「知りタイ」カテゴリーアーカイブ

きにいりました


前からずっと、気にかかっていたのですが、BTSに乗ったり、街を歩いているときに、ときどき『きにいりました』と日本語で書かれた手提げ袋を持っているタイ人を目撃するんです。この『きにいりました』が、何を気に入ったのか、何かのブランドや店の名前なのか、まったくわかりませんでした。手がかりは、いつもこの袋を持っているのは女性だということくらいでした。
今週月曜日、タイは23日の振り替え休日でお休みだったので、ひさしぶりにサイアム・スクエアに行きました。サイアム・スクエアは、日本の原宿のような場所で、10代、20代の女性の服やアクセサリ、雑貨、それにおしゃれなレストランやスイーツのお店もあるところです。サイアム・スクエアに行った理由は、単に髪を切りたかっただけですが、いきつけの店で髪を切ってもらったあと、お腹が空いていたので昼食を食べることにしました。


美味しそうなお店は、どこも一杯のようでしたが、ちょっとうろついていたら、香港ヌードルのお店を発見。あまり、ウロウロしていても、疲れちゃうダケですから、ここで昼食ということにしました。メニューから、ワンタンヌードル・スープとハーガウを注文。ボリュームはあまりないので、すぐに食べ終わってしまいました。
久しぶりにサイアムスクエアに来たので、ちょっと歩いてみようと思って、フラフラしていたところ、小さなブティックの軒先に『きにいりました』という看板を発見。「あっ、これだ!」ということで、長い間、わからなかった『きにいりました』の正体を知ることができました。
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タイにいてもつながってる!? ~タイの携帯電話~

『携帯電話がない生活なんて、考えられな~い!!』と思っているのは、日本の若者ばかりでなく、タイの若者も、この便利な通信手段を活用しています。バンコクはもちろん、ノンカイというラオスとの国境の町でも携帯電話の電波は届いていました。勝手な推測ですが、利用可能地域はかなり広いのではないかと思います。というか、むしろ、開発途上国の場合、有線で個々の家庭に有線電話線を張り巡らせるより、人口分布を考えながら、携帯電話のアンテナを設置したほうが、てっとり早く電話機能を国土に普及させることができるのではないでしょうか。
とはいえ、タイで携帯電話の新機種を買うと、1台数万円相当の支出になってしまいますから、学生にとっては、かなり高価な買い物となります。しかし、それでもタイの大学生以上の若者は、携帯電話を手にしっかり握って歩いていたりしています。そう。タイの人は、携帯を手に持って歩いていることが多いような気がします。少なくとも2002年夏の時点では、タイでは携帯にストラップを着けたり、携帯を首からぶらさげている人はあまりいませんでした。というのも、それまで市場に出ていた機種は、ストラップを着けられない構造だったからです。もっとも、タイでは携帯を手に持って歩くことが、カッコイイのかも知れませんね。
外国人である僕たちも、この携帯電話を利用しない手はありません。友人とタイに旅行して現地で別行動するとき、あるいはタイに出張で行くなど、現地での連絡を頻繁に取れるようにしたいという人には、やはり携帯電話が便利です。そこで、タイ滞在中に携帯電話を使えるようにする方法をご紹介しましょう。
タイ人の友だちの名義借り!?
仕事、遊びなどで、タイに頻繁に行く人の場合、タイ人と同じように通常の携帯電話利用契約をしてしまいたいと考えるかも知れませんが、外国人が通常の契約をするためには、タイでの就労ビザを持っていなければなりません。いわゆるワーク・パーミット(Work Permit)と呼ばれるものです。 大学などに正規留学している方の場合は・・・わかりません(笑)。タイによく行く日本人の中には、知り合いのタイ人の名義で契約を結ぶという人も、かなりいるようです。仲の良いタイ人がいるなら、いっしょにMBKなどの携帯ショップに行ってもらって、携帯電話を購入して契約を済ませることができるでしょう。しかし、電話料金の債務は、その友人にかかることになりますし、自分でお金を出して携帯電話を買っても、なんとなく友人に借りているような変な立場のままになります。
しかし、ワーク・パーミットを持っていない外国人でも(旅行者でも)、タイで問題なく携帯電話を手にする方法があります。それはプリペイド式の携帯電話を買うという方法です。

タイのプリペイド式携帯電話
タイのプリペイド式携帯電話サービスは、AISとDTACという2つの会社が提供しています。どちらの会社も、携帯電話機、SIMカード、リフィルカード(携帯利用権数百バーツ分)をセットにしたパッケージと、SIMカードとリフィルカードだけで電話機本体は含まないパッケージを販売しています。携帯電話機本体とセットになっているものは、数種類の機種が販売されていて、機種によって価格が違いますが、比較的安価な電話機がセット販売になっているようです。
これらのセットは携帯電話ショップで取り扱っています。左の写真のPromptと書かれている箱はDTACのパッケージで、Nokiaの電話機とセットになっているものです。現在は、名称が変更されて"DPrompt"(ディー・プロンプト)と呼ばれています。(ちなみに、AISのプリペイド式携帯電話の名称は、"One-2-Call"ワンツーコールです。)
このようなパッケージを買って、携帯電話を充電すれば、すぐで電話を使うことができます。最初のセットに付いていたリフィルカード(電話利用権)を使い切ったら、携帯電話ショップで写真のようなプリペイド式のリフィルカードを購入すれば、電話料金を補充することができます。
リフィルカードはDpromptの場合、300、500、800、1200の4種類あり、それぞれ表記金額分の通話料と100日間の使用料が含まれています。つまり、通話料を使い切ったとしても、そのリフィルをインプットすることで100間分の通話の受信はできることになります。(受信には通話料は不要です。)ちなみに、One-2-Callでは、300(30日)、500(50日)、800(100日)、1500(200日)と受信可能になる日数が異なります。
また、リフィルカードが切れて通話できなくなってから、一定期間(はっきり覚えていないのですが、数十日程度だと思います)はSIMカードは有効になっています。しかし、その期間を過ぎると無効になり、それまで使っていた電話番号が使用できなくなってしまいます。その場合には、電話機本体を含まないStarter Kitを購入すれば、電話番号は変わってしまいますが、前の携帯電話を使用することができます。しかし僕の経験では、実際に使用すると、自分から発信できないと不便なため、どんどんリフィルを追加するので、受信可能日数がどんどん加算され、有効期限もそれに伴ってどんどん延びていきます。
ただし、プリペイド式携帯電話を利用する場合には、マニュアルを読んだり、利用料残高を電話で確認したりするために、英語またはタイ語の理解力が必要となりますので、ご注意ください。
 
レンタルする?
タイには初めて行く、あまり頻繁に行かないが電話は欲しい、という人のためには、レンタルの携帯電話があります。レンタルと言っても、日本から借りて行く方法と現地で借りる方法の2種類があります。提供している会社によって、サービス内容や料金も異なってくると思いますので、ここですべてを説明することはできませんが、代表的な例を挙げてみましょう。
もしも、あなたが日本で利用している携帯電話がドコモの場合には、World Walkerというサービスがあります。あなたがタイに行く数日前(どこで携帯電話を受け取るかによって異なりますので詳細はドコモのページで見てください)までに申し込むと日本国内で海外で使える携帯電話を受け取ることができます。料金は、機器使用料が1日1000円、1ヶ月で20,000円です。タイで国内電話をかける場合には150円/分、国際電話の場合には350円/分という明瞭会計システムです。
このWorld Walkerの場合、注意しなくてはならないのは、日本でふだん使っている携帯電話に電話がかかってくると、それが海外の携帯電話に転送(厳密にはローミングと呼びます)されてくるということです。それは便利じゃないの!と思っているかも知れませんが、便利なことはともかく、日本からタイまでの通話料は、あなたが負担することになります。日本から電話が転送されないようにするためには、留守番電話サービスをオンにしておく必要があります。
もう一つ、注意しなくてはならないのは、あなたのタイの友人が目の前にいるあなたに電話をしようとする場合でも、その友人は、たぶん国際電話であなたの日本の携帯電話に電話をしなければならないということです。僕はWorld Walkerを利用した経験がないので、もしかしたら誤解している点があるかも知れませんので、ご利用する前に必ず、NTTドコモに確認してください。
この他、海外旅行の際に日本国内で海外用の携帯電話をレンタルできるところがたくさんあるようですので、自分の利用方法に合ったところを選んでください。
また、タイ国内でも携帯電話をレンタルしてくれるところがあると思います。手元にある某クレジットカード会社の冊子には、『ワールド・メディア』というお店が、ドンムアン国際空港国際線第一ターミナル1F到着ロビーにあると書かれています。最新情報ではないかも知れませんので、行く前に確認をしてからご利用ください。
ヨーロッパに住んでいる人は・・・
もしも、あなたがヨーロッパの国に住んでいてGSM携帯電話を持っているなら、ここまでの話で、タイはGSM携帯電話を使っているのではないかとお気づきかと思います(笑)。そうです。そのとおりです。タイでは他の方式もあるようですが、GSM携帯電話が広く使われていますから、GSMのローミングが可能です。ふだん使っている携帯電話を持ってくれば、World Walkerのように、たぶんそのままタイで使用することができます。 たぶんと書いたのは、あなたが利用している携帯電話会社や契約内容によって、タイでのローミングがそのままできるかどうか、僕には分からないので、ちょっと不確かなのです。タイ以外のアジアの国でGSMを利用している場合も契約形態がわかりませんので、タイに行く前に、自分の携帯電話の利用契約などを確認してください。また、北米のGSMは特殊なので、ローミングは不可能かと思います。
GSM携帯電話なら、なんでもOKか!?
だんだんマニアックな説明になってしまっています。ごめんなさい。GSM携帯電話なんて、よくわからないという方は、読み飛ばしてください。GSM携帯電話をすでにお持ちの方への、これまた不確かな情報ですが、以前は、タイ国内で使用するGSM携帯電話はタイ国内で販売されたものでなければなりませんでした。SIMカードが携帯電話をチェックして、タイ国内で販売されたものでないことを識別していたのです。が、最近、その制限が撤廃されたという報道がありました。僕自身、確認したわけではありませんが、どの800/1800GSM携帯電話でも利用可能となれば、お手持ちの携帯電話をタイに持っていき、プリペイドの電話機本体なしのパッケージを購入すれば、タイで携帯電話を使えるようになります。
たぶん、ですけどね(^_^;;;

※ちなみに、タイでGSMと言うと、特定ネットワークキャリアの携帯電話サービスと思われるようですので、誤解される恐れがあります。ご注意ください。
AIS One-2-Call
AISは日本で言えば、NTTドコモ!?政府閣僚の某氏が経営するとかで、会社としては安定しているものの、オフィスに行って何か交渉したりする場合には、融通が利かないこともあるかも。タイで携帯電話機が高額だったことや、タイで販売された携帯電話機しか使用できなかったのは、誰かが独占的に・・・。うーむ。
DTAC DPrompt
じゃ、こっちはタイのJ-Phone?がんばっているみたいだけど、イマイチ、AISブランドと比較されると軽く見られているような・・・。僕はDPrompt使ってたけど。
World Walker
NTTドコモのWorld Walkerサービスの説明ページ。これはテキストのみのページなので、ちょっと簡素。もっとゴージャスな説明が見たいときには、ドコモのサイトから、携帯電話のサービス説明を探してみてください。
g-phone
携帯電話レンタルの会社は、結構、多いみたいだけど、聞いたことないところばかりで、なんか不安。これは、JALのページからリンクされていたので、ちょっと安心かなと思って。JAL以外の航空会社や大手旅行代理店とも提携しているようです。
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タイでモバイル!?

短期滞在ならインターネットカフェ
携帯電話もそうですが、メールというものも、一度、使い始めてしまうと、毎日、ひどいときには一日何度もメールチェックしないと気が済まなくなってしまうものです。僕なんか、家にいるときは、ほとんど常時チェックしていると言っても過言ではありません。そこで問題なのが海外旅行中のメール。出かけている間に、大切な用件のメールが来ているのではないか。返事が来ないと怒っている人がいるのでは?などと、余計な心配をしてしまって、せっかくの旅も、なんとなく不安。ホントは、メールなんて忘れて日常生活から離れた時間を持つのも旅の楽しみだろうけど、そうは行かないのが、IT時代に生きる者の宿命です。
そこで、タイにいるときのメール・チェック方法を伝授したいと思います。まず、旅行期間が短期の場合、タイのインターネットカフェを利用します。タイの人たちにとって、パソコンは、まだまだ高価なモノ。自宅にパソコンがある人は、かなり裕福、エリート、またはパソコンを仕事に使う人たち。そこで、若い人を中心に自宅にパソコンがない人が利用しているのが、インターネットカフェ。地方の町では数が少ないかも知れませんが、特にバンコク市内を歩いていると、あちこちにInternet、E-Mai、Chat、ICQlなどと書かれた看板を見かけます。これがインターネットカフェ。料金は場所によってまちまちですが、いずれも時間単位で課金されます。1分あたり2バーツのところもあれば、60分300バーツということもありますが、自分のノートパソコンを持ち歩いて重い思いをすることもなく、この料金以外電話代すらかからないのがメリットと言えます。
HotmaiやYahooのメールアカウント取得
でも、ちょっと待ってください。インターネットカフェするためには、日本にいる間に、ちょっとだけ、準備をしておきましょう。それは、HotmailやYahooなどのサイトを利用できるように、無料登録をしておくことです。一般にポータルサイトと呼ばれる大きなサイトでは、各ユーザーはそのサイトでメールの送受信するためのメールアドレスを得ることができます。このようなサイトの無料メールアドレスを利用する場合(例えば、HotmailやYahoo.co.jp)、そのサイトにアクセスして、Web上でメールのやりとりができるというわけです。
しかし、このメールシステム、よく見ると「オプション」設定の中に「他のアカウント宛のメールの送受信」とか「POPアカウント」などと書かれたものがあることがあります。この「POP」というのは、ふだん、自分のインターネット・プロバイダーからメースソフトを使ってメールを読み出していることと同じです。つまり、ここに自分がふだん使っているプロバイダーのメール設定をしておくと、自分のプロバイダーに届いたメールも、Hotmail.comやYahoo.co.jpを使って読めるというわけです。
このようにHotmailやYahoo.co.jpで自分のアカウントを作り、POP設定をしておけば、インターネットカフェで、Webブラウザを使って自分宛のメールを読むことが可能になります。ただし、来たメールに対して返信したい場合には、HotmailやYahoo.co.jpのメールが送信元のメールしか送れませんので、注意が必要です。
 

長期滞在ならノートPCとプリペイド
長期間、タイに滞在するときには、自分がふだん使用しているノートPCを持って行くという方法があります。日本にいる間に自宅でメールソフトの設定をしておけば、設定作業の3分の1は終了です。でも、残りの3分の2は、日本とタイのプロバイダーごとに違いますので、よーく調べて行う必要があります。
この方法は、タイにいても、日本の自宅にいるように、自分のプロバイダーに届いたメールを読んだり、あるいは届いたメールに対して、そのまま返信するという方法です。つまり、あなたとメール交換している相手は、まさか、あなたがタイで毎日マッサージ三昧だったり、ムエタイの試合を観戦しながらノートPCを叩いているとは、まったく想像もできないことになります。(あなたが自白すれば、当然、バレますが。)
つまり、タイで自分のノートPCを使って、ダイヤルアップ接続をしようというわけです。タイでは、そのために好都合なものが売られているます。(バンコク市内ならパンティップ・プラザに行けば、多種多様、様々な値段で販売されています。)インターネットのプリペイドカードです。左の例は、Loxinfoと呼ばれるもの、下の例はInet Easyというものですが、その他にも、いろいろなインターネット・プリペイドカードやパッケージが販売されています。
これらのパッケージを購入して、その中に書かれた電話番号にダイヤルアップし、そこに書かれたユーザーIDやパスワードなどを入力して登録すると、10時間、15時間、etc.と定められた時間、自由にインターネットにアクセスできるのが、プリペイド・カードやパッケージです。
 
プリペイドの場合、個人のメールアドレスをもらうことが、できないことも多いですが、あなたが日本のプロバイダーのメールボックスを読んだり書いたりするために使うのであれば、充分です。これらのプリペイドを使うと、インターネットへの入り口は入れるわけですから、それで自分宛に届いているメールを読み出すことは可能です。
ただし、送信については、注意が必要です。最近、プロバイダーによっては、そのプロバイダー専用のアクセスポイント以外からメールを送信しようとする場合には、POP Before SMTPということを要求してきます。これは、話すと長いので省略しますが、インターネットのメール送信機能を悪用して迷惑メールを送る人がいるため、それを防ぐために、あなたが本当にそのプロバイダーのユーザーであることを確認できたらメール送信を許可するという仕組みです。
POP Before SMTPは、すべてのプロバイダーで行っているわけではなく、また、設定方法も異なりますから、日本にいる間にノートパソコンのメールソフトに設定をしておくことをオススメします。プロバイダーのダイヤルアップ設定と、メールの設定ができていれば、自分のノートPCを使って、日本のプロバイダーに届いているメールのやりとりが簡単にできます。
ただし、もう一つ、注意しなければならないのは、タイでアパート暮らしをされる場合には、電話回線が10分ごとに切断されることがあるということです。たぶん、入居者分の電話回線がないために、長電話防止のために作られたシステムなのでしょうが、ネットを利用する人にとっては、とても不便なルールです。しかし、たまたま、そういうところに滞在する場合には、仕方ありません。滞在先の電話の利用ルール・料金をよく確認の上、インターネットを楽しんでください。
居住者はプロバイダー契約?
ちなみに、タイ居住者の方には、インターネット・プロバイダーとの契約という方法があると思いますが、これは経験がないので、ご自分でいろいろと試してください。ただ、タイ人でも、このプリペイド式のものを使っている人も多く、プリペイドでも、自分のメールアドレスをもらえたりするパッケージもありますので、いろいろと探してみてください。
 
http://www.hotmail.com/
マイクロソフトが運用している世界的に有名なフリーWebメールシステム。ここで自分のアカウントを作成すると、メールアドレスを使ってメールをやりとりするのは勿論のこと、Messengerを使って、友だちとチャットもできてしまうというスグレもの。海外にいて自分のプロバイダー宛のメールを読むためには、POP設定をお忘れなく。
http://www.yahoo.co.jp/
日本でも有数のポータルサイト、ヤフーが提供しているフリーWebメールシステム。海外にいて自分のプロバイダー宛のメールを読むためには、「オプション」の中の「外部メール」を選んでPOPするメールボックスの設定をしておく必要がある。
http://www.goo.ne.jp/
NTTが運営するポータルです。このフリーメール登録をして、メール設定の中でPOP設定をしてもOKです。
http://www.loxinfo.co.th/
僕が初めて買ったインターネットスターターパッケージは、このLoxInfoでした。僕の経験から言えば、通信状況は特別問題ありませんが、場合によっては、通信速度が著しく遅くなることもあるようです。でも、これはタイにおいては、他のプロバイダーでも同じことだと思います。パッケージやカードのデザインは、一番、オシャレなような気がします。
http://www.inet.co.th/
InetEasyは、パンティップ・プラザの中をウロウロと物色した結果(2001年6月の時点)、一番、割安だと判断して購入しました。通信状況も問題ありませんでした。利用方法の簡便さも、LoxInfoと同じくらいです。
http://www.ksc.net.th/
ここはタイで最大のプロバイダーと誰かに聞いたような気がしますが、定かではありません。でも、メジャーなプロバイダーであることは確実。ここのプリペイドを売っていると思いますが、僕は使ったことがありません。また、このHP、タイ語が文字化けしている可能性もあります。(でも、メジャーだと思ったので、載せておきますね。)
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タイの携帯電話事情(2002年版)

タイにいてもつながってる!? ~タイの携帯電話~
『携帯電話がない生活なんて、考えられな~い!!』と思っているのは、日本の若者ばかりでなく、タイの若者も、この便利な通信手段を活用しています。バンコクはもちろん、ノンカイというラオスとの国境の町でも携帯電話の電波は届いていました。勝手な推測ですが、利用可能地域はかなり広いのではないかと思います。というか、むしろ、開発途上国の場合、有線で個々の家庭に有線電話線を張り巡らせるより、人口分布を考えながら、携帯電話のアンテナを設置したほうが、てっとり早く電話機能を国土に普及させることができるのではないでしょうか。
とはいえ、タイで携帯電話の新機種を買うと、1台数万円相当の支出になってしまいますから、学生にとっては、かなり高価な買い物となります。しかし、それでもタイの大学生以上の若者は、携帯電話を手にしっかり握って歩いていたりしています。そう。タイの人は、携帯を手に持って歩いていることが多いような気がします。少なくとも2002年夏の時点では、タイでは携帯にストラップを着けたり、携帯を首からぶらさげている人はあまりいませんでした。というのも、それまで市場に出ていた機種は、ストラップを着けられない構造だったからです。もっとも、タイでは携帯を手に持って歩くことが、カッコイイのかも知れませんね。
外国人である僕たちも、この携帯電話を利用しない手はありません。友人とタイに旅行して現地で別行動するとき、あるいはタイに出張で行くなど、現地での連絡を頻繁に取れるようにしたいという人には、やはり携帯電話が便利です。そこで、タイ滞在中に携帯電話を使えるようにする方法をご紹介しましょう。
タイ人の友だちの名義借り!?
仕事、遊びなどで、タイに頻繁に行く人の場合、タイ人と同じように通常の携帯電話利用契約をしてしまいたいと考えるかも知れませんが、外国人が通常の契約をするためには、タイでの就労ビザを持っていなければなりません。いわゆるワーク・パーミット(Work Permit)と呼ばれるものです。大学などに正規留学している方の場合は・・・わかりません(笑)。タイによく行く日本人の中には、知り合いのタイ人の名義で契約を結ぶという人も、かなりいるようです。仲の良いタイ人がいるなら、いっしょにMBKなどの携帯ショップに行ってもらって、携帯電話を購入して契約を済ませることができるでしょう。しかし、電話料金の債務は、その友人にかかることになりますし、自分でお金を出して携帯電話を買っても、なんとなく友人に借りているような変な立場のままになります。
しかし、ワーク・パーミットを持っていない外国人でも(旅行者でも)、タイで問題なく携帯電話を手にする方法があります。それはプリペイド式の携帯電話を買うという方法です。
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タイのプリペイド式携帯電話
タイのプリペイド式携帯電話サービスは、AISとDTACという2つの会社が提供しています。どちらの会社も、携帯電話機、SIMカード、リフィルカード(携帯利用権数百バーツ分)をセットにしたパッケージと、SIMカードとリフィルカードだけで電話機本体は含まないパッケージを販売しています。携帯電話機本体とセットになっているものは、数種類の機種が販売されていて、機種によって価格が違いますが、比較的安価な電話機がセット販売になっているようです。
これらのセットは携帯電話ショップで取り扱っています。左の写真のPromptと書かれている箱はDTACのパッケージで、Nokiaの電話機とセットになっているものです。現在は、名称が変更されて"DPrompt"(ディー・プロンプト)と呼ばれています。(ちなみに、AISのプリペイド式携帯電話の名称は、"One-2-Call"ワンツーコールです。)
このようなパッケージを買って、携帯電話を充電すれば、すぐで電話を使うことができます。最初のセットに付いていたリフィルカード(電話利用権)を使い切ったら、携帯電話ショップで写真のようなプリペイド式のリフィルカードを購入すれば、電話料金を補充することができます。
リフィルカードはDpromptの場合、300、500、800、1200の4種類あり、それぞれ表記金額分の通話料と100日間の使用料が含まれています。つまり、通話料を使い切ったとしても、そのリフィルをインプットすることで100間分の通話の受信はできることになります。(受信には通話料は不要です。)ちなみに、One-2-Callでは、300(30日)、500(50日)、800(100日)、1500(200日)と受信可能になる日数が異なります。
また、リフィルカードが切れて通話できなくなってから、一定期間(はっきり覚えていないのですが、数十日程度だと思います)はSIMカードは有効になっています。しかし、その期間を過ぎると無効になり、それまで使っていた電話番号が使用できなくなってしまいます。その場合には、電話機本体を含まないStarter Kitを購入すれば、電話番号は変わってしまいますが、前の携帯電話を使用することができます。しかし僕の経験では、実際に使用すると、自分から発信できないと不便なため、どんどんリフィルを追加するので、受信可能日数がどんどん加算され、有効期限もそれに伴ってどんどん延びていきます。
ただし、プリペイド式携帯電話を利用する場合には、マニュアルを読んだり、利用料残高を電話で確認したりするために、英語またはタイ語の理解力が必要となりますので、ご注意ください。
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レンタルする?
タイには初めて行く、あまり頻繁に行かないが電話は欲しい、という人のためには、レンタルの携帯電話があります。レンタルと言っても、日本から借りて行く方法と現地で借りる方法の2種類があります。提供している会社によって、サービス内容や料金も異なってくると思いますので、ここですべてを説明することはできませんが、代表的な例を挙げてみましょう。
もしも、あなたが日本で利用している携帯電話がドコモの場合には、World Walkerというサービスがあります。あなたがタイに行く数日前(どこで携帯電話を受け取るかによって異なりますので詳細はドコモのページで見てください)までに申し込むと日本国内で海外で使える携帯電話を受け取ることができます。料金は、機器使用料が1日1000円、1ヶ月で20,000円です。タイで国内電話をかける場合には150円/分、国際電話の場合には350円/分という明瞭会計システムです。
このWorld Walkerの場合、注意しなくてはならないのは、日本でふだん使っている携帯電話に電話がかかってくると、それが海外の携帯電話に転送(厳密にはローミングと呼びます)されてくるということです。それは便利じゃないの!と思っているかも知れませんが、便利なことはともかく、日本からタイまでの通話料は、あなたが負担することになります。日本から電話が転送されないようにするためには、留守番電話サービスをオンにしておく必要があります。
もう一つ、注意しなくてはならないのは、あなたのタイの友人が目の前にいるあなたに電話をしようとする場合でも、その友人は、たぶん国際電話であなたの日本の携帯電話に電話をしなければならないということです。僕はWorld Walkerを利用した経験がないので、もしかしたら誤解している点があるかも知れませんので、ご利用する前に必ず、NTTドコモに確認してください。
この他、海外旅行の際に日本国内で海外用の携帯電話をレンタルできるところがたくさんあるようですので、自分の利用方法に合ったところを選んでください。
また、タイ国内でも携帯電話をレンタルしてくれるところがあると思います。手元にある某クレジットカード会社の冊子には、『ワールド・メディア』というお店が、ドンムアン国際空港国際線第一ターミナル1F到着ロビーにあると書かれています。最新情報ではないかも知れませんので、行く前に確認をしてからご利用ください。
ヨーロッパに住んでいる人は・・・
もしも、あなたがヨーロッパの国に住んでいてGSM携帯電話を持っているなら、ここまでの話で、タイはGSM携帯電話を使っているのではないかとお気づきかと思います(笑)。そうです。そのとおりです。タイでは他の方式もあるようですが、GSM携帯電話が広く使われていますから、GSMのローミングが可能です。ふだん使っている携帯電話を持ってくれば、World Walkerのように、たぶんそのままタイで使用することができます。 たぶんと書いたのは、あなたが利用している携帯電話会社や契約内容によって、タイでのローミングがそのままできるかどうか、僕には分からないので、ちょっと不確かなのです。タイ以外のアジアの国でGSMを利用している場合も契約形態がわかりませんので、タイに行く前に、自分の携帯電話の利用契約などを確認してください。また、北米のGSMは特殊なので、ローミングは不可能かと思います。
GSM携帯電話なら、なんでもOKか!?
だんだんマニアックな説明になってしまっています。ごめんなさい。GSM携帯電話なんて、よくわからないという方は、読み飛ばしてください。GSM携帯電話をすでにお持ちの方への、これまた不確かな情報ですが、以前は、タイ国内で使用するGSM携帯電話はタイ国内で販売されたものでなければなりませんでした。SIMカードが携帯電話をチェックして、タイ国内で販売されたものでないことを識別していたのです。が、最近、その制限が撤廃されたという報道がありました。僕自身、確認したわけではありませんが、どの800/1800 GSM携帯電話でも利用可能となれば、お手持ちの携帯電話をタイに持っていき、プリペイドの電話機本体なしのパッケージを購入すれば、タイで携帯電話を使えるようになります。
たぶん、ですけどね(^_^;;;
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※ちなみに、タイでGSMと言うと、特定ネットワークキャリアの携帯電話サービスと思われるようですので、誤解される恐れがあります。ご注意ください。

AIS One-2-Call AISは日本で言えば、NTTドコモ!?政府閣僚の某氏が経営するとかで、会社としては安定しているものの、オフィスに行って何か交渉したりする場合には、融通が利かないこともあるかも。タイで携帯電話機が高額だったことや、タイで販売された携帯電話機しか使用できなかったのは、誰かが独占的に・・・。うーむ。
DTAC DPrompt じゃ、こっちはタイのJ-Phone?がんばっているみたいだけど、イマイチ、AISブランドと比較されると軽く見られているような・・・。僕はDPrompt使ってたけど。
World Walker NTTドコモのWorld Walkerサービスの説明ページ。これはテキストのみのページなので、ちょっと簡素。もっとゴージャスな説明が見たいときには、ドコモのサイトから、携帯電話のサービス説明を探してみてください。
g-phone 携帯電話レンタルの会社は、結構、多いみたいだけど、聞いたことないところばかりで、なんか不安。これは、JALのページからリンクされていたので、ちょっと安心かなと思って。JAL以外の航空会社や大手旅行代理店とも提携しているようです。


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タイの巨大市場

タイ人の友人の家に遊びに行くついでに、タマサート大学のランシット・キャンパスに立ち寄った。(昼食をとり、いっしー君の研究室をのぞいたりしてきた)その後、友人の家に向かおうとしたとき、大きな市場があるけど、行ってみないかと友人に誘われた。
既に、かなり暑くて消耗していたけれど、ここは友人のテリトリーだから、お任せして市場に向かうことにした。モトサイ(バイク・タクシー)にノリ10分ほどで、巨大市場の前に到着した。バンコク郊外のNava Nakhon近くだと思う。


初めは建物が一つだと思っていた。昔、東京晴海に見本市会場があったが、これと同じような感じの建物が立っていた。実は、最初に入った建物は、肉や魚が中心に取り扱われている建物だったが、他にも同じサイズの建物が3つ。(本当はもっとあったかも。あまりにも暑くて、ちゃんと数えてこなかった。入ったのは、合計3つだけ。)
それぞれの建物の前には、その建物で取り扱っている品目がタイ語と絵で表示してあった。左は、ぶどうやオレンジの絵が描かれているものだと思う。また、建物と建物の間にも、テントのような露天の市場が続いていて、一体、全部で何件の店が出店しているのかは、わからなかった。
 
 

この市場は一般の人も買いに来るかも知れないが、販売の単位が大きい。みんな大きな籠に一杯とかバスケット1杯単位での取引なので、バナナひと房だけ欲しいというときには、ここは不向き。下のみかんの場合、バスケットにいっぱいで12バーツなので、いかに安いかが分かるだろう。
たぶん、ここはバンコクの胃袋を支える市場なんだろう。大きなトラックに山ほど荷を積んで帰るのを見ると、これはバンコク市街地でスーパーでもやっているのではないかと思うほど、買っていく。あるいは、レストランなどが食材をまとめて仕入れるのには、好都合な市場である。
 
 
野菜や香辛料も山盛りで売られている。とにかく、すごいとしか言いようがない。野菜は、以前、シンセンの市場で見たように、きれに揃えて売られていた。中国文化が伝わっていると感じた。
これほど安くて豊富にある食材・・・買ってみたいのだけれど、どれをとっても食べきれる量ではない。近所に分けるというレベルも超えているような気がする。
バンコク市街地で、果物などが安く買えてつい喜んでしまうが、安いというのは、このことを言うんだろう。タイには食べ物が豊富にあるということが、つくづく実感できた。
 
お母さんとお父さんが市場で果物を売っている間、赤ちゃんはベッドで爆睡。この子は、この市場で育っていくのだろうなぁ、なんて考えてしまった。
市場の隣にある広場では、ママさんエアロビクス講習会が開かれていた。いずこも同じ、ダイエットブーム。少しでもスリムな体型にしようと、みんな必死のようだ。しかし、この暑さのなかでの、エアロビは厳しいなぁ。よく倒れないものだと関心してしまった。
 
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インターネットカフェ


バンコクの市街地にいくと、たくさんのインターネットカフェを見つけることができる。特に、バックパッカーなど長期滞在者がたくさんいるカオサンなどの地域や外国人が滞在しているホテルや繁華街があるスクムビットなどの地域の周辺には、たくさんのインターネットカフェがある。料金は1分2バーツから5バーツ。冷房がないようなところは当然安く、冷房完備のおしゃれなお店の場合はミニマム・チャージがあったり、高かったりするのは当然である。

ドンムアン空港内にも、インターネットを利用できる端末が各所に設置されている。これは、プリペイド式のもので、バンコク市内でときどきみかけるものだ。

そのほか、国際線ゲートに向かう通路に郵便・電報局があり、そこがインターネット端末を時間貸ししている。トランジットなどのとき、ヒマを持て余している人にはありがたいかも知れない。
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あきこ

aki-koって一体・・・

「こんにちは」と書かれているこのポスターは、BTSの駅のプラットフォームのあちこちに貼られているが、一体に、何者?って思った日本人旅行者も多いことだろう。僕がこのaki-ko(あきこ)というブランドを初めてみたのは、2000年9月、SiamSquare近くにあるLOFTの中で売られているドライ・フルーツのお菓子。どうやら日本で流行っているお菓子のようなイメージでタイ人に対して売られているみたいだが、日本から来た僕にとっては初物だった。
今回、BTSに大々的に広告を出し、Mo Chit駅には下のようなaki-ko売店まで登場していた。売っているのは、aki-ko以外にも、日本製のスナック菓子が並べられていた。
果たしてタイ人は、このaki-koというお菓子のブランドにどんなイメージを持っているのだろうか。これならいっそのこと、ペコちゃんがタイに進出してきたら、かなり受けるんじゃないかと思うが・・・。タイでは、まだペコちゃん、ポコちゃんは見ていないが、ぜひ、タイ人に日本のお菓子の老舗ブランドを知って欲しい・・・などと、aki-koのポスターを見ると思う今日このごろである。


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続きを読む あきこ

マニアックグルメ 第1弾!昆虫!

マニアックグルメ・シリーズ
第1弾!
昆虫!


タイの街を歩いていると、ときどき、『見てはイケナイものを見てしまった』、と思わせてくれるものを発見する。昆虫スナックである。
詳しいことは今後取材の上、明らかにしていきたいと思うが、この昆虫スナックの種類としては、昆虫のさなぎ、たがめ、さそりなどがある。さそりは、きれいな色をしていて、ワタリガニの唐揚げだと思えば食べられないこともないような気がするが、たがめ、さなぎは、かなり抵抗を感じる。

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BTS スカイトレイン (Sky Train)

 
バンコク市内での公共交通というと、これまではバスが中心だった。(川沿いならボートという手段もあるが。)特に、タイ人にとっては3.5バーツから18バーツくらいで移動できるバスが、もっとも重要な移動手段であり、現在でも、それは変わらないだろう。
>しかし、外国人、特に旅行者にとっては、このバス路線を把握することは、とても難しく、また、言葉が通じず、土地にも不案内となれば、どうしてもタクシーを使わざるを得なかった。
1999年末、BTS SkyTrainが運行を開始した。このBTSは、高架を走る3両編成の電車で、ドイツのSiemens社製のようだ。乗車賃は距離によって10~40バーツかかる。

このBTSはバンコクの中心部を走る2つの路線、シーロムラインとスクンビットラインしかないので、行ける場所は限られているが、観光客が泊まるホテルやショッピングエリア、ビジネスエリアをカバーしているので大変に便利だ。運賃はバスに比べれば高いが、渋滞に関係なく移動できるため、目的地に早く到着できる。急いでいるときは、BTSとタクシーを組み合わせると、渋滞を避けながら、目的地に早く到着できる。
利用するには、まず、チケットを自動販売機で購入する。自動販売機の近くに路線図に駅名が書いてあり、駅に数字(1から7)が書かれている。各数字は料金を示していて、1は10バーツ、2は15バーツ・・・7が40バーツ。
普通のチケットは自動販売機で購入するので、小銭5、10バーツ硬貨を用意する。小銭がない場合は、窓口で両替してくれる。行き先の駅の数字(1から7)を押して、表示された金額の硬貨を投入すると、カード式チケットが出てくる。
滞在中、BTSを頻繁に利用する可能性がある人は、回数券式のカードを窓口で購入するという方法もある。BTSの回数券には、Adult10(販売価格250バーツ、距離に関係なく1乗車あたり25バーツずつカード残高から減額される)、Adult15(販売価格300バーツ、同様に1乗車あたり20バーツ減額される)、Adult30(販売価格540バーツ、同様に1乗車あたり18バーツ減額される)の3種類がある。有効期限は1ヶ月。1ヶ月以内に使い切らないと損をする可能性もあるが、移動距離に関係なく、それぞれの回数、乗車できるので、利用仕方によっては、かなりお得かも。

毎回、チケットを買うのは面倒という人には、スカイカードというプリペイドカードもあり、窓口で、200バーツ以上、好きな金額をカードに入れてもらうことができるが、カードのデポジットとして30バーツを加えて支払う。(返却時返金。有効期限2年)
カードを買ったら、自動改札を通るが、これが日本のとちょっと違うので要注意。カードを入れると、すぐに別のところからカードが出てくるので、それをさっと抜き取る。すると、ゲートが開くので、すばやくゲートを通過する。書いてしまえば当たり前なのだが、日本の自動改札は券を入れるとゲートが開き、通過したところで券を抜き取るという動作なので、かなり勝手が違うのだ。
 
ちなみに、駅から出るときの自動改札もくせ者。混雑時、前の人が出てからすぐにチケットを改札機に入れてしまうと、自分が出ようとするときにゲートが閉まるという間抜けなタイミングになってしまう。これは、日本の自動改札のように、ゲートが素早く開閉するものでないため、前の人が出てから、ゲートは必ず一度閉まるのである。だから、自分のチケットを入れるのも、一旦、確実にしまったことを確認してから、入れる。
ちょっと馬鹿馬鹿しいけど、これをしないと、きっとゲートにはさまれる。(まぁ、ケガはしないと思うけど、気分が悪い。)
改札の内側には、新聞の売店やWatson’s、携帯電話販売店、銀行窓口など、駅によっていろいろな店舗がある場合がある。(ないところもある)
ホームは改札よりもさらに上にあるので、階段またはエスカレーターでホームに向かう。その際、自分が行きたい方向がどっちのホームかを確認しなければならないのは言うまでもない。
時刻表はないので、ただホームで待つだけ。だいたい5分間隔で来ているような印象で、特に、時間帯によって間隔が変わるようなこともないようだ。(よくわからないけど。)
運行時間は朝6時から24時までだが、始発が動くのが6時で、最終が止まるのが24時ということだろうから、24時に駅に行ってもBTSには乗れないと思う。
 
僕は6時30分から23時30分の間なら、駅に行けばBTSに乗れるんじゃないか、と思いながら日頃利用している。
このBTS、タイ人にとっては高い公共交通機関だが、だんだん利用者が増えてきたようだ。特に学生は割引チケットがあるので、これを利用しているため、制服姿をよく見かける。学生チケットを使っていると、自動改札で赤いランプが点灯してピーッとなる。
注:BTSは冷房が効いています。タイでは冷房が効きすぎの場所もありますので、冷房に弱い方は、必ず、上に着られる1枚を携帯してください。
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