ワットポー  ~涅槃仏をたずねて~

 

ワットポーに到着しました。
上の写真は、桟橋方面からやってきたときに見えるワットポー。
標識には英語とタイ語でワットポーと書かれています。

この建物の中に涅槃仏が横たわっています。
外国人が涅槃仏を拝観するためには、この建物に入る前に、外にある窓口で拝観料20バーツを支払い、レシートをもらいます。涅槃仏の建物に入る際に、このレシートを見せる必要があるので、失くしたりしないようにしましょう。
ちなみに、数年前に来たときにはレシートチェックされた記憶がないのですが、現在は、少なくとも外国人観光客がたくさん来る午前中は入り口におじさんが立っていて、レシートの提示を求めてきます。
  

建物に入るとすぐに涅槃仏の頭を見上げることになります。
大きい。しかも、近い。そして、柱がちょっとジャマです。
写真を撮るときには、アングルが難しいと思いますが、いろいろと撮ってみると、いろいろな表情の涅槃仏が撮れるかも知れません。

涅槃仏の足元の辺り。このアングルで写真を撮ろうとする観光客が非常に多いです。この写真にも左下に他の観光客の頭が少し写り込んでいます。ときどき、この前で記念写真を撮るのに10分も20分もねばっている人がいますが、これは他の観光客の迷惑になります。記念撮影はみんなもしたいので、すばやくしましょう。
(ほとんどの日本人観光客は行儀よく順番待ちして撮影しているようです。中国語を話している観光客の方の中には、ちょっと・・・と思うような行動も見受けられます。そんなときは、先を見てから、また戻ってきて撮影するなど対応策を考えましょう。)

写真右側に写っている螺鈿細工は、実は涅槃仏の足の裏です。
 

一つひとつは、いろいろな絵柄の螺鈿細工です。

涅槃仏といっしょに、小さな仏像も安置されています。
タイ人は蓮の花とロウソクを備えたりしています。また、金箔を仏像に貼ったりしています。
 

涅槃仏の裏側には、壁に沿って鉢が並べられています。
涅槃物の足裏のを過ぎたところで、20バーツをタンブンして、小さなカップに入った25サタン硬貨を受け取ります。この硬貨を1枚ずつ(1枚ずつだと最後に余るので、実際には適当に2、3枚ずつだと思います)、壁に沿って鉢に入れていきます。

建物の出口近くまで行くと、左側に瓦が置いてあります。
ここも20バーツのタンブンで、自分の名前を瓦に書くことができます。実際に、この瓦がワットポーの屋根に設置されるのかどうかは、僕は知らないですが、これもまたタンブンです。
 

ワットポーは涅槃仏がとても有名ですが、このようなチェディ(仏塔)もたくさんあります。
また、ワットポーはマッサージの総本山としても有名です。
でも、マッサージ好きな僕も、まだ、ここでマッサージを受けたことがありません。というのも、ワットポーに来るときは、周囲の観光スポットも回る予定になっているため、ここでのんびりマッサージを受けるという機会がありませんでした。
 

チャオプラヤ高速ボート

チャオプラヤ高速ボートの中です。
中央に立っている水色の服の人が、車掌ならぬ船掌?
行き先を告げてお金を渡すと、小さな切符をくれます。
行き先は、Tha Thien(ターティエン)です。

ヨックヨーレストラン。
どれくらい有名か分かりませんが、僕は一度、行ったことがあります。僕がふだんウロウロしているSilomやスクンビットから見ると、チャオプラヤ川の対岸なために、あまり気軽に行ける感じではないですが。River Cityの反対側辺りでしょうか。

チャオプラヤ川には、いろいろな船が往来しています。
これは・・・? 渡し舟のようですが、ちょっと小ぶりなので、もしかするとコンドミニアムとかホテルが運行しているものかも知れませんね。(あくまでも推測ですが。)

大きな写真を見てください。
“Space for Monks”と書かれています。
タイのお坊さんは女性に触れてはいけないという戒律を守っていること、知っていますか?
チャオプラヤ高速ボートには、よくお坊さんも乗船しているんですが、結構、混雑しているんで、女性に触れないような安全な場所を見つけるのが大変のようです。
これは、最後列の座席の後ろ、船の最後部の乗船口に向かう通路につながったちょっとしたスペースです。
女性のみなさん、タイに行ったらお坊さんに触れないように気をつけてあげてください。

見えてきました、ワットアルン。
あら?
レンズにゴミ?水滴がついちゃってますね(汗
日本では三島由紀夫の『暁の寺』として有名ですね。

さぁ、船をおりましょう。

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ワットポーをめざして


MBKを出発して、ワットポーに向かいます。
今回の経路は、まずBTSスカイとレイン(バンコクの中心部を走る高架鉄道)でチャオプラヤ川の桟橋まで行き、そこからExpress Boatに乗ります。とってもシンプルです。
MBKはBTSの”National Stadium”駅に隣接していますから、ここからBTS Silom Lineに乗って終点の”Saphan Taksin”駅まで行きます。ちなみに、サパンは橋という意味で、タクシン橋駅に向かうわけです。
BTSに乗るには、まずチケットを購入します。この券売機は、10バーツと5バーツ硬貨しか使用できないので、小銭がない人は窓口で両替してもらいます。まず地図で行き先駅を探して番号を調べます。隣の駅は1、その隣は2・・・という感じで番号が出ています。この番号がわかったら、券売機で、まずこの番号を押します。すると料金が表示されますので、その料金分の小銭を投入します。
BTSには、現在、2つの路線があります。一つが、このSilom Line。もう一つは、Sukhumvit Lineです。今回はSilom Lineの端から端までの乗車です。たぶん35バーツ!?

“Saphan Taksin”駅に到着すると、桟橋はすぐです。チャオプラヤ川の観光船と同じ桟橋まで行きます。乗船券売り場がありますが、これは観光船のものです。以前は、Express Boatの乗船券売り場もありましたが、今は、乗船してから、船の中でお金を払います。

※この船は観光船です。
船は、どちらの方向の船も同じ桟橋につきます。Saphan Taksinからワットポー、ワットアルン方面に行くには、”Nonthaburi”行きの船に乗ります。BTS駅を背後にして川に向かって、右の方向がNonthaburiです。
行き先?
そうですね。船に乗ったら、お金を集めに来る人がいますから、”Tha Thien”(ター・ティエン)まで行きたい、あるいはワットポーまで行きたいと言ってみてください。外国人観光客の利用者も多いので、たぶんわかってくれると思います。
ちなみに、王宮に行きたい場合には”Tha Chian”でおります。また、タマサート大学に行く場合には、”Wang Lang”で下りてから川の対岸への渡し舟に乗って”Phra Chang”で下ります。