タイ旅行のガイドブック

夏休みが近づいてきました。

そろそろ旅行プランを立てている方も多いでしょうが、これまで行ったことがない国に旅行しようとする場合、ほとんどの方がガイドブックを買って下調べをすると思います。僕も、これまで何種類かのタイ旅行のガイドブックを購入してきましたし、今でも、ときどきは最新版の旅行ガイドブックを買います。そこで、きょうは、ちょっとガイドブックについて書いてみましょう。

海外旅行のガイドブックの定番と言えば、「地球の歩き方」ですよね。この旅行ガイドブックシリーズは、インターネットが存在しない時代には、行ったことがある人からの投稿による口コミ情報が、とても価値あるガイドブックでした。そのため、毎年、新しい版が発行されていて、今年も来月にはR12 地球の歩き方 リゾート プーケット 2013~が発行される予定です。

地球の歩き方は、情報が盛りだくさんで良いのですが、たとえば、バンコクだけの旅行なのに「タイ」版を買うと、関係ない都市や島の情報がたくさん入っていて、無駄に嵩張るという問題がでてきます。まぁ、バンコクだけ行くのであれば、「バンコク」版も売られているので、それを買えば良いのですが、それでは、バンコク、チェンマイ、プーケットに行くときはどうしたら良いでしょうか?

そういうときは、結局、「タイ」版を買うしかなく、そのまま持って行くわけですが、なるべく旅の荷物の重さを減らしたいと思うなら、本をばらしてしまって必要なページだけを持って行くという方法があります。若いころ、タイに限らず、海外旅行に行く際には、僕も地球の歩き方を買って、必要なページだけを持っていった経験があります。ただ、本をばらしてしまうと、その後の本の管理などに多少支障があるわけですが、情報の鮮度は1年くらいと割り切ってしまえば、必要なページをちぎって持っていくこともアリだと思います。

一方、他の旅行ガイドブックの場合、ちぎって持って行ったことがありません。それは、本の綴じ方の違いなども大きく影響していると思いますが、昔の地球の歩き方に掲載されている情報は口コミ情報が多かったので、鮮度が落ちるスピードも速いというイメージがあったように思います。現在は、地球の歩き方も、他のガイドブックと同様に、ライターの方が書いている情報が中心のようなので、他社のガイドブックと大差ないように思います。

次に、「るるぶ」も昔から書店に並んでいる定番旅行ガイドブックだと思います。このシリーズは、どちらかというと写真や絵で旅への気持ちを高めるタイプの本です。大判の本に、旅行先の情報が写真入りで紹介されています。旅行先で持ち歩くには、大判なのでじゃまだと思いますが、現地に着くまでの旅の予習のための教材としての利用価値があると思います。


旅先で持ち歩くことを考えると、僕は小さな版形の本を持っていくことをおススメしたいです。「タビトモ」シリーズくらいの大きさであれば、それほど、かさばることなく、旅先でも持ち歩くことができます。他にも小さなサイズのガイドブックがありますから、書店で手にとってしっくりくるものを選んで持って行くと良いでしょう。

版形は、地球の歩き方と同じサイズだと思いますが、ブルーガイドの「わがまま歩き」というガイドブックシリーズは内容が充実しているような印象があります。まぁ、あくまでも印象ということであって、最新版を購入して内容をチェックしているわけではないですが・・・

実は、僕は昭文社の「新個人旅行」というガイドブックシリーズが好きだったのですが、残念ながら、このシリーズはなくなってしまったようです。

最近は、Kindle版の旅行ガイドブックも現れているので、それぞれ、自分の好みに合わせてガイドブック選びをする必要があると思いますが、とにかく、タイ、バンコクの旅行ガイドブックは年々増加しており、細分化もされているので、現地での自分のアクティビティに合わせて選んでください。

ちなみに、ここではあまり詳しく書きませんが(笑)、近年、男性向けの夜遊びガイドブックもいろいろ出版されているようです。バンコクの夜遊びに関する情報としては、タイ 夜の歩き方という本が有名で、僕も初めてタイに行くときに友人から勧めらましたが(笑)、長い間、新しい版のものが出版されずにいました。どうやら、去年、前面改訂版が出版されたようで、ちょっと、どんな風に改訂されたのか気になっています。ただし、この本、以前の版ではほとんど文章で、タイの夜遊びについて書かれているもので、写真をふんだんに使ったガイドブックのような本ではありませんでした。新版が、果たして、以前と同じようなつくりなのかはわかりません。現在は、様々な本が出ているようなので、中身を見て選ぶと良いでしょう。