さわでぃかっぷ!
みなさん、お元気ですか? 気づけば前回のブログ更新から、すでに2ヵ月が経過しているみたいで・・・ おひさしぶりです。 あまりタイに関するネタがないということも、ブログ更新が滞る理由の一つですが、なんだか、ちょっぴり忙しくて、ゆっくりと文章を書く気分にならなかったんです。
以前のように、ぼーっとする時間が減ってしまった(笑)理由の一つとして、4月から大学で1コマ、授業を教え始めたということが挙げられます。教えて欲しいと依頼を受けた科目テーマは「アジアの社会と文化」。アジアも好きだし、社会と文化というのも自分の興味分野にマッチしているので、当初は、それほど大変ではないと思っていたんですが…。
いざ、授業内容を考え始めると、「アジア」「社会」「文化」というキーワードは、それぞれ、とっても大きな概念なので、含まれる範囲がとっても広いということに気づきました。そこで、当然、僕のフィールドはタイなので、アジアと言ってもタイがある「東南アジア」を対象にすることにしました。そして、「社会」と「文化」ですが、政治は専門ではないし、やはり文化、しかも伝統文化よりも日常の文化やポップカルチャーを中心に授業を進めようと考えました。
こうして、授業の内容を絞り込んでいったんですが、実は、この科目は英語で教えるので、教科書も英語のものを探さなくてはなりません。Amazonで様々な東南アジア関係の本を探したのですが、あまりピンと来ないし、そもそも、ネットの書店では手にとって中身をみることが難しく、買ってみないと良し悪しが判断できません。さらに教科書にするとなると、学生が買うことになるので、あまり高価な本は指定したくありません。
そんなことをいろいろと悩みながら、とりあえず、現時点では最適と思われる本を選んでみました。
本を探していて思ったことは、英語で書かれている東南アジア研究は、伝統的な人類学的視点から、東南アジアの国々の風習・文化に興味をもった学者が書いているものが多く、書籍になっているものは政治、経済、歴史分野が多く、現代の東南アジアの人々の日常の姿を描いているものが少ないということです。まぁ、愚痴っても始まりません。「だったら自分で書け」と言われそうですが、僕はタイのことしか書けないですし・・・(^。^)
結局、いろいろな本や研究論文を組み合わせて授業を進めているのですが、たぶんこのために、のんびりブログを書いている時間がとれなかったのでした。もともと、ブログを更新しろというプレッシャーは全くないので、他に用事があると、当然、ブログは後回しになってしまいます。今後は、もうちょっとマメに更新したいと思っていますので、今後とも、よろしくお願いいたします。