タイでiPhone 3Gが正式に提供開始になります。
iPhone 3Gを発売するのは、大手電話通信会社のTrue Corporationです。Trueは固定電話、携帯電話、インターネットに加えて、最近では街中のWiFi(ワイヤレスLAN)サービスの拡充に力を入れていて、TrueCafeと呼ばれるTrue Shop+カフェのような店舗も増えてきています。
さて、iPhone 3Gの発売は2009年1月16日からスタート。
料金プランはいくつか用意されていますが、iPhone端末代金を先に払ってしまうBronzeプランだと、8GBの場合は6,999バーツ、16GBの場合は10,499バーツを最初にを支払って、その後、毎月(24ヶ月間)、1,199バーツを支払っていくことになります。この月額料金には、音声通話100分、SMS100通、EDGE/GPRS/3G 10時間、WiFi 20時間の利用料が含まれています。
頭金なしの料金プランも3種類あり、一番安いSilverプランでは、毎月1,399バーツを支払っていけばiPhoneを使えるということになります。
これまで非正規版のiPhoneがタイに上陸していて、現在でも、MBKに行けば販売されています。これはGSM版のiPhoneの場合には、アメリカなどで販売されているiPhoneをアンロックしたものが販売されているようでした。また、iPhone 3Gについては、現状ではアンロックはできないということで、SIMに重ねて携帯電話に挿入することで3Gをアンロックするというものが出回っています。(700-800バーツ)ただし、これはiPhone 3Gのファームウェアがバージョンアップされるたびに、新しいものが必要となるため、ファームウェアのバージョンアップをするたびに使えなくなると思います。
残念ながら僕が持っているのは日本のiPhone 3Gですから、SIMに貼り付けて挿入するタイプのものを入手しないとタイのSIMでは使用できません。もちろん、バンコクでも3Gが使用できますから、ソフトバンクのSIMのままでもローミングで使用できますが、ソフトバンクの国際ローミング料金は気が遠くなるくらい高額になると言われていますので、絶対にローミングは避けたいと思っています。
iPhone 3Gについては、現時点での一番のオススメは、香港で販売されているSIMロックなしのiPhone 3Gをなんらかの方法で購入するということです。これはアップルが正式に販売しているSIMロックなしのiPhone 3Gですから、何の問題もなく、どこの携帯電話会社のSIMでも挿入して使うことができるハズです。ただし、まだ、これを実践されている方にお会いしたことがないので、実際に何も問題なく使用できるのかどうかは確認できていませんが。(どなたか、香港で購入したiPhone 3Gをお使いの方、ご一報ください。)