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ドゥー・ナン・マイ?(タイで映画を見よう!)

タイにハマリ始めた頃、帰国日の2日前くらいに会ったタイ人の友人に「映画を見に行かない?(ドゥー・ナン・マイ?)」と誘われました。でも、その頃の僕は、タイに行ってもせいぜい1週間弱の滞在時間しかなかったので、帰国日が迫っている状況で、映画で2時間も潰すなんて、時間がもったいないという気分でした。少しでも長い時間、タイ人の生活を見たい、タイ料理を食べたい・・・そんな気分だったんです。
ところが今は、バンコク滞在中、ちょっと時間があるときなど、映画を見にいきます。というのも、映画館に行くということの敷居が低いんです。一つには、映画館がたくさんあるということが挙げられます。バンコクでは、大きなショッピングモールやスーパーには、必ずと言って良いほど、映画館があります。しかも、ほとんどがシネマコンプレックス。たとえば、Central World Plaza、ラチャダムリのBig C、Siam Paragon、Siam Discovery、MBKなどには、複数のスクリーンがあって、常に数本の映画が上映されているんです。だから、ぶらりと立ち寄っても、30分以内に始まる映画があったりするわけです。しかも、新しいハリウッド映画の場合には複数のスクリーンで上映、しかも英語字幕版とタイ語吹き替え版があったりするので、自分に合ったバージョンを映画を見ることができます。
そして、チケットも安いです。最近は100バーツで見られるところが減ってきましたが、120~150バーツくらいで普通席、その2倍~3倍くらいでVIPシートで映画を見ることができます。カップル専用のシートがあったり、ブランケットが用意されていて、くつろいで映画鑑賞ができるところもあるようです。しかも、日本ではまだ公開されていない映画がすでにタイで公開ということもよくあることで、先月、僕はタイで『ライラの冒険・黄金の羅針盤』と『I am Legend』を見ました。(どっちも、どんな映画か知らずに見たんですが、『ライラの冒険』はオススメです。)
ただし、バンコクで映画館に行くときには、寒さ対策をして行ってください。とにかく冷房が効いています。寒いです。特に女性は冷えすぎになると思いますから、寒さ対策をしてから映画館に行きましょう。
もう一つ、覚えていて欲しいのは、映画本編上映の直前に王様を称える映像が流れますから、その間は敬意を表して起立しなければならないということです。タイでも、劇場が開場になって最初は広告が流れます。映画館によっては30分くらい広告が流れることもあります。その後に、王様を称えるため起立するようにというメッセージがスクリーンに表示され、周囲のタイ人が立ち上がりますので、みなさんも一緒に立ち上がってください。あまり長い間ではない(音楽1曲分くらいの長さ)ので、まっすぐ立って静かに映像を見ていましょう。これが本編が始まる合図ですので、起立したら、もうすぐ映画が始まるとわかります。
通常、シネマコンプレックスがあるようなところには、ボーリング場もあることが多く、また飲食店も集まっていたりするので、映画館周辺は若いタイ人にとっては遊び場になっています。たまたま行ったときに見たい映画を上映していないこともあるでしょうが、そういうときにはボーリングしてみたり、人気がありそうなレストランに挑戦してみたり・・・タイ人の遊び場体験をしてみるのも、旅の思い出になるかも知れませんよ。

バンコクでショッピング② ~MBK~

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バンコクの中心地、サイアムスクエアに隣接したところに、通称「マーブンクロン(MBK)」と呼ばれるショッピングモールがあります。実は、MBKは携帯電話の小さなショップがたくさんあることで有名です。4階を中心に、屋台のような小さなものから、全国チェーンのショップのようなものまで、たくさんの携帯電話ショップがあるのがMBKです。ですから、バンコクで携帯電話の新機種を買ったり、あるいは古い携帯電話を売ったり、あるいは携帯電話のSIMロックを外したいというようなときにはMBKに行きます。
でも、MBKは携帯電話だけではありません。日本人にとっては、まず、東急デパートの存在が大きいかも知れません。あまり高級なものではなく、ほどほどのブランドものや日本のものなどを入手するのに手ごろなデパートです。あまり売り場面積も広くないため、洋服のブランドも少なく、女の子にとってはもの足りないデパートかも知れませんが、男性にとっては、スポーツウェアなどが適度に売られているので、便利かも知れません。
では買い物好きな女の子はどうするか・・・まず、MBKの1階を歩いてみてください。安い靴屋さんがたくさん並んでいます。一足199バーツのサンダルが売られています。すべてが199バーツではないですが、安いものがたくさんあるので、その中から良いモノを選びだすという楽しみはありそうです。MBKの中には洋服やバッグの店もありますが、点在しているので、時間があるときに、ウロウロと見て歩くのには向いていますが、短時間に服を探すなどのときには不向きかも知れません。
もう一つ、MBKで売っている重要なアイテムは、海外ブランドの化粧品です。MBKの一画に海外ブランド化粧品を売っている屋台のような店が並んでいるところがあります。一説によると、航空会社のフライトアテンダントがタイに化粧品を持ち込んでいて、それをここで売っているとのことですが、とにかく、いろいろなものがあります。
MBKには、映画館、ボーリング場もあるし、フードセンターも充実しているため、放課後や週末に10代、20代の人たちがたくさん集まってきます。とりあえず、食事をするためにMBKにやってきて、ついでに、いろいろ見て歩くという人たちが、とっても多い場所です。
かわいい洋服が買いたくなったら、隣のサイアムスクエアに行くこともできます。MBKの2階からサイアムスクエア側に渡る橋がありますから、そこを通ってサイアムスクエアに行って買い物してください。BTSスカイトレインのサイアム駅周辺には、サイアムスクエア以外に、サイアムディスカバリー、サイアムセンター、パラゴンなどのショッピングモールもあります。と言っても、パラゴンは高級品ばかりなので、あまり買い物ができないでストレスがたまるかも知れませんが、見る楽しみと買う楽しみを使い分けて、いろいろなショッピングモールを巡ってみるのも良いのではないでしょうか。