タイの巨大市場

タイ人の友人の家に遊びに行くついでに、タマサート大学のランシット・キャンパスに立ち寄った。(昼食をとり、いっしー君の研究室をのぞいたりしてきた)その後、友人の家に向かおうとしたとき、大きな市場があるけど、行ってみないかと友人に誘われた。
既に、かなり暑くて消耗していたけれど、ここは友人のテリトリーだから、お任せして市場に向かうことにした。モトサイ(バイク・タクシー)にノリ10分ほどで、巨大市場の前に到着した。バンコク郊外のNava Nakhon近くだと思う。


初めは建物が一つだと思っていた。昔、東京晴海に見本市会場があったが、これと同じような感じの建物が立っていた。実は、最初に入った建物は、肉や魚が中心に取り扱われている建物だったが、他にも同じサイズの建物が3つ。(本当はもっとあったかも。あまりにも暑くて、ちゃんと数えてこなかった。入ったのは、合計3つだけ。)
それぞれの建物の前には、その建物で取り扱っている品目がタイ語と絵で表示してあった。左は、ぶどうやオレンジの絵が描かれているものだと思う。また、建物と建物の間にも、テントのような露天の市場が続いていて、一体、全部で何件の店が出店しているのかは、わからなかった。
 
 

この市場は一般の人も買いに来るかも知れないが、販売の単位が大きい。みんな大きな籠に一杯とかバスケット1杯単位での取引なので、バナナひと房だけ欲しいというときには、ここは不向き。下のみかんの場合、バスケットにいっぱいで12バーツなので、いかに安いかが分かるだろう。
たぶん、ここはバンコクの胃袋を支える市場なんだろう。大きなトラックに山ほど荷を積んで帰るのを見ると、これはバンコク市街地でスーパーでもやっているのではないかと思うほど、買っていく。あるいは、レストランなどが食材をまとめて仕入れるのには、好都合な市場である。
 
 
野菜や香辛料も山盛りで売られている。とにかく、すごいとしか言いようがない。野菜は、以前、シンセンの市場で見たように、きれに揃えて売られていた。中国文化が伝わっていると感じた。
これほど安くて豊富にある食材・・・買ってみたいのだけれど、どれをとっても食べきれる量ではない。近所に分けるというレベルも超えているような気がする。
バンコク市街地で、果物などが安く買えてつい喜んでしまうが、安いというのは、このことを言うんだろう。タイには食べ物が豊富にあるということが、つくづく実感できた。
 
お母さんとお父さんが市場で果物を売っている間、赤ちゃんはベッドで爆睡。この子は、この市場で育っていくのだろうなぁ、なんて考えてしまった。
市場の隣にある広場では、ママさんエアロビクス講習会が開かれていた。いずこも同じ、ダイエットブーム。少しでもスリムな体型にしようと、みんな必死のようだ。しかし、この暑さのなかでの、エアロビは厳しいなぁ。よく倒れないものだと関心してしまった。
 
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※この記事はWebSite”MaiPenRai”からの転載です。そのため表示されている日付は正確ではありません。

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