バンコクの冬の風物詩

タイ在住の友人たちの話によると、11月に入って、タイも乾季に入ったようです。
これからタイの冬になっていきます。
冬と言っても、日本のように寒くはなりませんが、バンコクでも朝夕は涼しくなります。水のシャワーを浴びている学生たちが、寒い寒いと言い出す季節です(笑)
また、観光でチェンマイ、チェンライなど、タイの北部に行かれる方は、日本の晩秋程度の防寒対策が必要かも知れません。
ところで、冬になるとバンコクでよく見かけるものに、「ビアガーデン」があります。11月に入ってから、あちこちで臨時のビアガーデンが開設されます。なんで冬にビアガーデン? 日本では夏にビアガーデンを開きますが、タイでは暑い時期に外でビールを飲むなんて考えられないのです。暑いときは、冷房が効いている屋内でビールを飲んだほうが、サバーイ(気持ち良い)です。でも、冬になると、外が涼しくなりますから、やっと屋外でビールが飲める季節になったということです。
ビアガーデンで有名なのはCentral World Plaza前のスペース。例年、ビールブランド3種がビアガーデンを設置しています。バンドのステージがあったりして、ちょっとうるさいかも知れませんが、これもまた、タイ式のビアガーデンということでしょう。
バンコクの、もう一つの冬の風物詩は、イルミネーションです。12月に入ると、大きなショッピングモール、ホテルなど、きれいなイルミネーションで飾られます。また、ホテルのロビーなどにも、大きなクリスマスツリーが飾られたりします。
人口の95%以上が仏教徒の国ですが、きれいなものが大好きなタイ人です。街や建物をきれいに飾りつけることを楽しんでいるようです。この時期は、外を歩いていても涼しいので、友人グループやカップルなどが、有名ホテルのイルミネーションを見て歩いたりしています。そして、そういうお客を狙った屋台まで出ています。
12月から1月にバンコクを訪れる方は、ぜひ、ビアガーデンとイルミネーションを楽しんでみてください。

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