たまたま泊まったホテルの近くにヒンズー寺院があったのですが、その近くのセブン・イレブンに行ったときの話です。
セブンイレブンで買い物を済ませて外に出てきたら、出口の脇で占いをしていました。
タロットカードも置いてありましたが、このときは、なにやらノートに数字を書き連ねながら、計算しているようでした。誕生日から何かを計算で導いている感じ。
ヒンズーの占いなんでしょうか。
占い師も女性、占ってもらっているのも女性。
しかし、女性って占いが好きですね。
Central World Plazaでビーチバレー!?
ソンクラーンの時期は、タイでは夏休み。
帰省する人も多いのですが、都会にいる人も大勢います。
最近、あちこちにできた大型のショッピングモールでは、それぞれに夏のイベントを開催していました。この写真はCentral World Plaza前の広場で行われていたSummer Fave?というイベント。
ビーチバレーをしたり、水かけあったりして遊んでいる人がたくさんいました。
わざわざ都会の真ん中に砂を運んできて、ビーチバレーするとは・・・。
水鉄砲
ソンクラーン前になると、スーパーでは水鉄砲が山積みになって売られています。
小さな水鉄砲もありますが、水を入れたタンクを背負うタイプの強力な水鉄砲までいろいろな種類があります。
水鉄砲だけでなく、バケツも山積みににして売られています。
やはり、水くみにはバケツが重要です。
巨大なバケツをピックアップトラックに積んで町中を走り回るというわけです。
ソンクラーンの水かけは3日の真夜中に終了です。
楽しかった3日間が過ぎ、午前0時を過ぎると、水かけはしません。
それがタイのけじめです。
シーロムも水びたし
ソンクラーンの時期、バンコクでは交通渋滞もなく、一見、街は閑散としているかのように見えます。しかし、バンコクの一部の場所にはたくさんの人が集まり、激しく水かけをしています。
最も有名な水かけスポットはバックパッカーた滞在するゲストハウスが多くて有名な「カオサン」です。以前は欧米人のバックパッカーが多い場所でしたが、近年、カオサンは若者向けのお店が増えてきているため、欧米人からタイの若者までが集まるプレイスポットになっています。
そしてソンクラーンの時期は、多くの若者が集まってきて、水かけをしています。
ソンクラーンでは、水をかけるだけでなく、クレイ(白いどろ)を水に溶いて、他人の体や顔に塗ります。しかし、これは女性に対してはセクハラになるということから、現在、クレイの使用を政府は禁止されています。が、そう簡単に変わらないのがタイ人です。いまだに、多くのクレイが売られていて、他人に塗り捲っています。
この写真は、平日の日中はビジネス街として知られているシーロムです。
この地域にも、たくさんの人々が集まり、びしょぬれになりながら、水鉄砲やホースで水をかけあっています。
周辺のデパートやスーパーに入ると、水鉄砲をもって、ビショビショになって、顔を白く塗られた人が何人も歩いていて、とっても変な光景です。
でも、この時期、本当に暑いんです。
水かけしたい気持ち、よくわかります。
やっぱり楽しんだほうが勝ちですね。
次回、ソンクラーンの時期にタイにいることがあったら、もっと装備をかためて、徹底的に参加してみたいと思います。
ソンクラーン 2007年4月13日~15日
ソンクラーンはタイのお正月。
タイには3つのお正月があると言われています。
1つめは、太陽暦のカレンダーで1月1日を迎えるお正月。どちかというとタイ人は大晦日のカウントダウンを欧米の習慣から取り入れているようで、1月2日から仕事を始めたりしています。
2つめは、旧正月。これは中華系のタイ人が祝うお正月。すべてのタイ人が中華系ではないのですが、中華系の会社の中には休みになるところもあるようです。
そして3つめが、ソンクラーン。これはタイにとっての本当のお正月。地方から出てきて都会で働いている人たちは一斉に帰省します。ちょうど日本のお正月のように、田舎に帰って家族と過ごすのが本来のソンクラーン。
ソンクラーンのときには、家族でお寺に行ったり、親戚に挨拶回りをしたりしているところも日本の正月によく似ています。
しかし、ソンクラーンは「水かけ祭」としても有名です。
本来は伝統的な儀式の中で、手に水をかけるということがあるのですが、この時期、タイは最も暑い季節なために、みんなで水をかけあって遊ぶお祭りになってしまいました。
その「水かけ」は、かなりエスカレートしていて、道路脇で車が来るのを待って水をかけたり、あるいはピックアップトラックに大量の水を積んで、街中を走り回り、歩いている人などにどんどん水をかけたりします。
この時期、外を歩いていると水をかけられることは仕方のないことで、外国人でも例外ではありません。怒っても仕方ないので、水に濡れても良いような服装を着て、貴重品などはZipLockの中に入れて持ち歩きます。
食べる指さし会話帳
先週、ついにこの本を買いました!
本のタイトルは『食べる指さし会話帳〈1〉タイ(タイ料理)―ここ以外のどこかへ!』・・・ どこかで聞いたことありませんか? 既にご存知の方も多いと思いますし、持っている方も多いと思いますが、これは『旅の指さし会話帳〈1〉タイ ここ以外のどこかへ!』の姉妹編の本なのです。
指さし会話帳といえばタイ語・・・タイ語といえば指さし会話帳というほど、タイ語と「旅の指さし会話帳」シリーズの間には深いつながりを感じるわけですが、その理由はシリーズの第1弾が「タイ語」だったのです。
もちろん、タイ初心者だった頃の僕は、この『旅の指さし会話帳〈1〉タイ ここ以外のどこかへ!』(厳密には、この前の版ですが。)を買って、タイに行くときは持っていきました。
イラストがいっぱいで、タイ文字での表記に、イラストがあり、日本語で意味や解説があり、カタカナで発音が書かれている本です。ふつうの旅の会話帳かと思われる方もいるでしょうが、ちょっと大げさに言えば、タイ語とタイ文化が紹介されている本という感じで、タイ入門というところでしょうか。
もちろん、この本一冊では、タイ語もタイ文化も、入口しか見ることができないですが、豊富なかわいいイラストはこの本への興味をかきたててくれると同時に、タイでみかける物や、タイで体験することを、わかりやすく紹介してくれているんです。
そして、その姉妹シリーズで誕生したのが、「食べる指さし会話帳」で、その第1弾もまたタイ料理でした。
ここでカミングアウトしてしまいますが、僕はあまりタイ料理の名前をちゃんと覚えていないのです。代表的なものは知っていても、屋台で売ってるあんなもの、こんなものの名称をちゃんと覚えていないのです。だって、指さして注文しちゃえば、タイ人は優しいので、何も問題ないんです。
ところが人に「あの料理が美味しいよ」とすすめるときなどに、名称がわからないと、とっても困ります。タイ人と話をしているときにも、なんとかサバイバル・タイ語で会話できていても、「イェンターフォー食べに行こうか」と言われても、「え?何のこと?」となってしまうわけです。タイには、おいしい料理がたくさんありすぎて、なかなか名前を覚えることができなかったんです。(言い訳)
というわけで、以前から、この本が欲しいと思っていたんですが、ついに購入しました。この本は見ているだけで、タイの屋台の風景が浮かんできて、早くタイに行きたいと思わせてくれます。
バンコクのホテル選びのヒント
バンコクのホテル選びは、訪問の目的や期間によって、さまざまだと思います。
予算も大きな判断要素ですよね。
というわけなので、一概に、こうしたほうが良いとは言えません。
ただ大きな要素としては、場所(ロケーション)、値段、滞在期間で絞り込んでいけると思います。
まず、滞在期間。1週間以上滞在する場合には、通常のホテルではなくサービスアパートを探すという手もあります。ホテルでもWeekly Rateと言って1週間滞在する場合のパッケージなどを用意している場合もありますが、サービスアパートというところは、アパートという名前が示すとおり、長期滞在を中心にセールスしているので、長期滞在の場合には有利かも知れません。
インターネットのホテル予約サイトでは、あまり多くのサービスアパートは登録されていません。サービスアパートによっては自社でホームページを公開していてメールで予約受付しているところもあるので、いろいろと探してみてください。サービスアパートの場合、ベッドメークは毎日ではなく、週に2回、3回となります。また、安いところは、建物も内装も古くて、あまりゴージャスではないと思います。
サービスアパートは、サービスという名がついているわりには、ホテルのようなサービスを楽しみたい、ラグジュアリーなホテルライフを楽しみたい人には不向きだと思います。
ホテルを選ぶ際には、実際には場所と値段のバランスで選んでいくのだと思います。
僕の場合には、本当はBTSの駅が近い都心部が良いんですが、BTS駅近くの都心部のホテルは皆高いので、都心部のBTS駅からちょっと離れているところに泊まることが多いです。というのも、BTSもあまり安い乗り物ではないので、荷物があるときにはタクシーを使うことも多々あります。となると、BTS駅からは少し離れてもいいけど、都心部が良い、ということになります。
僕のホテル選択基準は、この他、従業員の態度、朝食の味、部屋に金庫があるかどうか、です。ホテルでプールに入ろうとすることは、滅多にないので、プールやフィットネス施設はあまり気にしません。
しかし、タイに観光で訪れる場合には、そこそこ高級ホテルに泊まるのも良いと思います。高級ホテルとはいえ、先進国で同等のホテルに泊まることを比べれば、かなり安く泊まれるのがタイです。日本のビジネスホテルに泊まるくらいの値段で、まぁまぁ良いホテルに泊まれてしまいます。
高級ホテルは、バンコクの中心部に多くありますが、チャオプラヤー川沿いのホテルもオススメです。川の周辺のホテルに行くためには渋滞に巻き込まれる危険があるので、あまり時間がない急ぎの旅の場合にはオススメしませんが、のんびり過ごす旅なら、オリエンタルやペニンシュラなどの高級ホテルがオススメです。
チャオプラヤー川にはエクスプレスボートが走っていたり、観光のボートもあるし、ホテルの送迎ボートも運航されていたりして、川を使った楽しみ方もあると思います。車の渋滞を回避して、ワットポーや王宮に行くことも可能ですから、バンコクの中心部にあまり用事がない人には、川沿いのホテルはあまり悪い選択ではないと思います。
川沿いには、安いホテルも存在しています。残念なことに、安いパッケージ旅行に限って、そういう川沿いの安いホテルに宿泊になってしまいますが、そういうパッケージ旅行の場合には時間に余裕がないので、川を利用して楽しむ時間がないと思います。
いずれにしても、ホテル選びも旅の楽しみの一つです。
インターネットで予約しない場合でも、ネットで情報、特にクチコミ情報を入手すると、ホテル選びの参考になります。インターネットを上手く利用して、旅のプランづくりも楽しんでください。
タイ人は怒らせるとコワイ
微笑の国といわれるほど、タイ人というと笑顔というイメージですが、実はタイ人は怒らせるとコワイです。
と言っても、怒らせるようなことさえしなければ、ニコニコしている人たちです。
では、どうやったら怒るか・・・タイ人はとってもプライドが高いのです。そこで、人前でマチガイを指摘されることは極端に嫌います。しかも、年下が年上に対して、何かを指摘したりするなんて最悪です。僕はこれで、職場を変わるハメになりました。
男女関係では、女性はかなり嫉妬深いようです。というのもタイの男性の多くが、かなりの浮気者らしく、それを知っているために、警戒心が強いようです。
友人関係でも、嫉妬があります。いつも一緒に遊んでいたのに、他のタイ人の友だちができて、その人と出かけていることを知ると、拗ねたりします。
その思考プロセスは、ちょうど子どものような感じです。
もしかすると、それだけ純粋に、自分の気持ちに素直に生きているのかも知れませんが、とにかく、思わぬところで怒ったり、嫉妬したりするので、注意が必要です。
特にタイ人といっしょに働いている方は、タイ人の気持ちをよく理解して行動しないと、大変なことになりますよ(笑)
タイたいむ
昔、某外資系コンピュータ会社の人が僕が勤めている会社を訪問してきたことがあった。たしか午後3時くらいの約束だったと思うのだが、紺のスーツを来た人が2人、ぴったりとその時間に、1分の狂いもなく訪問してきた。仕事で他社を訪問するようなとき、早く着いても相手先の前の仕事が終わっていないかも知れないし、遅く着いても後の仕事に影響を与えてしまうかも知れない。そう考えると、約束の時間ぴったりに訪問するということは相手に対する最大の敬意の表れであり、礼儀なのだろうと、そのときはすごく感心した。そこまでぴったりの時間でなくても、日本では、約束の時間通りに行くか、少し早めに行くということは常識で、少しでも遅れそうなら、電話を入れて遅れることを詫びて到着予定を伝えることがビジネスマナーとなっている。世の中、予定通りにはいかないものだが、携帯電話が普及した今、遅れそうなときの連絡は最低限のマナーだろう。
数年前に、タイにしばらく住む機会があった。そして、当初、タイ人の時間のルーズさに、キレた。いや、呆れたというほうが正確かも知れない。たとえば「一緒にご飯を食べよう」と約束して、午後6時に待ち合わせしたとする。僕は約束の場所に早めに行って、周辺のお店などを見て歩きながら約束の時間を待つ。そして約束の場所には5分前に到着して、相手を待つ。ところが、午後6時になっても約束の相手は現れず、15分たっても姿が見えないので携帯に電話をしてみる。すると、「あぁ、まだ家にいます。雨が降っているので外に出られないです。気にしないでください。」
ピキっ、脳の血管が切れるような・・・血圧が急上昇していることが実感できる。なんで雨が降っていると外に出られないのか。6時に約束したじゃないか。「気にしないでください」って、お前のセリフじゃないだろう・・・。そういう思いが脳の中を駆け巡るが、タイ人の考えは違う。彼らの中では「行かないと言っているわけではないから、怒ることはない。雨が降っているのに、無理して今、出歩くと濡れてしまうし、行くのも大変だ。もう少し待てば雨は止むから、ちょっと待ってくれれば良い。」
タイ人が「渋滞していたから」とか、「友だちが遊びに来たから」とか、いつもテキトーな理由を言いながら遅れてくることに、最初のうちは、怒ったり、呆れたりしていたが、あるとき、ぼくはなんでそんなに時間にこだわっているのだろうと思った。1分という時間は、タイ人にとっても日本人にとっても同じ長さの時間だけど、その使い方に大きな違いがあるように感じた。日本人は、その時間を効率良く使いたい、損をしないように使いたいと考えているのに対して、タイ人は時間をゆったりと、贅沢に使っているように思えた。タイ人にとっては、常に自分が楽しく、気分が良いような時間の過ごし方ができれば良いわけで、約束を守るために、土砂降りの雨の中を外に出るというのは、楽しくも嬉しくもないことなのだ。そんなタイ人の生き方を見ているうちに、なんだか、自分の時間の使い方がケチ臭い気がしてきた。
西欧化とともに経済発展してきた日本は、欧米の価値観「タイム・イズ・マネー(時は金なり)」を信じて、時間を効率良く使うことが善であると教えられてきた。でも、考えてみると、マネー(お金)が「幸せ」とは限らない。もちろん、仕事をするときには効率が重要だけれど、プライベートの時間まで効率に縛られる必要があるのだろうか。日本人は海外からの物を取り入れて、それをより良い製品にするのが得意だが、欧米から入ってきたタイム・イズ・マネーという価値観を過剰に取り入れてしまっているのではないだろうか。
欧米人のライフスタイルを観察すると、実はオンとオフの時間の切り替えを上手くして、オフのときにはゆったり時間を過ごしているように見える。僕たち日本人は、いつもオンの状態で走ろうとしているのではないだろうか。もっとオフの時間の楽しみ方を学ぶべきなのではないだろうか。そういう意味で、タイ人はゆったりとした時間の使い方を僕たちに教えてくれる先生である。
ソンクラーン
タイには3つの正月があると言われます。
最初の正月は太陽暦のカレンダーで新年を迎えるときです。
が、これは大晦日のカウントダウンのほうが盛り上がるという意味で、欧米スタイルのお正月の迎え方。実際にはカウントダウンで力尽きて、1日はのんびり過ごし、翌日から仕事、みたいな雰囲気だと思います。
2つめのお正月は、旧正月。
旧暦でお正月を祝うもので、特に中華系のタイ人にとっては大切なイベント。中華系の会社の中には、この間、お休みになることもあります。しかし、中華系でないタイ人にとっては、あまり重要な行事ではないし、役所や一般企業など、ふつうに営業しています。
3つめのお正月は、ソンクラーン。
今年は4月13日から17日(振替休日)までがソンクラーン期間です。タイで最大のお正月行事。企業やお店など休業するところが多く、バンコクなどの都会に出て働いている人の多くは帰省します。
ソンクラーンは水かけ祭りとしても知られています。
日本では夏と言えば8月ですが、タイでは4月が1年の中で最も暑い時期で、水をかけあるのには良い季節なのですが、外を歩くときには注意しなければなりません。というのも、どこから水をかけられるか、わからないからです。この水かけ祭りの時期は、道路を歩いていても、水鉄砲で水が飛んできたり、トラックに水を積んだ車が水を撒き散らしたり、とにかく、水浸しになる覚悟が必要な時期です。
僕は、この時期、タイにいる場合には、ZipLocに携帯電話とかお財布を入れています。頭から水をかけられても大丈夫なように対策をしているわけです。
水をかけられても、怒ってはいけません。
だって、水かけ祭りなんですから。
そういう時期に、そういう習慣の土地にいる以上、怒ることのほうが間違っています。タイ人でも、そういうのがイヤな人は家から外に出ないようにしているようですので、もしも、イヤならこの期間、外出しなくてもすむように食糧を買い込んでこもってください。
でも、お祭りは楽しんだ者勝ちです。
いっしょに、水浸しになって楽しんでしまうことをオススメします。
※交通事故に注意!
ただ、この時期、とっても交通事故が多発します。
ほとんどが飲酒運転が原因だと思いますが、とにかく交通事故による死者が多い時期です。たぶん道路を走っている車にも、飲酒運転車が増える時期だと思われますので、外出するときには水鉄砲だけでなく、暴走している車などには十分に注意してください。