先日、久しぶりにJJ Marketを歩いているとき、5〜6歳の男の子を連れた日本人女性(たぶん30歳ちょっとくらい?)を見かけました。2人は日本語で話していたので、親子なんだろうなぁと思っていました。僕はMRT(地下鉄)のガムペーンペット駅に向かってゆっくりと歩いていたんですが、2人は早足で僕を抜いていきました。
と、少し行ったところで、その2人がシャボン玉を作るオモチャを売っているおじさんのところで止まっていました。
女性「ねぇ、電池がいるのかきいて」
男の子「・・・ファイファー・・・」
(よく聞き取れなかったけどおじさんに質問している感じ。ファイファーは電気だから、バッテリーって言った方がいいかも。)
どうやら、男の子がこのオモチャを欲しがって、その女性は電池も買う必要があるのか、気になったようです。
僕はそのまま追い越して、また、ブラブラと歩いていきました。
すると、また、この2人が僕を追い越していきました。
と、しばらくすると、また、この2人が何かのお店のところで何か話していて、僕はまた追い越しました。
と、また、この2人が僕を追い越して早足で駅に向かって歩いていきましたが、そのとき、女性が・・・
「ねぇ、タイディンって何?」
と男の子に聞いていました。
タイディンは地下のことで、地下鉄はロットファイ・タイディン。きっと、男の子が地下鉄の駅はどこなのか、お店の人にきいたんでしょう。
この言葉が聞こえたとき、この2人は親子じゃないんじゃないかと思いました。というのも、その女性はほとんどタイ語の知識がなく、その男の子に通訳してもらっていたからです。
海外に移住したとき、子どもは現地の子どもと遊ぶようになり、早く言葉を覚えるという可能性はあるんですが、でも、同じ期間、タイにいるとすれば、電池はバッテリーで通じることはわかるだろうし、地下鉄もロットファイ・タイディンか、あるいはMRTで通じるので、子どもに通訳させることはないんじゃないかと思います。
もしも親子だとしたら、あまりにも語学センスがないお母さん?(失礼)かなと思います。あるいは日本人コミュニティから出ないで生活しているかも知れません。
それにしても、その男の子、小さいけど通訳の役割を果たしていて、感心しました。