「チュー・アライ・カップ?」
タイ語です。
アライ・チューではありません。
(ここで笑った方は、ちょっと高齢!?(笑))
タイ語で相手の名前を聞くとき、
「チュー・アライ・カップ?」(男性が言う場合)
「チュー・アライ・カ?」(女性が言う場合)
と名前をたずねます。
「チュー」は、「~と称する」「~という名前だ」ということで、「アライ」は「何?」ということ。
つまり、「なんという名前ですか?」になります。
この質問に答えるときは、まぁ、名前を言っちゃえば通じますが、教科書的に言えば
「ポム・チュー・レック・カップ」(男性:私はレックと言います)
「ディーチャン・チュー・レック・カァ」(女性:私はレックと言います)
と答えます。レックの代わりに、あなたの名前を入れてください。
さて、この質問をすると、ほとんどの場合、タイ人は自分のニックネームを教えてくれます。
なぜなら、本名は長くて覚えにくいのです。さらに、タイ人は全員、ニックネームを持っています。
親も子どもをニックネームで呼ぶ(「ルーク(こども)」と呼んだりすることもありますが)くらい、ニックネームはタイ人にとって不可欠です。
ニックネームは、通常、音節が1つか2つくらいの短い単語で、モノ、動物、植物の名前が多いですが、その他の名詞がニックネームのこともあります。
プラー(魚)、プー(カニ)、レック(小さい)、ダオ(星)・・・エー(A)、ビー(B)・・・
友だち同士でもお互いの本名を知らないことは日常茶飯事ですが、マイペンライみたいです。