2005年2月アーカイブ

辛右衛門

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なぜか、カツカレーが好きな僕はついついカレーを注文してしまう。

もう随分と会っていない友人のKさんは某大学で教授をしているのですが、最近、彼のブログを発見して、ときどき覗き見しています。このごろ、インターネットを使ったメディアを通じて旧友と再会することがあります。Kさんとの再会もそうですし、SNSのmixiを通じた再会もあります。

昔、雑誌『ログイン』が創刊された頃、表紙には「コンピュータとコミュニケーションの雑誌」であることが記されていました。コンピュータとコミュニケーション技術が融合して、距離、時間を越えて人と人とをつなぐことができる時代になりました。あの頃、ログイン編集部にいて夢見ていた未来が現実になり、長く疎遠になっていた友人たちとも繋いでくれるなんて、こんなに嬉しいことはありません。

ところで、Kさんのブログに『手紙』という記事がありました。それを読んでいて、僕は小学生の頃を思い出しました。

小学4年生の頃、僕は手紙を書くのが大好きでした。と言っても、何十年も昔のこと。ワープロなんて陰も形もありませんから、すべて手書き。しかも、送る先はテレビ局や会社でした。たぶん、きっかけはテレビ局に宛てた番組に関する手紙だったのだと思います。いわゆるファンレターのようなものを書いたりしていたのです。今でも手書き文字は汚いのですが、小学4年生のときの僕が今より上手くかけたはずもなく、きっと、読みにくかったことだと思います。


ところが、小学生から来たきたない字の手紙が功を奏したのか、返事をいただけることが多かったのです。例えば、『スパイ大作戦』が大好きだった僕は、フジテレビに宛てて、これからどういう話が放送されるのかということを質問したのです。すると、フジテレビから、ちゃんと返事をいただき、さらには『スパイ大作戦』の編成スケジュールまで送っていただきました。今から思うと、本当にありがたいことだと思います。

単なる『テレビオタク』だった小学4年生は、こうして手紙を書くと返事がもらえるという楽しさを知ってしまったため『手紙オタク』にもなりました。手紙を投函してしばらくすると、返事が待ち遠しくなり、毎日、郵便受をチェックすることが日課になりました。そのときの『手紙』は、僕にとって、距離を越えて、また世代を超えて、あるいは社会的な立場を超えて、いろいろな人と(特に、親や先生以外のおとなと)コミュニケートできる道具でした。おとなになってから、僕がコンピュータと関わりながらも、いつもコミュニケーションにこだわってきた原点は、この『手紙オタク』だった過去にあるような気がします。

今、インターネットを通したコミュニケーションで、距離、世代、国境、階層などなど、さまざまな境界を越えて、人と人とが出会うことができるようになりました。この道具が、もっともっと人と人との結びつきを強くするのに役立って欲しいと思っています。

ところで、僕のブログ(Movable Type)は自動的にTBするように設定してみてあるのですが、件のKさんのブログfklab.netにトラックバックしようと思ったら、海外からのアクセスを禁止されていました(涙)。ということで、日本に帰ってからTBします(笑)

タイでは年に3回、正月を祝います。

★★タイの3つの正月★★
①1月1日
②旧正月(今年は2月9日でした)
③4月13日(ソンクラン)

最初のお正月は太陽暦の1月1日。欧米や日本でも、大晦日にはカウントダウンをして、新年が来ることを祝う、あのお正月です。タイでも、あちこちでカウントダウンのイベントが行われて、BTSスカイトレインが終夜営業になったりします。

その次に来るのが、いわゆる「旧暦のお正月」です。タイには中華系タイ人(いわゆる華僑)がたくさんいます。そして中華系の人たちにとってのお正月と言えば、旧暦のお正月になります。旧暦のお正月は太陰太陽暦のため、太陽暦で見ると、毎年、変わります。今年、2005年は2月9日でした。中華系の会社などは、この日の少し前から1週間ほど、休業になったりすることもあるようですが、ふつうに休みなく営業しているところも多いようです。また、役所は通常通りに営業しています。

今年の旧暦元日は2月9日。2月9日と10日の2日間は、バンコクの中華街「ヤワラート」でお正月を祝うイベントがありました。日中は仕事をしているので行けないのですが、2月9日、テレビニュースを見ていたら、王女様が来ていたりして、なかなかの盛り上がりようなので、2月10日の夜に中華街に行っていました。

★★太陰太陽暦(旧暦)のお正月★★

2005年2月9日
2006年1月29日
2007年2月18日
2008年2月7日


当日は、中華街周辺は渋滞必至なので、タクシーでは無理だろう、ということで、地下鉄でフアランポン駅まで行き、そこから歩いて中華街を目指しました。夜だというのに、かなり暑かったです。汗を拭きながら歩いていると中華街に近づいたところに、ワット・トライミットがありました。ここには本物の黄金の仏像(純度60%?)があることで有名な中国式寺院で、以前、1度来たことがあります。お寺の境内では、京劇のような衣装と化粧の人たちが舞台で何かしていました。(写真↑:京劇かどうかはわかりません。)このお寺では雑炊の炊き出しをしていました。無料でふるまわれていたわけですが、実際にはタンブンと言って徳を積むために寄付をします。結局、20バーツを寄付しました。


ワット・トライミットを出て、少し歩くと、中華街の大通り「ヤワラート」に到着しました。ふだんは自動車で大渋滞の道路ですが、この日は自動車は締め出されています。かなり広い道路なのですが、人、人、人・・・すごい数の人でした。しかも、たくさんの人たちが赤い服を着ています。なんでもかんでも赤。赤はおめでたい色なんですね。

なぜか、小さな鐘があり、それをつくと数がカウントされていました。電光表示されていることには気づかず写真撮影。帰ってから写真を見て、カウントされていることを知ったのですが、この数字は何のためなのか・・・わかりません。(ご存知の方、教えてください。)


さらにヤワラートを進むと、大きなステージが設営されていて、たくさんの人たちがそこを囲んで集まっていました。何かクジのようなものが配布されていて、1等はトヨタの車のようでした。みんな、車が当たることを期待して、待っていました。


ステージを過ぎると、道路の両側に屋台が並んでいました。特に食べ物の屋台はたくさんあり、フカヒレスープも格安で売られていました。しかし、残念なことに、お寺で雑炊をしっかり食べてしまったために、もう、お腹に隙間があまりありませんでした。それでも、ときどき、買い食いしながら、さらにヤワラートを進みました。


以前から、ときどき食べに来るシーフード屋台も営業していました。緑のシャツの店と赤のシャツの店が道路を挟んで競っています。フカヒレスープ、エビの丸焼き、カニ・・・とにかく安くて美味しい屋台です。最近は、ガイドブックなどにも載っているようで、欧米人や日本人の観光客も食べています。いくと、いつも満席状態なので、いつも早めに行っています。


屋台の中には、お菓子の店がありました。タイ人は、あっちの店で何かを買い、こっちの店で何かを買って、家族や知り合いへのお土産にするようです。何も、そんなに買わなくても、と思うくらい、次々と、食べ物を買っている人も目撃しました。


お菓子のダンボールの箱が捨てられているのを見たら、「ロッテ」とか、「毎度ありがとうございます」と日本語が書かれていました。最近、若い人には日本のお菓子も人気商品。日本から、わざわざ日本のお菓子を輸入して売っているのでしょう。

最近、夜でもかなり暑いことが多く、この日もとっても暑い夜でした。暑さと食べすぎ?で、すっかり疲れてしまったので、タクシーに乗って帰路につきました。

★★暦について★★
太陽暦というのは、私たち日本人もふだんの生活で使っているカレンダーと同じで、太陽の運行を基にして365日を1年としている暦です。一方、月の運行を元に作っているカレンダーは太陰歴(イスラム歴は太陰暦)と呼ばれていますが、1ヶ月は29.53日、1年は354.36日となり、太陽暦と10.88日ずれています。そのままにしておくと、毎年ズレが大きくなっていくので、3年に1度、閏月を作って太陽の動きと同期を取るのが、太陰太陽暦、いわゆる旧暦で、日本でも昔使っていました。

Flat Stanley

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先週、Flat Stanleyが僕の家にやって来ました。Flat Stanleyというのは、紙で作った人形です。アメリカの学校では1964年から、このFlat Stanleyを使って、子どもたちに自分の町以外の場所のことを教える教材としているようです。

僕のところにきたFlat Stanleyはアメリカの小学生ライアン君が作ったようです。ライアン君が最初に送ったときの封筒がFlat Stanleyと一緒に旅をしているのですが、その封筒の表面には、おばあさんからのメモがありました。それによると、ライアン君は最初に、おじいさん、おばあさんの家に、このFlat Stanleyを送ったようで、おばあさんは、これからFlat Stanleyが行くところの人々に宛てて、孫のためによろしくとメモを添えていました。

ライアン君は、Flat Stanleyを2004年10月におじいさん、おばあさんの家に送ったようです。同封されていた先生からの手紙によると、Flat Stanleyは2005年5月には帰国しなければならないようです。アメリカでは、5月は学年の終わり、夏休み直前ですから、それまでに旅を終わらせるということなのでしょう。僕のところには日本に住んでいるアメリカ人の友人から送られてきました。実際には、このFlat Stanleyはアメリカ国外に出ることは、あまりないようですが、今回は、少なくとも日本とタイを旅しました。

先生からの手紙には、こう書かれていました。

「あなたが住んでいる町にある特別なものの前で写真を撮って送ってください」

先生の手紙を読むと、学校のホールには大きな世界地図が貼ってあって、送られてきた写真をその上に貼っているようです。

Flat Stanleyが、どんなところを旅しているのか、ライアン君は毎日写真が届くのを楽しみにしているんだなぁ。そう思うと、ちょっとビックリしちゃうくらいの写真を送ってあげたくなりました。

というわけで、昨日、ワットポーまでFlat Stanleyを連れて行きました。

このあと、Flat Stanleyはどこへ行くんだろうなぁ~
それは、ライアン君たちだけが知ることができるってことですね。
なんかうらやましいなぁ。

オイシ 大福餅

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先日、昼休みに職場のG君と一緒にEkkamai Major Cineplexに立ち寄りました。G君は、どうやら家へのお土産にお菓子を買いたかったらしく、パン屋などものぞいてみたんですが、結局、オイシ・ラーメン(Oishi Ramen)で売っている「大福餅」を買っていました。そして、一つ、僕にくれましたので、職場に戻ってから、紅茶でオイシの大福餅を食べてみました。全体に黄緑色。やっぱり、グリーンティーでヒットしたオイシらしく、すべて黄緑なんでしょうか。味? うーん、あまり特徴はありません。まずくはないし、甘過ぎもしないですが、日本の大福餅のように小豆の味もしないので、プニプニしてやわらかい甘いお菓子という感じです。

ところで、先月からオイシ・ラーメンでは「カツ・ラーメン」を売り出しています。日本語では「汁無カツラーメン」と書かれているのですが、不思議なことに英語(アルファベット)では、"Kitsu Ramen"と書かれています。ん? "Katsu"なんじゃないの? なんで"Kitsu"になっちゃったんだか、まったくわかりません。というか、単純なスペリングのミスのような気がしますが、そのままにしてプロモーションしているところが、オイシのスゴイところとも言えます。日本人を相手にしているわけではないんです。日本語や英文字は飾りに過ぎないんですね。オイシがターゲットにしているのは、タイ人。だから、ちょっとくらい日本語や英語が間違っていてもタイ語がOKなら問題ないのでしょう。

でも、やっぱり、あまりにもレベルが低い間違い。オイシは、既に、カツ丼が定番メニューになっています。「ごはん+カツ」が「カツ丼」なんだから、「ラーメン+カツ」は、「キツ・ラーメン」じゃなくて「カツ・ラーメン」なことくらい誰でも分かると思うんですが・・・。

有馬温泉2

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arima2_2.jpg

なぜ「有馬温泉」なんて名前にしたのかわからないけど、英語でボディなんとかという店名にするよりは、記憶に残り易い店名。スラウォン通りにある僕の行きつけのバンコクのマッサージ屋なんですが、日本人観光客がたくさん行くためか、儲かっているようで昨年2号店をタニヤ通りの一等地に開店しました。通称「有馬2」。

しかし、慌てて行ってはイケマセン。ここは「有馬1」とちょっと違います。何が違うか?それは料金システム。ある意味、明朗会計なのですが、とにかくマッサージ1時間は290バーツ。足でも体でも、頭でも、肩でも、とにかく一人のマッサージ師に1時間マッサージしてもらうと290バーツ。ということは、タイ古式マッサージを2時間お願いすると、単純にその2倍の料金、580バーツを請求されます。有馬1で2時間マッサージをお願いした場合には330バーツ。250バーツも違ってしまいます。

一方、有馬1で足マッサージを1時間お願いすると280バーツ。有馬2では290バーツ。その差、10バーツ。そこで、僕はちょっと足マッサージをしてもらいたいときには、よく有馬2を利用しています。スラウォン通りの有馬1までは、BTSサラデーン駅からちょっと距離があります。徒歩約10分。一方、有馬2はBTS駅前のタニヤ通り。駅の階段を下りてしまえば、1分で到着するという近さ。

しかも、マッサージ師はどちらの店に行っても同じ。有馬温泉には総勢190人のマッサージ師がいるのですが、彼女たちは交代で有馬2に出ているだけなので、マッサージ師の質が違うということもありません。もしもお気に入りのマッサージ師がいれば、その番号を告げれば、どっちの店で働いていてもお客さんが来た店の方に来てくれます。

そんなわけで、既に顔を覚えられている僕は、有馬2に行くと「足マッサージですね」とバレています。全身2時間のマッサージのときには、僕は有馬1に行くことをキャッシャーの女性たちは知っているからです。同様に、有馬1に行くと、自動的に全身マッサージだと思われてしまいます。

arima2_1.jpg

有馬2はガラス張りなため、足マッサージをしてもらいながら、タニヤ通りを行き交う日本人やタニヤのカラオケで働くお姉さんたちを見ることができます。また最近は、欧米人観光客がタニヤ通りを見物するために通り抜けていくことがよくありますが、そのついでに、有馬2でマッサージされていく姿もよく見かけます。

ちなみに、タニヤ通りには有馬2以外にも、タニヤプラザ内やファミリーマート向かい側などにマッサージ店があります。また、BTSサラデーン駅周辺には、かなりの数のマッサージ店が営業しています。僕は別に有馬温泉がナンバーワンだと思っているわけではありません。大切なのはマッサージ師の良し悪しであって、良いマッサージ師を探し当てたら、その人のところに通うということだと思っています。僕の場合、たまたま有馬温泉に通って何人かの良いマッサージ師を探し当てたので、いつも指名しています。毎回違う店に行くと、上手いマッサージ師に当たるかどうか、スリリングでしょうが、ハズレだったら、かなり悲しいし、実際、ハズレもたくさんいるのです。下手なマッサージをされると、その後、体調が悪くなり、すぐに上手いマッサージを受けなくてはならなくなり、逆効果になります。(僕の場合。)

日本に帰ったら、この極楽マッサージライフと別れることになります。10分1000円のマッサージはそう簡単に受けられないですから、次の訪タイまで耐えるしかないのでしょう。今のうちに、バンコクとの別れを惜しみつつ、タイ古式マッサージに浸っておくことにします。

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