タイを撮るカメラ

そうだ! 1月に新しいデジカメを買ったご報告がまだでしたね(^^ゞ

ここ数年、タイに行く時は、リコーのGR Digital(たぶんⅡ?)と、万が一、壊れたときの予備機としてちょっと古いLumixのコンデジを持って行っていました。それ以前には、キヤノンのEOS Kiss Digital(たぶんⅠ)を持って行ったりしてたし、最近でも、ズームレンズで撮影する必要がありそうなときには、このEOS Kiss Digitalを持っていっていたのですが…なんと言っても、かさばるし重いんです。だから、どうしてもというときにだけ、EOS Kiss Digitalを持って行っていたんですが、時が経つに連れて、このカメラとパソコンをつなぐためのソフトウェア環境が変化していってしまって、もう新しいPCとつなぐことが難しくなってきてしまったのでした。

このような事情で、EOS Kiss Digitalはいざというときにも、ちょっと使えないカメラになってしまったこともあり、やはりズームがあったほうが撮影の幅が広がるかなと思い、ミラーレスのデジタル一眼を買うことにしたのでした。

これまで、いろいろとキヤノンのカメラを買ってきた経緯もあるので、キヤノンEOS Mを買うつもりでいたんですが、様々なレビューを読んでいると、オートフォーカスが非常に遅いなど、あまり良いことが書かれていませんでした。また、ダブルレンズ・キット、レンズ1本だけのキットがあるのですが、いろいろなシチュエーションに対応しようとすると、2本のレンズを持ち歩く必要がありそうでした。一方、SONYのNEX-6は、パワーレンズ?キットとなっていて、1本のレンズ、しかもこのレンズが結構短いものなので、カメラを持ち運ぶときにとってもコンパクト。

そしてもう一つNEX-6の良い点は、ビューファインダーが装備されていることです。バンコクの炎天下では、液晶画面に映っている映像は、ほとんど見えません。ファインダーがあれば、撮影したい被写体を正しくフレームに入れることができますが、ファインダーがないと何を撮っているか、確認することができません。コンパクト・デジカメはもちろん、デジイチと呼ばれるカメラでも、ファインダーは別売になっていたりして、液晶画面を見て撮るようなスタイルに変化しつつあるようですが、やはり、ビューファインダーは必須アイテム。このような理由から、NEX-6を購入しました。

こうして購入したNEX-6は2月のバンコク旅行から活躍してくれています。

sony-nex-6.jpg

僕にとってデジカメはフィールドワークのための道具なので、なくてはならないものです。が、芸術写真を撮っているわけではないので、あまりハイスペックである必要もありません。とりあえず、NEX-6の撮影能力については満足しているんですが、唯一、嫌なのが大きなシャッター音です。

そもそもミラーレスなんですから、内部で機械的な音が出るということはないのですが、結構なハイボリュームで、撮影毎にガシャガシャ音がします。バンコクの街中など、喧騒にかき消される環境であれば、まったく問題ないですが、屋内で撮影する場合、周囲にいる人が「なんだ??」と思って振り返るくらいの大きさのボリュームです。そして、この音は止められないみたいです(汗

 

その他、面白いなぁと思ったのは、このカメラにはwi-fi機能が装備されているので、画像を転送したり、スマホにアプリを入れて、リモートコントロールすることができるということです。 僕は、この機能はあまり使いませんが、PCからもコントロールできるようになると、ちょっとした監視カメラの役割を果たしてくれたり、応用の幅が広がると思います。

NEX-6はEOS Kiss Digitalよりはずっと小さいのですが、だからと言って、毎日、持って歩くほど、僕のバッグにはゆとりがありません。本当は、四六時中、持ち歩いてシャッターチャンスを狙いたいのですが、最近はノートPCを持ち、本を持ち、様々な印刷物を持って歩いているので、すでに、かなりの重量になってしまっています。でも、せっかく買ったのですから、なるべく頻繁に使いたいですよね。たぶん、次回のタイでのフィールドワークでも活躍してくれるはずですが、日本国内にいても、もっと活用したいと思っています。