「ひとりごと」カテゴリーアーカイブ

サイトで公開されるCM

最近、制作されるテレビCMは、そのままその企業のサイトでも公開されるようになってきました。考えてみれば当然のことですが、そうするためには、出演者との契約にもその旨を書き加えなくてはならないので、思いつきだけではCMをサイトで公開することはできないですね。
話はそれますが、綾瀬はるかさん、知っていますか?
最近、若くてかわいい女優が増えてきたのは良いけれど、誰が誰だかわからないとお嘆きのお父さん、ちゃんと覚えましょう(笑)
綾瀬はるかさんは、最近、Max FactorのCMに出演していますが、僕は初めてそれを見たときに、彼女の美しさに見とれてしまいました。彼女は、いま、ポカリスウェットのCMにも出ていますが、ポカリのほうでは彼女の中にある子どものかわいらしさと、おとなと子どもの狭間にいる年頃であるところを描いているように思うんですが、Max FactorのCMは、話し方はまだ幼さが感じられるものの、映像は美しいの一言です。
このMax FactorのCMのできの良さを見て、僕はAUBE(花王ソフィーナ)の上戸綾ちゃんのCMを思い出してしまいました。初めてAUBEのCMを見たとき、上戸綾ちゃんがかわいそうだと思いました。化粧品のCMであるのに、化粧品が上戸綾ちゃんの美しさを引き出せていません。化粧品を使っていることを強く意識させてしまうため、上戸綾ちゃんが持っているかわいらしさも描けていないし、美しいと思わせるような透明感もありません。
僕は以前から上戸綾ちゃんのファンですが、CMのできばえで比較すると、断然、Max Factorのほうが優れていると思います。いや、CMの演出が云々ではなく、単にメークの技術の差が出てしまっていると言ったほうが良いかもしれません。
さて、話を戻しますが、テレビCMをサイトで公開するメリットの一つは、そのCMに対する反響を直接数字で見ることができる点でしょう。そのCMが1日に何回再生されているか。何人の人が再生しているか。同じ人が何度も再生しているのか。サイトへのアクセスを分析することで、そういう数字を得ることができます。
もちろん、その化粧品の売上の数字も重要な効果測定の方法ではありますが、サイトへのアクセスが増えるということは、一つの商品だけでなく、企業イメージへも影響することです。これからも、もっと多くの企業が自社のサイトでCMを公開するようになってくるでしょう。今までは、テレビ番組の合間に、消費者に「見せる」ものだったCMですが、インターネット上のメディアが発展したことで、消費者が自らCMを見に来る時代に変わったのです。

「0円」の呪文

番号ポータビリティの始まりに合わせて、ソフトバンク・モバイルは「0円」というところを強調しながら、いくつかの記者発表を行い、うまくメディアを利用して顧客獲得作戦を実行している。
でも、これはユーザーにとって、本当にお得なサービスなのか・・・。
まず最初に出してきたのが「予想外割」。
2007年1月15日までに新規申込をすると、ソフトバンク携帯電話宛の通話もメールも0円だと発表した。しかし、これには加入の条件があり、また、利用の制限もあることが後から判明した。
また、その記者発表の数日後、今度はヨドバシカメラの店頭で、端末の「店頭料金」を「0円」と発表した。これもまた、ちょっとしたトリックが隠されている。
シミュレーションしてみよう。
と言っても、かなり複雑なことになっているので、正しいかどうか、わからないが・・・。
仮に、僕がこの「0円」に惑わされてソフトバンク・モバイルの905SHを購入したとする。
まず、店頭価格は0円なので、店頭で支払う金額は0円ということになる。ただし、これは「新スーパーボーナス」に加入する必要があるわけ。これは携帯電話端末を24回の割賦で支払うということ。割賦で支払うと言っても、これは毎月の基本料金に含まれているという考え方なのだが、2年間(厳密には契約月から26ヶ月だが、契約当初の2ヵ月間は基本料金が無料になっていたりして、結構、ややこしい)、ソフトバンクモバイルのユーザーとして基本料金を払って初めて完済するというわけ。
とにかく、携帯電話を買いに行った店頭で支払うお金が0円なので、安いような気分に浸ることはできる。これが端末の頭金0円。
さらに通話料も無料にするためには、「ゴールドプラン」に申し込む必要がある。これは、本当は?税込みで月額9,600.15円の料金プラン・・・らしい(汗
ソフトバンクの携帯宛電話は21:00-24:00の時間帯を除けば、いつ、いくらかけても無料。21:00-24:00の時間帯は月に200分以内は無料。そして、ソフトバンク携帯宛のSMSメールは無料。逆に言うと、他の携帯電話会社宛の通話、インターネットを経由したメール、WEBの閲覧などは、別料金。
さて、このゴールドプラン、2007年1月15日までに申し込めば、70%割引、つまり月額2,880円にしてくれるという。新規で登録しても継続利用11年めのユーザー扱いしてくれる特典。というわけで、これも申し込むとする。Webを使うには月額315円のS!ベーシックパックを申し込む必要があるが、計算が煩雑になるので、ここでは省略。気になる方は、以下の月額料金に315円を加えて計算して欲しい。通信料は割引や2ヵ月無料の対象ではないので、初月から、バッチリ請求されると思う。
以上の手続きで905SHを自宅に持ち帰ることができたわけだが、毎月の支払いはどうなるのか。
1月15日までに申し込んだ場合の特典として、加入月とその翌月は基本料金は無料になる。
そこで、初月請求は契約事務手数料2,835円を支払うことになる。
「新スーパーボーナス」では、905SHを購入した人は、毎月、2,280円の割引を受けられ、この割引は事務手数料も対象としているのだが、「新スーパーボーナス」割引は3ヵ月めから適用されることになっている。つまり、事務手数料の支払いが先に発生するので、これを割り引いてもらうことはできない。
また、今回は2007年1月15日までに申し込むと特典があるゴールドプランという設定なので、毎月、2,280円の割引以上の特別な割引ということになっているようだ。本来9600.15円なのだから、6,720円以上も割り引いているわけだ。
2月めは、2ヵ月間は基本料金無料なので無料。
3月めから26月めまでの24回は毎月2,880円を支払い続ける。
27ヶ月めからは、ゴールドプランの適用外になるので、他の料金プランに以降する必要がある。
さて、そうすると事務手数料を除いて、端末を購入してから27ヶ月間にソフトバンクに支払う基本料金の総額は69,120円である。
もちろん、実際に使ったら、他の携帯電話会社に電話して通話料が加算されたり、Webの料金も加算されたりで、これ以上の金額になると思うが、条件や制限の中で利用すれば、この金額。
果たして、これは安いのか。
僕個人としては、ビミョーな気持ち。
僕が使うとしたら、やはり固定電話やドコモの携帯に電話しないわけにはいかないし、メールだって、WEBだって、結構、バリバリ使うので、実際の料金はもっといくと思う。そう考えると、場合によっては、他の料金プランのほうが、自分の携帯電話の利用状況には合っているかも知れないし、とにかく、もっとたくさんの料金を毎月支払うことになりそうだと思う。
ちなみに、契約して1年経って解約しようとすると、どうなるのか。
僕は自分の過去を振り返ってみると、1年くらいで新機種に買い換えたりしているような気がする。
契約して1年経ったときというのは、端末の割賦の支払いが始まって10ヵ月が経過したということなので、残り14ヶ月分の端末代金を支払う必要がある。「新スーパーボーナス」では割引金額と説明されている2,280円が、実は月あたりに支払うことになる金額でもあるのだ。つまり、契約して1年(基本料金を10ヵ月間支払ったとき)解約する場合には、14ヶ月分相当額の31,920円が「販売価格の残金」として請求されることになる。
以上のシミュレーションの計算は、ソフトバンクの複数のWEBに書いてあることから抽出して算出したので、情報の見落としや誤解がある場合、このとおりの計算ではない可能性もあるので、これを鵜呑みにしないでいただきたい。
でも、なぜ、敢えて僕はここで計算してみたのか。その理由は・・・
ソフトバンクが「0円、0円、0円」と連呼していることに、僕はいつのまにか不信感をいだくようになった。
本当に0円なのか。
あの広告を見て、「0円ならソフトバンクに変えよう!」と決心してしまう人もいるのではないだろうか。慌てて売り場やソフトバンクモバイルのショップ店頭に行って、申し込んでしまうのではないだろうか。
人は自分の主張に一貫性を持たせたいと思うものなのだ。
店員に「申し込みます」と言ってしまってから、いろいろな条件や制限、実際に支払う金額と解約時のコストを説明されて、若干、動揺したとしても、いまさらやめたとは言い出しにくいものだ。
「0円、0円、0円」は、あなたに行動を起こさせるための呪文。
もちろん、僕はあなたがソフトバンクの携帯を持つことに反対したりなんてしない。
ただ、申し込む決意をする前に、店員によ~く説明をしてもらって納得してから決断して欲しいと思う。
カタログやパンフレットを見るときは、小さな文字で書かれている条件や制限の部分を念入りに読むことをおススメする。
こういうところに、大きな落とし穴が掘られていることが多いものだ。

海外で作るということ

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昨日、100円ショップ『ダイソー』で、布ガムテープと油性ペンを買いました。見ると、どちらも、海外製。テープはインドネシア、油性ペンはマレーシアです。日本企業の多くが海外に工場を作って、そこで生産したものを日本に持ってくるという生産方式をとっています。
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特に、近年は中国に工場を設立したり、あるいは中国の工場に製造させて日本にもってくることで、価格競争力をつけようとしている企業がとても多いと思います。でも、本当にこれで良いのでしょうか
初めにことわっておきますが、僕は中国の人たちは嫌いではありません。中学生の頃、中国語に興味を持って、北京放送の日本語番組を聴いて、投書したら、切り絵を送ってくれたりした思い出があり、中国の人たちに対して個人的には悪い記憶はありません。
しかし、いま、日本の企業が中国に工場を作ったり、あるいは中国会社に製造をさせていることは、中国に日本の技術を移転しているという事実について、あまりにも日本企業が無頓着なような気がして、心配に思います。中国の人たちは、商売が上手いのです。今は、日本企業を持ち上げて、いろいろ仕事を受注してくれていますが、やがて日系企業で働いている人たちは中国企業の工場に移っていくでしょうし、日本企業の委託で製造していた企業はオリジナルでモノを作るようになるでしょう。そうなったとき、日本企業の競争力は劇的に下がることは間違いありません。
人件費の安い国で製造して輸入すれば良いというアメリカ的考え方は、とても危険だと思います。モノ作りの現場が海外に移ってしまったことで、日本の子どもたちにとって、技術や科学と言ったものへの興味も薄れてきている気がします。海外で安くつくって持ってくれば儲かるという安易なビジネスが、日本をダメにしてきました。
さきほど、アメリカ的考え方と言いましたが、実は、アメリカではMade In USAにこだわったビジネスで成功している例があります。American Apparelという会社は、シンプルで多色のカジュアルウェアの製造販売をしている会社です。日本のユニクロに近い商品ラインアップですが、決定的に違うことは、American Apparelはすべて自社で製造して販売しているというところです。それどころか、ショップ以外は、製造も管理もデザインもすべて本社に置くことで、輸送経費も節約しているし、何よりも情報伝達の速度が格段に早く、新しいデザインの商品を作るにも、とても早く製造してショップに並べることができる体制を持っています。
かつて日本は”Made In Japan”と書かれた商品を世界中に輸出することで経済発展をしてきました。日本で作られたものの質の高さを世界中の人々が認めたのです。ところが、日本の人件費が高くなってしまったことで、日本国内で作るよりも海外に生産拠点を移してしまったほうが良いという考えが製造業の経営者の間に広まりました。安く作って日本に持ってきたほうが、日本で作るほうが安い・・・。
短期的に見れば、そういう方法は経営者にとって魅力的でしょう。でも、長期的に見ると、それは日本というブランド力を下げることになってしまう恐れがあります。中国が日本からの技術移転を受けて、自力で高品質なものを作れるようになったら、彼らにとって日本企業は不要になります。中国政府にとって、海外企業を中国市場から締め出すことなど、簡単なことなのです。そう言われてしまうと、海外企業は中国政府の言いなりにならざるおえず、中国の製造業のレベルアップに協力せざるを得ないでしょう。

繰り返しますが、僕は中国には良い印象を持っています。それでも、日本の将来を考えるとき、中国のしたたかな戦略を警戒せずにはいられません。
またMade In Japanの時代が来ることを祈っていますが・・・もしも、それができないと・・・。
そんなことを考えると、日本の将来が不安になります。

暴走中・・・(^_^;;;;

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あるシステムトレードのソフトを使ってみています。
デモアカウントをつくり、自動でFXのポジションをとったり、決済させようというわけです。
これは本当の取引ではなくて、あくまでもデモ版ソフトを使ったトレーニング状態です。
しかし、きょうは、なぜかソフトが暴走してしまったようです。
EUR/USDでテストしていたところ、突然、連続してロングでポジションを取り、追加をし続けました。これは、もともと用意されているアルゴリズムを走らせているので、本来はポジションを1つ持つと、追加しないはずなんですが、どんどん追加して買って行きます。
しかも、相場は右方下がりの下降線をたどっているというのに、どんどん買っているんです。
どういうことでしょ?
外出して帰ってみたら恐ろしいことになっていました。10以上のポジションが買いで建てられていて、しかも、どんどん相場は下降しているため、保証金が足りなくなり、マージンコールが連発。どんどん、強制的に決済されています。
結論は、このソフトまかせにしたら、大変なことになる、ということですね。
システム・トレードと言っても、自宅のパソコンの中にプログラムがあるのも不安定ですね。万が一、インターネット回線がおかしくなったり、あるいは先日の都内での停電のようなことがあると、通信が止まります。とりあえず、パソコンはノートパソコンで走らせておけば、停電でもバッテリーで動いてくれるから便利ですが、ADSLや光の時代になると、そのためのモデムやアダプターなどにも電源供給が必要になるので、やはり停電すると、通信が止まってしまいます。
ふ~
しかし、この暴走状態、この後、どうすればいいんだろう・・・。
相場が上昇するまで、そのままにしておいてみようかな。
上昇すれば、元に戻せるかも・・・ 現在、かなりマイナス状態になっていますけどね(汗)
はぁ。バーチャルなトレードでよかったです。
本当は一銭も損してないけど、でも、気分悪いですね。
これが本当だったら最悪な出来事ですから。
しかし、何事もテストランというか、試運転というか・・・大切ですね。
僕にとって良い教訓です。

ヤフオク

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最近、家のかたづけにハマっています。
ハマるというか、あまりにも不用品を持ちすぎていて、限界に達していたので、捨て始めたのです。が、モノによっては、捨てるのは、もったいないというものもあり、ヤフオクに出品したりしています。
この写真の携帯電話は、Vodafone用の携帯電話で、僕が2004年10月、タイ在住のとき、一時帰国で日本に戻り、たった1週間使うためにビックカメラで買ったものです。でも、これ、1円で売っていたんですけどね。
さて、この携帯電話、とりあえず開始価格を500円に設定してみました。すると、オークション開始後、すぐに500円で入札がありました。そして、その人から、ヤフオクの質問機能を使って、メッセージが届きました。
「娘に持たせる携帯電話を探しているので、500円で即決してくれないか」
こんな内容でした。
ふーん、そうかぁ。
娘さんに持たせるための安い携帯を探しているのか・・・。そう思って、一瞬、即決でも良いかなと思ったのですが、その人の取引の履歴を見ると、結構、携帯電話を落札しています。
ん?
そんなにたくさん娘がいるの?
僕には、この人は携帯電話業者に見えました。
なので、この即決へのお誘いには応じないことにしました。
その後、オークションの価格は、どんどん上がっていき、最後には8,000円以上になりました。
そう、その人は、このことを知っていたんですね。
この携帯電話は、そこそこの価格で取引されているってことを。
そこで、娘のためを思う父を演じて、僕から安く買おうとしたんですね。
世の中、どんな騙しがあるのか、わかりません。
みなさんも、こういう手口には気をつけてくださいね。

システムトレード

株式相場でも、外国為替相場でも、●●相場というものは、人間の感情が渦巻いていますね。
自分が持っている株や通貨が利益をうんでくれていると、もっと儲かるかも知れないと思って決済するタイミングを逃します。特に、損をする方向に動いたとき、損が消えるまでは待ちたい、戻すまで待とうとか思ってしまうのは人情。
ところが、これがいけないわけですね。
感情を排除して、●%の損失が出たら決済する、というルールを決めてしまえば、損失を小さく抑えることが可能になるわけです。
このようなルールを決めて実行する、つまり感情を排除したルール作りをしていくということは、結局、コンピュータに代わりに取引してもらえば良いという結論にいきつきますね。
これがシステムトレード。
でも、一般の投資家が証券会社やFX業者のサーバーと直にやりとりする自動プログラムを作って接続することはできないので、そういう特殊なソフトを提供している業者で口座を開設するか、あるいは手元のプログラムで、売買のシグナルを出させて、それを元に、自分がシステムの一部となって、売買注文を出すというやりかたがあります。
夏のあいだ、まったくの自動売買のシステムを模索してましたが、まだ、それほど簡単で優秀なソフトには遭遇していません。最終的には、自分でプログラムを組むと良いのかも知れませんが、僕はなんちゃってプログラムしか書けないんで、インターネットを経由してデータを取得したり、サーバーと通信したりするプログラムなんてかけそうもありません。
やっぱり、当面は、自分がシステムの一部となって売買注文を出すという方式でいくしかなさそうですね。

レバレッジ

FX(外国為替証拠金取引)が注目されている理由の一つは、少ない資金で大きな利益を目指すことができるという点です。そう・・・それって、僕向きの投資ですね(笑)
問題は、大きなリターンを期待できるということは、大きなリスクにもなる、ということです。
株の信用取引と同じです。
FXでは、「証拠金(保証金)」の10倍、100倍の投資を行うことができます。ふつう10万円の投資で1%の利益を出しても、1000円しか儲かりませんが、10倍なら1万円、100倍なら10万円の利益を得られるということになります。逆に言えば、10倍、100倍の損失もありえます。
しかも、利益も損失も1%に限った話ではないので、大もうけすることも、大損することも、ありえるのです。
こう言うと、ビビリますよね。
ちなみに、僕は株の信用取引はやるまいと心に決めています。あんなに不透明な相場で、損失が10倍、100倍になったら大変だからです。
でも、FXならリスク・コントロールが可能なのではないかと考えています。
そのためのキーポイントが「損切り」です。
どうやらいろいろある先物取引では常識のようですが(笑・・・僕がよく知らない世界なんですが)、取引の注文の際に、同時にストップオーダーという損切りのための注文も入れておくというわけです。いわゆる、逆指値を設定するんですね。ちなみに、ふつうに利益がでたところで決済するように出す注文のことをリミットオーダーと呼ぶのだそうです。
とはいえ、やっぱり100倍とか言うと、コワイですね。
とりあえず10倍くらいで、ちゃんと損切りを設定してやっていけば、初心者としては良いのではないかと思い始めています。

FX (外国為替証拠金取引)

あるとき、ネットサーフィンをしているときに「FX」という文字に目がとまりました。
FX?
これは「外国為替証拠金取引」のことですね。
最近、話題になっているので、ご存知の方も多いんでしょうね。
僕は、ほんと、最近まで気づかずに生活していたんですが、急速に興味を持ち始めました。
その理由は
①24時間取引が行われている
②世界市場で行われている
の2つです。
これまで、現物株式の取引は経験があります。
でも、株っていうのは、それぞれの会社の経営状況を考えるだけでなく、その会社が属する業界、政治的な動き、日本の経済状況、アメリカ株式市場の動き・・・仕手筋の動き・・・
とにかく、素人からは見えない要素が絡みあって株価が動いていますから、プロたちは勝つことができても、一般個人投資家にとってはリスクが高い市場だと思っています。
一方、外国為替は、たとえば、「ドル-円」という通貨ペアという風に選んでしまうと、市場は世界中規模で動いていますし、日本時間の月曜の早朝から土曜日の早朝まで、切れ目なく、市場が開いている世界ですから、売買のタイミングも多く、わかりやすいように思えます。
もちろん世界情勢、国家間の政治的・経済的な関係が外国為替には大きく影響しますが、株式ほど、クローズドな情報に振り回されている感じはないと思うんです。
というわけで、「錬金術」の第一の方法は、このFXでいけるのではないか?と思っています。
さて、僕の場合、何事も本から入る傾向にあるわけで・・・
まずは、お勉強から始めたいと思っています。
(^_^)v

ヤフオク

最近、すっかりブログ更新できていませんでした。
ごめんなさい。 m(_._)m
簡単に言えば仕事が忙しかったということで、実は今でも忙しいんですが、そろそろなんとか更新したいと思い立ちました。
忙しい中、5月下旬に1週間学会でタイに行ってきたのですが、そのとき、ちょっとだけシルバーアクセサリーを買ってきました。
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これはアメリカの某有名アクセサリー店のティアドロップ型のバングルと似ているものですが、まぁ、形が良いから気に入って買ってきたわけです。
とはいえ、プレゼントする相手もいないので、ヤフオクに出品してみました。
しかし、全然、売れないんですね、これが。
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実は、こういうペンダントも一緒に買ってきたんですけどね。
ヤフオクを見て思うことは、出品数が多くて目立ちにくいということ。
それから入札者の心理としては、入札件数がないと入札する気持ちになれないこと。
かと言って、出品する側から見ると、1円からのオークションにしてしまうには、1円で落札されるリスクがあるわけで、踏み切れない・・・。
難しいところです(笑)
たぶん、1円とは言わないまでも100円くらいからスタートすると、もしかすると結構、行くんじゃないかと思ったりもするんですけどねぇ~
まぁ、いろいろ実験してみたいと思っています。

ケータイを考える

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1月も半ばとなり、いまさら言うのもナニですが、一応、ケジメとして・・・
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、最近、ブログ更新もサボり気味ですが、一つ論文を書き上げようと思っているうちに、他のことをすっかり放置してしまいました。論文は、初校というか、ドラフトというか、とにかく、まず最初から最後までをとおしたものを書き上げました。英文で書いたので、いま、ネイティブにチェック&コメントをもらうために読んでもらっています。これで修正して、指導教授の先生に見てもらって、学会誌に投稿という運びです。
一つの論文だけで、こんなに大騒ぎ。
でも、これって慣れないからじゃないかな。
すぐにまた次の論文を書いてみると、良いんじゃないか・・・そんなことを思っているところです。でも、まだ終わったわけじゃないので・・・早く終わらせたいです。
ところで、昨年末、ケータイを変えました。それまでauだったのですが、ドコモの902iに変えました。もともと、ドコモユーザー歴は長いのですが、いろいろと使ってみようと思って、Vodafoneやauも使ってみたというわけです。でも、ドコモの最新機種に変えたことには、もう一つ理由があります。それは、いま、ケータイ・コンテンツを作る仕事に携わっているからです。
昨年からケータイ・コンテンツを作っている会社でも働いているんですが、つくづく、日本の特殊性というものを考えてしまいます。なぜ、ケータイがこれほどまでに浸透して、ケータイコンテンツというものがビジネスになるのか。
すぐに思いつくことは、日本人は電車などの公共交通機関を毎日長い時間利用するということです。いま、電車に乗ると、多くの人がケータイの液晶画面をじっとみつめています。メールを書いている人、ゲームをしている人、目的地までの乗り換え案内を見ている人、目的地付近の地図を検索している人・・・とにかく、ケータイの画面を見つめています。
一昔前は、電車に乗ると週刊誌、マンガ、新聞を読んだり、文庫本を開いたりというのが電車の中の時間のつぶし方でした。ところが、今は、ケータイというメディアがあることで、事前に書店や駅の売店で買っておかなくても、電車に乗ってから、きままに、さまざまな情報を読むことができるわけです。
もう一つ、日本の電車の中の特徴は、ケータイで通話することを禁止していることです。ケータイは、いまやふつうの通信手段だから、ケータイにかかってきたからといって緊急の用件ではないかもしれません。しかし、せっかくケータイを持っていながら、電車の中では通話してはいけないというルールになっています。もしかしたら緊急な用件かも知れないけれど、電話を受けることはタブーとされています。(実際には、電話している人もみかけますけど。)
たとえば、香港の地下鉄やバンコクのスカイトレインに乗っていると、電話がかかってくると平気で電話をとるし、着信音もどんどん鳴っています。日本では、ケータイは他人の迷惑になるとされていますが、恥ずかしい思いをするのは話を聞かれている人、つまり話している方ですから、それでもかまわなければ、別に通話してもあまり問題ないと思います。ただし、朝夕のラッシュ時には、ちょっと通話できる状況ではないことは納得できます。嫌でも他人と密着してしまうような混雑時に、電話で話すということは、他人の耳元で電話することになるので、これははっきり言って迷惑でしょう。でも、昼間のガラガラな車内でも、ケータイは使ってはいけない決まりです。
とにかく、このケータイでの通話禁止のルールのおかげで、日本ではケータイ・メールが著しく発達しました。待ち合わせの場所や時間のことなど、電車の中で連絡を取り合いたいことは特にケータイ・メールを使って連絡をとることになるからです。日本では、毎日、長い時間、通勤・通学の電車の中に隔離されていることが多いですから、ケータイという通信手段の普及で、個人対個人のコミュニケーションは飛躍的に進歩したと言えるでしょう。
ケータイのことを考えると、もう一つ、大きな要素として、デジタルカメラの機能があります。正直言って、僕は、ケータイのカメラはあまり使いませんが、特に若い女性は、このデジタルカメラを有効に活用していると思います。最近、話題のSNS、mixiの中の日記をのぞいてみると、ケータイで写真付の日記を書いている女の子も少なくありません。
ケータイは、既に携帯電話という枠組みから飛び出して、モバイル・デバイスとしてのさまざまな機能を担うようになってきています。ケータイ向けのコンテンツも、日本が世界最先端を走っていると言っても良いでしょう。もちろん、それぞれの国の事情というものがあり、日本と同じ機能、同じコンテンツが必ず受け入れられるとは言えません。たとえば、アメリカは電車通勤をしている人は、ほんの少しですから、日本の電車の中でのヒマつぶしコンテンツはあまりうけないかも知れません。しかしながら、広大な国土を持つ国ですから、通信手段として、あるいは情報収集するデバイスとしての機能は期待されるかも知れません。
ケータイ向けのデジタル・コンテンツの仕事に携わったことも何かの縁というものです。今年は、ケータイについてもっと考えてみたいと年頭に思う僕です。
とにかく、今年も皆様、よろしくお願いいたします。
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