「知りタイ」カテゴリーアーカイブ

タイ株

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インターネットが普及して以来、株式投資のイメージも一変しました。
昔は証券会社の電光掲示板の前に座って値動きを見ていた一部の個人投資家と機関投資家の世界だった株式投資は、インターネット証券取引が普及したおかげで、個人が自宅のパソコンで株式の情報を入手して、リアルタイムで売買できるようになりました。デイトレーダーと呼ばれる、その日のポジションは翌日に持ち越さないという取引も、インターネットができたおかげで、個人でも可能になりました。
さて、日本の株式市場はそれなりに活況を呈していますが、最近、アジア株に注目が集まりつつあります。日本の証券会社でも、アジアや新興市場の株式などをファンドなどの商品として売り出しているようですが、いっそのこと、そういう国の株式に直接投資してみたい・・・そう思う人も少なくないようです。
このような背景もあり、タイの株式投資に興味をお持ちの方も増えていることと思います。僕も数年前から興味があったのですが、なかなか始めることができませんでした。始めるきっかけがなく、情報も少なかったからです。
しかし、現在、Googleで「タイ株」などのキーサードで検索すると、タイ株に関するたくさんの情報を入手することができます。どうやら、日本に住んでいてもタイの証券会社にも口座を開くことができ、インターネットを直接売買注文が出せるようです。
そこで、これから時々はタイ株のお話も書いていきたいと思います。と言っても、僕も、これから始めようとしている初心者です。先輩諸氏のホームページを読んで勉強しながら、少しずつ、体験談を書ければいいなと思っています。

日本語はCool!!??

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タイでは、日本語を使うのがCool!
日本企業の製品のCMでは、わざわざ日本語を使っているものもありますが、日本のイメージで稼いでいるグリーンティーの会社(日本企業とは関係ないところがほとんど)でも、日本語をテレビCMやパッケージで使っています。
タイでセブンイレブンに入ってみれば、日本語がさまざまな商品のパッケージ使われていることがわかります。時には、かなり、わけのわからない日本語のこともありますが、日本人のために日本語を買いているわけではないので、それで良いんでしょう。
この写真は、パタヤとバンコクの中間にあるサービスエリアでお土産として売られていた豚肉でつくったおつまみみたいなものです。
「こぶたちゃん」
うーん。
なかなかストレートなネーミング。
ステキです。

日本の携帯電話をタイで使う!? ~その3~

「SIMロック」という言葉があります。
聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
SIMロックというのは、携帯電話の端末側に、ある特定の携帯電話サービス事業者のSIMだけが使えるように細工することです。つまり、Vodafoneで販売した携帯電話なので、Vodafoneでしか使えないようにしてあるということです。
それはそうですよね。
44,000円もの報奨金を払って、ショップにも安く売ってもらっているわけですから、Vodafone以外の携帯のSIMカードで使えちゃったら困るんです。
ところが、このSIMロックというものを解除すると、他の携帯電話会社のSIMカードでも利用できるんです。そして、そのことに気づいた人たちが、大量にVodafoneの携帯電話を買って、SIMロックを解除して海外でGSM携帯電話として売るということをしたのです。
バンコクのMBKには、そうやって流れてきた日本のVodafoneの携帯端末がたくさん売られています。そこで、件の女子大生は僕に、日本では携帯電話がいくらで買えるかと聞いてきたのです。
ところが、2006年10月からVodafoneはSoftbankに変わりました。
そして、Softbankになって一番変わったことは、携帯電話端末の購入のシステムです。簡単に言えば、新規で購入する場合には2年ローンで購入するようなシステムです。2年間の特別な契約を結べば携帯電話は1円を『頭金』として購入でき、ローンの部分も割引がきくのです。つまり、2年間、ちゃんと基本料金を払ってくれれば1円で売ってあげよう、というシステムになったのです。
これは、あきからに、購入後、すぐに解約してSIMロック解除してGSM端末として売るという商売に対抗する措置だと思います。この2年契約が嫌なら、端末の定価(たとえば、705SHなら54,700円?)を一括購入として支払えば良いことになります。また、2年契約を途中で解約する場合には、残金を精算しなくてはならなくなります。つまり、すぐに解約して海外に売り飛ばしても、儲からない仕組みに変えたのです。
このように、以前からVodafoneのGSM対応の携帯電話の端末を持っている人は、SIMロックを解除すると、タイに行ったとき、その携帯端末にタイのプリペイド式のSIMを入れて利用できるわけですが、Softbankになってからは、そのようなことをしても、儲けることはできなくなりました。(お金儲けとしては意味がなくなったということで、個人ユーザーとして、日本でもタイでも同じ端末が使えたほうが便利だと思って、自分の携帯をタイでも使えるようにするということは可能です。)
また、このSIMロックの解除ということにしては、違法性を指摘する声もあるので、この記事では皆さんにそういうことをすることをおススメはしません。僕個人としては、SIMロック解除の方法によっては違法とは言えないのではないかとも思いますが、やり方によっては著作権侵害する可能性もあるので、おススメはできないと思っています。
しかし、そもそも日本の携帯電話端末の販売方法が、セコイ気がします。
SIMロックをかけて、自分の会社のユーザーとして縛り付けておきたいのかも知れないですが、そういうことはサービスの質で競い合って欲しいですね。僕としては携帯電話端末は高くても仕方ないと思いますから、そのかわり、SIMフリーの端末を発売して欲しいです。電話番号を変えずに他の会社に乗り換える(MNP)なんてサービスが増えても、僕にはあまり意味がありません。
また、10月12日にドコモが発表する903iシリーズが、全機種GSMに対応という話を聞きました。ということは、これらの機種も、SIMロック解除できれば、海外に流れる可能性が高いと思います。もちろん、携帯電話サービス事業者も、どんどん、このSIMロックを解除しにくくしているとのことで、そう簡単に海外に流すことはできないかも知れませんが、こんな話を聞くと、昔、パソコンソフトにコピープロテクトをかけることが流行し、一方では、そのプロテクトを外してコピーするソフトが供給されていたことを思い出しました。SIMロックをかけたり、それを解除するソフトを作ったり、そんなことが行われているということは、今のやり方に、どこか無理があるということではないでしょうか?携帯電話の端末は端末で自由に売買できるようして、電話サービスは電話サービスの質で競争するということが、健全なビジネスのような気がします。

日本の携帯電話をタイで使う!? ~その2~

Vodafoneは親会社がヨーロッパの会社です。
そのため、ドコモやauよりも早くGSMへの対応を始めました。
近年、Vodafoneから発売された多くの携帯電話はGSMに対応していました。
つまり、そういう携帯電話を持っている人は、海外に行く場合に、そのまま携帯電話を持っていけば、現地で電源を入れるだけで国際ローミングを利用できてしまうわけです。
これは音声通話だけでなく、メールなども海外で読むことができるので、料金のことを考えなければ、日本にいるときのように携帯電話を利用することができてしまうわけです。
ということは、よく海外に行く人にとっては、このようなGSM対応の携帯電話がとっても便利ということになります。しかし、国際ローミングの料金は安くありませんから、実際によく利用する人はビジネスユーザーなのではないかと思います。
そこで、頻繁にタイに行く人は、現地でGSM携帯電話を購入して、現地のプリペイド式のSIMカードを購入しています。現地でGSM携帯電話を買うと、安いものでも1万円、高いものは10万近くするのですが、プリペイド式のSIMを手に入れれば、通話料は格安になります。タイの物価水準の料金体系ですから、国際ローミングとは比較になりません。
でも、海外では携帯電話の端末はかなり高いのです。
日本では、よく量販店で1円とか10円とか、破格の値段で売られていますが、海外ではそんなことはありません。では、なぜ、日本では安く携帯電話の端末が売られているのでしょうか?
理由は簡単です。
日本では携帯電話の端末を売っているのは、携帯電話サービス事業者、つまり、ドコモとかVodafoneとかauなのです。そして、これらの会社は、毎月の基本使用料と通話料で儲けることができるという前提で、携帯電話端末を安く販売することができるのです。
というか、実は、もうちょっと事情は複雑なのですが、Vodafoneを例にとると、携帯電話ショップが新規のお客さんを1人獲得して携帯電話を販売した場合には、Vodafoneからショップに対して報奨金が支払われます。(2006年第1四半期には1台につき44,000円支払われたという情報を読んだことがあります。)
つまり、ショップには店頭販売価格とこの44,000円が売上となって入ることになります。
Vodafoneは、この44,000円を、その後の毎月の基本料金で回収しようと思ったわけです。
ところが、GSM対応の携帯電話にしたことで、その思惑がうまくいかなくなってしまったのです。

日本の携帯電話をタイで使う!? ~その1~

先日、タイの友だち(某国立大学在学中の女子大生)からメールが来ました。
「ノボくん、Vodafoneの703SHを日本で買うといくらですか?」
メールには、もっと詳しい事情が書かれていたんですが、その話に入る前に背景事情について簡単にお話したいと思います。
まず、知っておかなければならないのは、日本の携帯電話は、世界の携帯電話事情から見ると特殊だということです。これまでは、日本の携帯電話は日本でしか使えないものでした。
一方、海外の携帯電話は、GSM(Global System for Mobile Communications)という規格で作られていて、アジア、ヨーロッパを中心に100カ国以上で同じ規格を使っています。
そのため、ヨーロッパやアジアでは、基本的に同じ携帯電話が売られていました。携帯電話の端末はふつうの電気製品のようにハードウェアとしてお店で購入して、携帯電話サービス事業者とは、別の方法で契約をして、その結果、SIMというICカードを手に入れて、それを携帯電話端末の中に入れれば使用できるという仕掛けになっています。
ときどきヨーロッパからの旅行者がタイで自分の電話を使って通話をしているのを見かけてたりしますが、これはタイでレンタルの携帯電話を手に入れたわけではありません。(たまには、そういう人もいるでしょうけど。)これは、『国際ローミング』というサービスを利用しています。
例えば、ドイツの携帯電話会社とタイの携帯電話会社が提携している場合、そのドイツの会社の電話番号を使っている携帯電話を持って、タイ来ると、そのままドイツで使っていた携帯電話を使って、電話を受けたり、電話をかけたりできます。
このように、海外に行って、その土地の携帯電話会社のネットワークを使って、自分の携帯電話を使うことをローミングと呼んでいます。
このとき、携帯電話の番号も、携帯電話の端末も、ドイツで使っているものをそのまま使えるというのが、同じGSM規格同士のローミングの特徴です。
この場合の料金はどうなるのか・・・
通常、このドイツを例にとると、ドイツの友だちがその人の携帯番号(ドイツの番号)にかける場合、ドイツ国内の通話料はかけた人が負担します。しかし、国際ローミングをして、タイにるときにどの電話を受けてしまうと、ドイツからタイまでの国際電話料金は、受診した人(つまり、あなた)が負担することになります。ただし、もしも、あなたがその携帯からタイのローカルに電話をかけた場合は、タイのローカルの通話料を払うことになります。ちなみに、ここでいう通話料というのは、ドイツの携帯電話サービス事業者が設定している料金のことで、タイ側の携帯電話会社の料金設定とは違います。
さて、それでは、日本の旅行者の場合はどうか・・・。
日本は、以前はGSMに対応している携帯電話はほとんどなかったために、事前に手配しておけば、宅配便を使ったり、空港手渡しで海外で使えるGSM携帯電話をレンタルして国際ローミングするというサービスを使っていました。携帯電話の端末を交換すれば、先ほどのドイツの例と同じように、国際ローミングが利用できましたが、問題は、いちいち手続きをして、携帯電話をレンタルしていかなければならないことです。
現在では、日本でも第3世代の携帯電話になって、USIMというICカードを取り出せるようになってきたので、多くの携帯電話では、海外に行ったときGSM携帯電話を自分で用意して、そこに日本で使っているUSIMをさすと、国際ローミングできるようになってきています。
しかし、日本で使っている携帯電話を海外に持って行ってそのままローミングということは、あまり、まともにはできずにいました。
そんな日本の携帯電話の国際ローミングを変えてきたのがVodafone(現在のSoftbank)です。

タイの携帯電話番号が変わります!!

9月1日から、タイの携帯電話番号が変更になりました!!
携帯電話番号の桁が1つ増えることになり、2006年9月1日から、それまでの携帯電話番号の最初の0の後に8を付けることになりました。
たとえば、これまでの携帯電話番号が 07-077-●●●● だった人は
087-077-●●●●
となります。
でも、あわてなくてもダイジョーブです。
9月1日から6ヶ月間は、昔の携帯電話番号でも通話できることになっています。この6ヶ月間の間に、電話帳などを更新してください、ということだと思います。
6ヶ月経つと、これまでの番号ではつながらなくなってしまいますから、忘れないうちに、登録してあるタイの携帯電話番号を、どんどん修正しておきましょう!

メイドカフェ in バンコク

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バンコクの中心部に「サイアムスクエア」と呼ばれるショッピング・エリアがあります。ちょうど、東京でいう原宿のようなところ。中高生・大学生の女の子たちが、放課後や休日に服やアクセサリーのショッピングに集まってきます。J-POPファン向けのショップもあり、日本ファッションのブティックもあるため、日本ファッションで歩いている女の子も多い地域です。
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2006年4月、そんなタイの若者のファッションの中心地、サイアムスクエアに、メイド喫茶がオープンしたという情報が届きました!これは行ってみなくては・・・。
ありました!ありました!
サイアム・スクエアのセンターポイントの近くに、怪しげな階段が・・・。
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お店の名前は「アキバ」。
この店は、メイド喫茶がメインというわけではなく、日本のマンガ、アニメーション、キャラクターグッズなどを販売しているお店で、一部が喫茶コーナーになっているというものです。店員がメイド服を着て接客してくれるのですが、単にオーダーを取って、持ってきてくれるだけ。日本のメイド喫茶のメイドのような接客やサービスはありません。
店長さんといろいろとお話したところによると、タイにもこのようなヲタク向けの店が必要と思って、このお店を作ったとのことでした。
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お店にはタイ人のお客さんもいたのですが、日本人のお客さんや取材もいっぱい。
(僕も、その一人ですが。)
果たして、この手の店がバンコクで成功するのか・・・。
今後の展開が気になるところです。
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タクシー・メーター

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以前にもタクシーのことを書いたことがありますが、料金について詳しく書きませんでした。
そこで、現在のバンコクのタクシー料金について説明したいと思います。
(この料金は2006年5月現在の料金表を元にしています。タクシー料金が値上げになった場合には、なるべく早く改定したいと思います。)
現在、バンコク市内を走っているタクシーにはメーターが設置してあります。ちょっと怪しげなタクシー運転手は「メーターが壊れている」と言って、高い料金をふっかけてきたりしますが、基本的にはメーターで料金が決まります。
バンコクでは初乗りが35バーツ。日本円では約100円です。
0 – 2km 35バーツ (初乗り料金)
以降、加算される料金
2 – 12km 4.5バーツ/km
12 – 20km 5バーツ/km
20 – 5.5バーツ/km
時速6km/h以下での走行時(渋滞時)、1.25バーツ/分
※空港から乗車 +50バーツ
※電話による配車 +20バーツ
現在のドンムアン空港からバンコク中心部のホテルに行く場合、メーターに表示される料金だけを考えると200バーツに満たないと思います。これに高速料金、空港出発の50バーツを加算して、およそ300バーツが適正な料金だと思います。もちろん、ホテルの場所や渋滞状況によって変わりますので、これ以上かかったからと言ってすべてが不正請求というわけでもないです。また、今年9月末に新しい空港がオープンする予定なので、その場合はこの記述とは異なります。
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空港からのタクシーの乗り方については、また、別のところで説明したいと思います。ここでは、以前にも紹介しましたが、街中でみかけるタクシーの色について、簡単にお話しましょう。
①緑・黄の2トーン  個人営業
②赤・青の2トーン  会社営業
③その他の色    会社営業
バンコクでは、①と②のタクシーをよく見かけます。日本では、個人タクシーが安全というイメージがありますが、バンコクの場合、必ずしもそうとは言えません。日本のように個人タクシーを開業するのが大変なシステムではなく、個人タクシーの車も、1日いくらという形態で、簡単に借りて来られるそうです。そのため、車のまた貸しなども多く、決して安心できるとは言えません。
それでは②の会社営業が良いかというと、これもよくわかりません。親切で良い運転手の場合もあるし、そうでない人もいます。近年、①や②以外のいろいろな色のタクシーが走るようになりました。あくまでも僕の印象ですが、この③のタイプのタクシーは比較的車も新しく、GPSや無線配車システムを搭載しているものもあったりして、なんとなく信頼できそうなイメージがあります。
①、②、③いずれの場合も、車が新しくてきれいな場合には、まじめに商売している感じがします。ボロボロなタクシーだと、いろいろな意味でハズレが多いので注意が必要です。しかし、トゥクトゥクに乗るよりはタクシーのほうが冷房もあり、メーターもある分、気分よく移動できるかも知れません。
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タクシーに乗ったら、ドアに書いてあるタクシー番号をメモしておくと良いかも知れません。忘れ物をしたとか、何かトラブルがあったとき、このタクシー番号を控えておけば、後で警察で調べてもらうことができます。以前はタイ文字と数字の組み合わせだけで書いてあったので、外国人には不便だと不評でしたが、いろいろな事件が発生したため、現在は、タイ文字だけでなくアルファベットも併記されています。
旅行中はメモ帳を持ち歩いて、タクシーに乗ったら、このアルファベットと数字をメモしておく習慣をつけてください。
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バレンタインデー

ちょっと季節はずれのエントリーですみません。
2月にタイに行った時、ちょうどバレンタインデーをバンコクで過ごしました。
mixiの日記にはバレンタインデーの写真をアップしたので、なんとなく、ブログでも紹介したような気分になっていました。
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タイのバレンタインデーは日本とは、ちょっと違うようです。日本では、女性から男性にチョコレートを贈って、愛を告白する、みたいな意味合いが強くなっていますが、これはチョコレート屋さんの陰謀(笑)
タイのバレンタインデーは、アメリカのそれに近い感じで、恋人同士でプレゼントし合ったりしているようです。男性から女性に花を贈ったり、女性から男性にちょっとした贈り物をあげたり。
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タイのバレンタインデーは、恋人同士だけに限らず、日ごろ、お世話になっている人にもバラの花を贈ったりしています。写真は、街角に出ているバラの屋台です。お昼休み時間に、OLがバラの花を買っていますが、上司(たぶん女性でしょう)にバラの花をあげたりするんだと思います。
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これってホントにOTOP商品?

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2月にタイに行った時、帰りに会社のスタッフへのお土産に悩みました。
これまで、象の形のチョコ、タイ・ラーメン、ラープ味のプリッツなど、とりあえず、考えつくお土産は買ってしまったのです。つまりは、あまりにも何度も行くので、ネタがきれたということです。
すると、知り合いのタイ人がこの写真のような人形を持っていたので、ぜひ、僕も買いたいといろいろと聞いてみました。要約すると、安く売っている市場の説明は難しい(僕がタイ語をちゃんと理解できてないからですが)から、自分が買ってきてやるというんです。そこで、20個買ってきてもらいました。詳しくは書きませんが、20個で数百円です。
帰国して会社のスタッフに配ったところ、大好評でした。
アニメーションやマンガに詳しいスタッフばかりなのですが、どうやら、この謎の人形は、そういう人たちの心をとらえるほど、キャラクター性があるということなのかも知れません。
帰国してしばらくすると、日本のあちこちで、この人形を見るようになりました。ネットでも販売されていることが多いようです。
誰が名づけたのか、VooDoo Dollと書かれていることが多いようですが、まったくいいかげんなネーミングですね。
VooDooは、もともとアフリカの土着の宗教です。アメリカの映画などでは、かなりコワイ宗教のように描かれることが多いようですが、本当のVooDoo教は、それほど、コワイ宗教ではないらしいです。
とにかく、VooDoo教は、タイとは関係ないんですが、誰かが神秘的な力がある人形のようなイメージで売ろうとして、そういう名前を付けているんでしょう。そして、販売価格もかなり高いみたいです。
先日、秋葉原のヨドバシカメラの携帯グッズ売り場でも、この人形を見ました。
パッケージはきれいなものに入れられていて、キーホルダーになっていたので、僕が買ってきたものよりは少しだけコストがかかっていると思いますが、それでも1個600円というのは・・・??
どうやら、このVooDoo人形は、タイのどこかの村のOTOP商品らしいんですが、結局、儲けているのは輸入して日本で高く売っている日本人なのでしょうね。