きょう、バンコク・スワンナプーム空港は、反政府運動グループの人たちに選挙されて、閉鎖状態に陥ったようです。午後3時現在、成田発着のバンコク便のうち17便が欠航したほか、ANAの953便は成田を離陸後、空港閉鎖が解除されないので、成田に引き返してきたそうです。
また、成田に滞在中の日本人旅行者は、帰国できずに大混乱。そうですよね。日本から飛行機が行かないと、乗って帰る飛行機もないですね。日本大使館に問い合わせが殺到して、大使館員が空港で、日本人観光客の対応に追われたようです。
バンコクの空港というのは、東南アジアの航空路線ではハブとしての役割をもっているともいえるので、たぶん、日本とタイの往来の問題だけではなく、周辺の国々へのルートにも大きな影響を与えているんじゃないかと思います。
タクシン元首相が受けた有罪判決を消してしまうために憲法改正までしてしまおうとする現在の政権(タクシン元首相の義理の弟が現在の首相です。)もいかがなものかと思っているので、反政府運動をしている人々に対して怒りはないんですが、でも、このような状況が続くと、観光産業にとっても、また、海外からの投資を得るという面でも、良い影響を与えないので、早期に解決して欲しいと思っています。