きょう、家からちょっと離れたところにできたホームセンターに行ってきました。
どんな商品を売っているのかチェックしたかっただけなんですが、そのホームセンターの前の駐車場に「EV QUICK」と書かれた青い看板がありました。
近づいてみたら、電気自動車(Electric Vehicle)用の高速充電器でした。
僕が行った時には、誰も充電していなかったので、毎日、何台の車がここで充電しているのか、わかりませんが、高速充電器は一つだけ。もしも、EVが本格的に普及したら、1台じゃ足りないでしょうね。
充電の料金については何も書かれてなかったようなので、無料だったのかなと思いますが、ネットで検索してみたところ、このように高速充電器を設置している場所によって、無料と有料があるようです。
でも、電気自動車が普及するには、車自体の技術的な課題だけでなく、受け入れる側の社会が解決しなければならない課題もありそうですね。
一つには、あたりまえの話ですが、停電など、電気供給が難しい状況になったときの問題。3月の震災後、私たちは電気に依存した生活への反省を迫られました。とはいえ、化石燃料がなくなっていくという現実は避けられないわけで、そのため電気自動車を開発してきたんだと思います。しかし、その電気をどうやって作るのか。電気自動車を普及させるためにも、今後、我々はどうやって電気を賄っていくのかを真剣に考え、早急に発電所を作っていかなければならないと思います。
電気自動車で、もう一つ、気になるのは電気で動作しているということです。いま、タイでは洪水で大変なことになっていますが、ガソリン車であれば、水深が深くない道路なら走れそうですよね。でも、電気自動車って? 冠水しているところでの走行実験とか、しているんでしょうか? あるいは、完全防水対策とか、しているでしょうか? 完全に防水していれば、ガソリン車のように酸素は必要ないでしょうから、逆に水中でも走行できるかも知れないですが…。
ちょっと話がそれましたが、きょうは電気自動車が身近なところまで来ているんだなぁと思ったと同時に、もうちょっと環境が整わないと、自分では買わないなぁと思った1日でした。