ソンクラーンはタイのお正月です。
「ソンクラーン」タグアーカイブ
ソンクラーン(4月13日~15日)への心得
ソンクラーンは、タイの正月と言われます。
毎年4月13日~15日がこの期間です。
地方からバンコクに出てきている人たちが帰省するため、日本のお盆やお正月のような雰囲気です。
そのため、この時期、タイの役所、会社はほとんどお休みになります。
また、お店なども休業になることも多いです。
ということで、この時期に日本からタイに遊びに行く場合には、ふつうのタイとは違う状況になっていることを覚悟しておきましょう。行きたいと思っているレストランなど、営業していないこともあるので事前に調査するか、この時期をはずしたほうが良いでしょう。
でも、逆に言えば、1年に一度のお祭りですから、それを楽しむために行くという考え方もあります。ただし、このソンクラーンは、別名、水かけ祭りと呼ばれるように、街を歩いていると水が飛んできます(笑
バンコクでも、人々が集まっているところに行くと、水をかけられたり、顔に白いものを塗られたりします。
ということで、防水対策、着替えの準備が重要になります。
日本の携帯電話は、最近、完全防水のものが出てきていますが、海外の携帯電話の多くは防水ではないので、ソンクラーン時期に外出するときには、僕は携帯電話をZiplocに入れていました。
デジカメも同様に、防水でないものは、Ziplocです。
カバンは革のものだと水がかかって痛みますから、ナイロンとか、水に強い素材のものにしましょう。服装も、家で簡単に洗濯できるようなもので、旅行の際には、着替えを多めに持っていきましょう。
タイの祝日 2008年
タイのカレンダーを持っていない方のために、2008年のタイの祝日をまとめてみました。
ちなみに2008年はタイ歴2551年です。
1月 1日(火) 正月
New Year’s Day
2月 7日(木) 旧正月
Chinese New Year’s Day (Lunar Calendar New Year’s Day)
<旧暦のお正月、祝日ではありません>
2月21日(木) ワンマーカブチャー (万仏節)
Makha Bucha Day
<陰暦3月満月の日、仏教由来の祝日>
4月 6日(日) ワンチャクリー記念日(王朝記念日)
Chakri Memorial Day
4月 7日(月) ワンチャクリー記念日の振替休日
Chakri Memorial Day (on Lieu)
4月13日(日)~15日(火)
ワンソンクラーン (タイ正月)
Songkran
4月16日(水)
ワンソンクラーンの振替休日
Songkran(on Lieu)
5月 1日(木) メーデー
Labour Day
<一般企業のみ>
5月 5日(月) ワンチャトラモンコン(戴冠記念日)
Coronation Day
5月 9日(金) 農耕祭
Royal Ploughing Ceremony
<官公庁のみ休み>
5月19日(月) ヴィサカブーチャー(仏誕節)
Visakha Bucha Day
<仏教由来の祝日>
7月17日(木) アサハーブーチャ(三宝節)
Asalha Bucha Day
7月18日(金) カオパンサー(入安居)
Khao Phansa
8月12日(火) 王妃陛下誕生日
H.M. The Queen’s B-day
<タイの母の日>
10月23日(木) ワンピヤマハーラート (チュラロンコーン大王記念日)
Chulalongkorn Memorial Day
11月12日(水) ワンローイクラトン (灯篭流し)
Loy Kratong Day
<陰暦12月満月の日、祝日ではありません>
12月 5日(金) 国王陛下誕生日
H.M. The King’s B-day
<タイの父の日>
12月10日(水) 憲法記念日
Constitution Day
12月31日(水) 大晦日
New Year’s Eve
暦の上では祝日ではないのですが、中華系の企業、中華系のタイ人は旧正月を祝うために休むことがあります。2008年の旧正月は2月7日です。この時期の前後は、飛行機が満席になる可能性も高いので、もしもこの時期に旅行を計画されているなら、早めに予定を立てて航空券を手配されることをオススメします。
ローイクラトンは祝日ではなく、各地のイベントになりますので、現時点では詳細はわかりませんが、その4日くらい前から祭典などが執り行われる可能性があります。
なお、ここに挙げた祝日はいくつかの情報源から集めてまとめたものですが、記載の際の間違いがあるかも知れません。旅行計画の最終決定の前には、ご自分でタイ大使館のHPなどで再度確認してください。(自己責任でご利用ください。このカレンダーにマチガイがあっても、MaiPenRaiでは責任をもてません。)
また、ここに祝日と書いてあっても、企業やお店などによっては営業している場合もありますし、これ以外の日に営業していないこともあります。これ以外にも、閣僚会議などで特別な祝日が決められることもあります。
Amazing Thailandであることを忘れずに、計画をたてるときには十分にご注意ください。
いまタイは乾季です(タイの季節)
よくタイ人は「タイには3つの季節があります。それは暑い、とても暑い、すっごく暑いです。」などと冗談を言います。とにかくタイは暑いと思われていますが、でも、実は行く時期によって、その暑さには多少の違いがあります。
たとえば、いま、タイに行くと比較的涼しいタイを楽しむことができます。いま、北部のチェンマイなどの地域に行くと、寒い思いをするくらい、タイにとっては「冬」と言っても良い時期です。この時期を「乾季」と呼んでいます。乾季は雨が降らず、気温も低くなるので、とても過ごしやすい時期といえます。また、タイの西側の海は、水が一番きれいな時期とも言われていますので、クラビなどに行くのは、乾季がオススメです。
この乾季が終わるのは2月末くらいでしょうか。だんだんに気温が上がっていき、水掛祭りとして有名な「ソンクラーン」の頃(4月)が暑さのピークです。これを「暑季」と言います。暑季はとにかく暑いです。また、ソンクラーンは日本のお正月のようなもので、バンコクで働いている人の多くは田舎に帰ります。というわけで、あちこちのお店が閉まっていたりすることもしばしばです。暑いタイを体験したいなら4月ですが、ソンクラーン時期はお店が閉まっている可能性が高いので、注意しましょう。
その後、6月上旬から雨が多い季節が始まります。これが雨季です。タイではこの季節が一番長く、暑い時期が続きます。雨季と言っても、日本の梅雨のように1日中、雨が降るということはあまりなく、午後に1、2時間ほど、激しく雨が降ります。いわゆるスコールですね。これは暑いタイにとっては、少し温度を下げてくれる恵の雨でもあるのですが、バンコクでも、あちこちの道路が冠水するので、ちょっと困ります。また、日本でもそうですが、雨が降ると大渋滞が起こります。もともとバンコクは渋滞するのですが、さらに渋滞が激しくなり、タクシーもつかまえにくくなりますので、雨季のバンコク観光のときには、午後に雨が降ることを想定しながら予定を立てた方が良いでしょう。この雨季は10月いっぱいくらいで終わるのですが、近年は11月まで雨が続いたりしているようです。
乾季 11月~ 2月
暑季 3月~ 5月
雨季 6月~10月
また、タイには果物がふんだんにありますが、ある季節にしか食べられないものもあります。タイへの旅行と一口に言っても、行く季節によって、暑さや食べられる果物など、違いもあるんです。