システムトレード

株式相場でも、外国為替相場でも、●●相場というものは、人間の感情が渦巻いていますね。
自分が持っている株や通貨が利益をうんでくれていると、もっと儲かるかも知れないと思って決済するタイミングを逃します。特に、損をする方向に動いたとき、損が消えるまでは待ちたい、戻すまで待とうとか思ってしまうのは人情。
ところが、これがいけないわけですね。
感情を排除して、●%の損失が出たら決済する、というルールを決めてしまえば、損失を小さく抑えることが可能になるわけです。
このようなルールを決めて実行する、つまり感情を排除したルール作りをしていくということは、結局、コンピュータに代わりに取引してもらえば良いという結論にいきつきますね。
これがシステムトレード。
でも、一般の投資家が証券会社やFX業者のサーバーと直にやりとりする自動プログラムを作って接続することはできないので、そういう特殊なソフトを提供している業者で口座を開設するか、あるいは手元のプログラムで、売買のシグナルを出させて、それを元に、自分がシステムの一部となって、売買注文を出すというやりかたがあります。
夏のあいだ、まったくの自動売買のシステムを模索してましたが、まだ、それほど簡単で優秀なソフトには遭遇していません。最終的には、自分でプログラムを組むと良いのかも知れませんが、僕はなんちゃってプログラムしか書けないんで、インターネットを経由してデータを取得したり、サーバーと通信したりするプログラムなんてかけそうもありません。
やっぱり、当面は、自分がシステムの一部となって売買注文を出すという方式でいくしかなさそうですね。