皆さんも、もう着なくなった服が押入れの奥深くにしまわれていたりするのではないでしょうか?
僕も、家のあちこちに服が埋蔵?されているんですが、これらの多くは「たぶん、もう着ないだろうなぁ」というものです。その「たぶん、もう着ないだろうなぁ」という服が溢れているため、まだ着れそうな服が埋没しているという問題も起きています。
「もう着ないだろう」という服は、大きく分けて2種類。
その1–デザインや色使いが今の日本に合ってなかったり、自分に合わなくなってしまっているもの。
その2–古くなって色が褪せてしまったり、焼けてしまっていて、日本では着れないなと思うもの。
その2に属する服は、もう捨てるしかないんですよね。でも、その1の古着は、なんとも、もったいない…捨てられない…だから、いつまでも片付かない…という悪循環です。
きょう、ふとネットで古着の寄付について調べてみたところ、以前、探した時よりも、受け付けているところは増えているようです。でも、古着を寄付するためには、現金を同時に寄付しなければならないというところもあります。
たとえば、「わかちあいプロジェクト」は、まさに今現在(2009年6月1日から6月10日)、古着の寄付を受け付けています。でも、1箱の古着につき1,500円を送料として寄付しなくてはならないんです。
これは、考えてみれば当然のことです。日本からタイや他の途上国まで古着を送る場合、コンテナ輸送費がかかるのです。たぶん、去年よりも今年の船賃のほうが安いとは思いますが、それにしても、タダでは古着を届けることができないんです。
それでも古着を寄付するのも良いとは思うんですが、古着を東京都内の集積場所まで送る宅配便手数料+1,500円で、たぶん、1箱送るたびに3,000円を払うなら、古着は捨ててしまって、現金だけ寄付したほうが良いんじゃないかという思いが浮かびます。
もうひとつ、タイの山岳民族の子どもたちの教育支援をしている「さくらプロジェクト」も古着の寄付を受け入れています。古着のほか、文房具や生活用品の寄付も受け付けているようですが、こちらはチェンライのさくらプロジェクトに直接送ることになります。ということは、タイ国内にいる方は、直接送れるので便利かも知れないですね。
せめて、バンコクに物資の寄付の受け付け窓口があれば、日本からタイに行くたびに少しずつ古着を運べるのですが、日本から郵便でタイに古着を送るとなると、それなりの郵送料がかかってしまいますね。
このように考えているうちに、古着を寄付するというアイディアは、なんか色褪せてきてしまいました。送るのに料金が嵩むうえに、まだ新しくて売れるように良い状態の服だけを送るとなると…難しいですね。
やっぱり、寄付は現金がベストってことなんでしょうか。
でも、なんか、それだと拝金主義っぽくて、いやぁ~な気がするんですが…。
本当にそうですね。私どももバンコクまでスーツケース2個に古着を満載して、バンコクんよりチェンマイの施設に送りました。タイ航空も超過荷物を無料にしてくれればいいのですが。