっと小さいのですが、だからと言って、毎日、持って歩くほど、僕のバッグにはゆとりがありません。本当は、四六時中、持ち歩いてシャッターチャンスを狙いたいのですが、最近はノートPCを持ち、本を持ち、様々な印刷物を持って歩いているので、すでに、かなりの重量になってしまっています。でも、せっかく買ったのですから、なるべく頻繁に使いたいですよね。たぶん、次回のタイでのフィールドワークでも活躍してくれるはずですが、日本国内にいても、もっと活用したいと思っています。


 

英語で東南アジアについて読む!?

さわでぃかっぷ!

みなさん、お元気ですか? 気づけば前回のブログ更新から、すでに2ヵ月が経過しているみたいで・・・ おひさしぶりです。 あまりタイに関するネタがないということも、ブログ更新が滞る理由の一つですが、なんだか、ちょっぴり忙しくて、ゆっくりと文章を書く気分にならなかったんです。

以前のように、ぼーっとする時間が減ってしまった(笑)理由の一つとして、4月から大学で1コマ、授業を教え始めたということが挙げられます。教えて欲しいと依頼を受けた科目テーマは「アジアの社会と文化」。アジアも好きだし、社会と文化というのも自分の興味分野にマッチしているので、当初は、それほど大変ではないと思っていたんですが…。

いざ、授業内容を考え始めると、「アジア」「社会」「文化」というキーワードは、それぞれ、とっても大きな概念なので、含まれる範囲がとっても広いということに気づきました。そこで、当然、僕のフィールドはタイなので、アジアと言ってもタイがある「東南アジア」を対象にすることにしました。そして、「社会」と「文化」ですが、政治は専門ではないし、やはり文化、しかも伝統文化よりも日常の文化やポップカルチャーを中心に授業を進めようと考えました。

こうして、授業の内容を絞り込んでいったんですが、実は、この科目は英語で教えるので、教科書も英語のものを探さなくてはなりません。Amazonで様々な東南アジア関係の本を探したのですが、あまりピンと来ないし、そもそも、ネットの書店では手にとって中身をみることが難しく、買ってみないと良し悪しが判断できません。さらに教科書にするとなると、学生が買うことになるので、あまり高価な本は指定したくありません。

そんなことをいろいろと悩みながら、とりあえず、現時点では最適と思われる本を選んでみました。



本を探していて思ったことは、英語で書かれている東南アジア研究は、伝統的な人類学的視点から、東南アジアの国々の風習・文化に興味をもった学者が書いているものが多く、書籍になっているものは政治、経済、歴史分野が多く、現代の東南アジアの人々の日常の姿を描いているものが少ないということです。まぁ、愚痴っても始まりません。「だったら自分で書け」と言われそうですが、僕はタイのことしか書けないですし・・・(^。^)

結局、いろいろな本や研究論文を組み合わせて授業を進めているのですが、たぶんこのために、のんびりブログを書いている時間がとれなかったのでした。もともと、ブログを更新しろというプレッシャーは全くないので、他に用事があると、当然、ブログは後回しになってしまいます。今後は、もうちょっとマメに更新したいと思っていますので、今後とも、よろしくお願いいたします。