サイトで公開されるCM

最近、制作されるテレビCMは、そのままその企業のサイトでも公開されるようになってきました。考えてみれば当然のことですが、そうするためには、出演者との契約にもその旨を書き加えなくてはならないので、思いつきだけではCMをサイトで公開することはできないですね。
話はそれますが、綾瀬はるかさん、知っていますか?
最近、若くてかわいい女優が増えてきたのは良いけれど、誰が誰だかわからないとお嘆きのお父さん、ちゃんと覚えましょう(笑)
綾瀬はるかさんは、最近、Max FactorのCMに出演していますが、僕は初めてそれを見たときに、彼女の美しさに見とれてしまいました。彼女は、いま、ポカリスウェットのCMにも出ていますが、ポカリのほうでは彼女の中にある子どものかわいらしさと、おとなと子どもの狭間にいる年頃であるところを描いているように思うんですが、Max FactorのCMは、話し方はまだ幼さが感じられるものの、映像は美しいの一言です。
このMax FactorのCMのできの良さを見て、僕はAUBE(花王ソフィーナ)の上戸綾ちゃんのCMを思い出してしまいました。初めてAUBEのCMを見たとき、上戸綾ちゃんがかわいそうだと思いました。化粧品のCMであるのに、化粧品が上戸綾ちゃんの美しさを引き出せていません。化粧品を使っていることを強く意識させてしまうため、上戸綾ちゃんが持っているかわいらしさも描けていないし、美しいと思わせるような透明感もありません。
僕は以前から上戸綾ちゃんのファンですが、CMのできばえで比較すると、断然、Max Factorのほうが優れていると思います。いや、CMの演出が云々ではなく、単にメークの技術の差が出てしまっていると言ったほうが良いかもしれません。
さて、話を戻しますが、テレビCMをサイトで公開するメリットの一つは、そのCMに対する反響を直接数字で見ることができる点でしょう。そのCMが1日に何回再生されているか。何人の人が再生しているか。同じ人が何度も再生しているのか。サイトへのアクセスを分析することで、そういう数字を得ることができます。
もちろん、その化粧品の売上の数字も重要な効果測定の方法ではありますが、サイトへのアクセスが増えるということは、一つの商品だけでなく、企業イメージへも影響することです。これからも、もっと多くの企業が自社のサイトでCMを公開するようになってくるでしょう。今までは、テレビ番組の合間に、消費者に「見せる」ものだったCMですが、インターネット上のメディアが発展したことで、消費者が自らCMを見に来る時代に変わったのです。

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