バンコクの大きな通りの交差点には、警察官が中にいる
部屋というか、詰め所のようなものがあります。
実は、中にいる警察官が手動で信号を切り換えています。
特に、交通渋滞する時間帯に、
「どうしてこっちの信号は青にならないんだ!!」
と思うことありませんか?
理由は簡単です。
中で切り替えている警察官の主観で、切り替えるタイミングが
決まっているためです。
写真の信号は、赤になっていますが、左に赤い数字が表示されています。
この数字は、カウントダウンされているのですが、このように数字が表示
されている場合には、信号は自動運転されています。
(青信号のときは数字も青で表示されます。)
そうなんです。
バンコクの信号は自動でも動くんです。
それをあえて手動で操作している時間帯があるということです。
この信号の数字の部分に横線が表示されているときは、
信号は警察官によって手動で切り換えられています。
すべての信号を常時自動運転してしまうと警察官の仕事が
なくなってしまいます。そこで、警察官は主に昼間は手動で
信号の切り替えをしたり、交通整理をしたりしています。
そして深夜や渋滞していない時間帯になると、自動運転に
されていることが多いのです。
交通渋滞のときの信号の切り替えをみていると、自動にしたほうが
スムーズに車が流れるんじゃないかと思うことが、しばしば
あるのですが・・・ これもタイ式です。
警察官の指示に従って、渋滞の中を耐えましょう。