今年もロイ・クラトン(Loi Krathong)が近づいてきました。
と言っても、ロイ・クラトンって何?と思っている方もいらっしゃるでしょう。
ロイ・クラトン(ロイカトンと書く人もいます)は、陰暦12月(ほとんど11月のようです)の満月の夜に行われるタイの伝統行事です。クラトンというのは、バナナの葉とろうそく、花、線香で作られた灯篭のことで、このクラトンを川に流します。災厄を流しさり、川の女神コンカ(Khongkha or Ganga)の魂を沈めるとも言われています。
ロイ・クラトンの起源については、このほかに、ナマダ河岸のブッダの足跡奉る儀式という説、あるいはブッダの偉大な弟子であるPhra Uppakhutへの尊敬を表す儀式だとする説があります。
起源はともかく、現在、ロイ・クラトンはソンクラーンに並ぶくらいの国民的行事となっています。特に、付き合っている恋人たちは、いっしょにクラトンを川に流して、ロマンチックな気分に浸ることが2人にとっても大切な行事となっているようです。
11月にバンコクにいくと、BTSの駅などにも、大きなクラトンが展示されたりして、ロイ・クラトンが近づいていることを感じます。各地方でも大規模な儀式が催され、テレビで生中継されたりしますが、バンコクの若い人たちは、とにかく川や水があるところに行って、クラトンを流したりします。
とにかく川の周辺は大混雑になります。クラトンを売る屋台も出て大騒ぎです。でも、いざ、川に流そうと思っても、川によっては、なかなか水辺に近づけない場合があります。そういう川では、子どもたちがアルバイトで、クラトンを受け取り、川の中に入って、クラトンを流してくれたりしています。子どもたちにとっては、ちょっとした特需ですね。
このようなわけなので、タイに恋人がいる方は、ぜひ、この時期に合わせてタイに行ってあげると株があがります。
今年のロイ・クラトンは
2007年11月21日~24日
です。早く飛行機の手配をしましょう(笑)
詳しくはロイクラトン・ネット(英語・タイ語)をご覧ください。
また、日本国内でも、イベントがあります。
東京・タイロイカトン祭2007が、10月27日(土)~28日(日)の2日間、お台場潮風公園で開催されます。ミス・ロイカトン(こちらは、カトンと標記していますが、クラトンと同じものです)コンテストもあるようで、日本人、タイ人の美しい女性が登場するようです。
日本のイベントも行けず、タイにも行けないあたなにも、最後の手段があります。
Online Loi Krathongを使えば、バーチャルな世界で、ロイ・クラトンを流せます。
自宅のパソコンから、オンラインでロイクラトンを流すときには、その前に、ロイ・クラトンの歌をダウンロードして再生しましょう。
ローイ、ローイ、クラトン♪
ローイ、ローイ、クラトン♪
この歌はタイ人なら誰でも知っている歌ですから、覚えてタイ人と一緒に歌うとウケルこと確実です。
あなたが素敵なロイ・クラトンの夜を過ごせますように。
(僕はどうしようかなぁ~、タイに行く!?)
月別アーカイブ: 2007年10月
タイのノーパン女子高生報道
10月16日に日刊ゲンダイに掲載されたこの話題。
密かに波紋?を広げているようで、このブログでも関連話題を
書いたために、1日の訪問者数(ユニークユーザー)が300を
超えるほどになったりしました。
ネットで検索すると、元になっている日刊ゲンダイや、それを
転載しているポータルサイトのページがヒットするんですが、
それ以外にも、このネタのブログエントリーも多々あるようです。
元のニュースに出ているストーリーを要約すると・・・
ナコンシータラマート市で、少女3人乗りのバイクが転倒して、
近くにいたクラビー島の刑事が救助にのために近づくと、
少女たちは気を失って倒れ、スカートがめくれあがっていて、
3人のうち2人はノーパンだったというのです。
しかも、2人のうち1人は下の毛がなく、もう1人は金髪に
染めていたということです。
ニュースによると、このことが騒ぎになって全国調査したところ、
ノーパンの女子高生がかなりいることがわかったとか、
あるいは女子大生にも流行りだしているとか・・・
そして、タイの文化大臣が「なるべくパンツをはくように」と
言ったとかいう報道も流れています。
別の調べ物があったので、タイの英字新聞Bangkok Postや
The Nationで検索してみたんですが、いまのところ、関連すると
思われる記事は発見できません。
でも、タイに住んでいる日本人の友人からのメールでは、
テレビのニュースで見たという報告もあるので、タイで話題に
なっていることは確かですね。
昨年は、コヨーテガールが社会問題化して、文化大臣が
そのことについて発言したりしていましたが、どうやら、
最近、若いタイ人女性はセクシー路線を爆走しているのかも
知れません。
友人が言うように欧米の悪影響のようにも思いますが、
ノーパンでバイクにまたがるのは、どうも、下品ですね。
アメリカのような露骨なエロではなくて、日本のエロカワ
くらいにとどめておいて欲しいと思います。
タイの女子高生がノーパン!?
たぶん数日前の日刊ゲンダイだと思うんですが、最近、タイの女子高生の間で
流行っていることとして、ノーパンで彼氏が運転するバイクの後ろに乗っている、
という記事があったようです。
僕はテレビで見ただけで、この記事もちゃんと読んでないんですが。
事の真偽が気になったのですが、どうも僕が仲良くしている若いタイ人は
女の子が多くて・・・こんなこと質問してもいいかなぁと少し悩んだけど、
やっぱり好奇心には勝てずにメールで質問を送りました。
2人に送ったんですが、一人は30歳近くのお姉さん。
彼女が言うには、これはちょっと前に話題になって話しで、いまさら騒ぐような
ことじゃなくて、一部の若い子が欧米の真似をしているだけ、ということでした。
ん?
欧米の真似って、欧米のどこかで、そんなこと流行してますか?
もう一人の女の子は、今年、大学を出た子。
彼女自身は知らなかったようで、職場の友だちにきいてみたら、たしかに、
そういうことがあるということでした。
でも、なんだか、情報不足。
そもそもどんなキッカケで、そんなこと誰が始めたのか。
何のためなのか。
とっても気になります。
タイの女の子は、はしたないことはイケナイと躾けられ、育てられています。
たとえば、日本の女の子のファッションはタイでも人気なのですが、
高校生くらいだと、親がうるさくて着ることができません。
なぜなら、日本のファッションは肌の露出が多いからです。
タイでワットプラケオなどに行ったことがある人はご存知だと思いますが、
タイのお寺の中にはドレスコードがあるところがあり、だらしない服装、
露出が多い服装では入れないんです。
ワットプラケオはノースリーブもダメ。
タイの役所は、結構、最近までパンツスーツもダメだったんです。
(数年前から緩和されているみたいです。)
ノースリーブはNG、ひざ下丈のスカート、ストラップがある靴・・・。
そんなタイには、ノーパンっていう言葉は似合いません。
どなたか、この社会現象の本当の事情をご存知の方、ご一報ください。