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タイ料理は辛いだけじゃない!?

タイ料理と聞くと、ほとんどの日本人は「辛い料理」を想像しますね。
実はタイ料理は、
●辛い
●甘い
●酸っぱい
という3つの味が基本になっています。
トムヤムクンスープやソムタムなど、基本的に辛い味付けで調理される料理もありますが、タイ料理には、テーブルに運ばれたときには辛くない料理もあります。特に、ふつうの食堂での食べ物などは、辛くないものも多いです。
たとえば、タイラーメン。
テーブルに運ばれてきたときには、スープの基本的な味付けしかされていません。たいがいの食堂には、テーブルの上に、唐辛子、砂糖、ナンプラー(酢もある所もあります)がおいてあります。そして、タイ人はそれらを自分の好みで入れるんですが、特に唐辛子とお砂糖は、たっぷり入れます。日本人の感覚では、唐辛子よりも砂糖を入れることに驚くでしょうが、かなりの量の砂糖も加えて味付けします。また、チャーハンのようなものの場合には、唐辛子入りナンプラーをかけながら食べたりします。
辛い、甘いに加えて、酸っぱいという味付けも、タイ料理には大切なポイントです。
トムヤムクンスープも、辛味だけでなく、酸っぱさがありますが、ライムを使っている料理も多く、酸っぱさもタイ料理の基本です。
ということで、「タイ料理=辛い」という見方は、誤りではないですが、不完全な認識です。
辛いものが苦手な方も食べられる料理も、いろいろあるのです。
いろいろなタイ料理を、ぜひ、味わってみてください。