知りタイの最近のブログ記事

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バンコクの市内観光には、必ずと言っていいほど、このワット・アルン(暁の寺)が含まれています。チャオプラヤ川沿に立つ仏塔は、川の対岸からでも見ることができます。

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このワット・アルン。
船で行くことが多いと思いますが、船着場からお寺の入口の間の広場のようなところに、ご覧のようなカキワリ(書き割り)があります。日本でも、よく観光地にある人物やキャラクターを大きく描いた板で、顔の部分をくりぬいてあるものです。この穴から顔を出して写真を撮るのが、オモシロイわけですが・・・

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このワット・アルンのカキワリも、誰もいない広場に放置してあり、ワット・アルンを背景に写真が撮れる感じになっています。そこで、観光客は、ついつい、穴から顔を出して、写真を撮るわけですが、そうしていると、どこからともなくタイ人が現れて、お金を請求されます。

なんで?
ほら、そこに40バーツって書いてあるでしょ?

カキワリの右下に、数字の40と書かれたタグが貼られています。

ということで、このカキワリで写真を撮ると、40バーツの料金を請求されます。
40バーツは約120円ですから、それほどの金額ではないですが、こういうサプライズは嬉しくないですよね。分かっていて払うのと、無料だと思っていて請求されるのでは、その後の旅のテンションにも影響します。ということで、ワット・アルンに行ったら、カキワリに注意してください!


ラーメンいろいろ

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みなさんは、バンコクでどんなものを食べていますか?
タイ料理?
シーフード?
もしかして日本食?
まさか外資系ファーストフード?

僕の場合、せっかくバンコクにいるのですから、基本的にはタイ料理を選ぶのですが、でも、美味しければ何料理でもOKという、やや雑食系です。とはいえ、1週間くらいの滞在の場合には、高級日本料理などに行くことはなく、行ってもイタリアンとかインド料理とか、バンコクにたくさんある美味しい料理を選んでいきます。

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でも、一人でウロウロしているときには、ちゃんとしたレストランに入るのは躊躇してしまいます。そんなとき、よく食べてしまうのが、ラーメン。

考えてみると、なんでもラーメンと言っていますが、実際には日本のラーメンのときもあれば、屋台で食べるタイ・ラーメンのときもあるし、中華系のお店で食べるラーメンもあります。

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一番上の写真は日本代表の「山小屋らーめん」。
とんこつスープに、タマゴ、チャーシュー、海苔がトッピングされていて、麺もたくさん入っています。

真ん中の写真は、シーロムにあった中華系の食堂で食べたラーメン。
日本のラーメンに比べて、スープ少なめ、麺も少なめな感じですね。焼豚がトッピングされていますね。

そして、一番下はバンコク、ワットポーの近くの屋台で食べたラーメン。
麺が少なく、透明のスープの中を泳いでいる感じ(笑)
焼豚と野菜が多く見えますが、結局、麺が少ないために、そう見えるんじゃないかと思います。


タイの屋台では、通常、麺が少なく、具もそれほど多くはトッピングされていません。特別(ピセート)と頼むと、その屋台にある全種類の具をのせてくれることが多いですが、麺は少ないまま。日本人には、ちょっと物足りないかも知れませんが、タイ人は一度の食事でドカ食いすることは、あまりないので、ちょこっと食べて、また、あとで何か食べての繰り返しです。

バンコクに住んでいるとき、仕事で地方に行ったときに、同僚たち(タイ人)とラーメンの美味しい店で昼食をとりました。このときも、ラーメン1杯は少なかったのですが、さすがに美味しい店だからか、2杯頼んでいる人も多かったです。僕も、そのときは2杯食べました。

でも、バンコクの屋台で2杯食べたことはありません。お腹が空いていて、ガッツリ食べたいときには、日本のラーメン屋さんとか、他の食べ物を探します。

一口にラーメンと言っても、このように違いがあります。そのときの気分、お腹の減り具合、その後の予定などを総合的に判断して(?)、どのラーメンを食べるか選んでください。


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バンコクに住んでいるとき、職場の近くに子ども科学博物館みたいなものがあったんですが、よくそこに小学生の団体が観光バスでやってきていました。

そんな彼らが乗ってくる観光バスの中には、写真のように、かなりハデなバスもありました。
なんで、そんなになっちゃったの?

まぁ、目立ちたかったんでしょうけどね。

運転手たちは、小学生が博物館やプラネタリウムを楽しんでいる間、ご覧のように爆睡しています。この人は道路で寝ちゃっていますが、バスの下の荷物を積むスペースみたいなところを開けて寝ている人が多かったですね。


ロゴ入りグッズ

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先日、タマサート大学の先生にお会いしたところ、タイのお土産をいただきました。
Rotringのボールペン。
ボールペン本体には、英語でThammasatと書かれています。
ケースの透明な蓋には、英語でThammasatと書かれていて、校章もプリントされています。
ちょっと分からないのは、このケースを入れる紙のケースもあるのですが、そっちにはParkerと書かれていて、Made in UKと書かれていたこと。
まぁ、これは大学で売っているものを買ってきてくださったものだと思うので、それはそれとして...。


タイ人はロゴ入りグッズを作るのが、かなり好きだと思います。
職場では、ロゴが入ったポロシャツを作ったり、カバンを作ったりするのは日常茶飯事です。同じロゴが入ったものを着たり使ったりすることは連帯感を高めるということなのかも知れません。

アメリカのIT系企業なども、何かの記念で作ったり、新規プロジェクトのメンバーの求心力を高めるために作ったりしますが、タイ人はどちらかというと楽しいから作っているみたいですよね(笑)

一緒に研修旅行(という名目の親睦旅行)に行くときなどには、よく、お揃いのポロシャツだったりします。そしてお揃いのカバンをひいて歩きます。でも、なぜ、カバンまで...?

日本企業でも会社や製品のロゴ入りのポロシャツとかトレーナーなどを作ることもあるとは思いますが、結局、いつもネクタイとジャケットで過ごしている日本のサラリーマンには、そういうものを同僚と一緒に着る機会が少ないってことでしょうね。

本当のクールビズが必要な今年の夏、日本のサラリーマンにも、もっとポロシャツ文化に馴染んで欲しいですね。

美人の条件

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タイで「美人の条件」というと、色白で髪が長いこと、と言われることがあります。日本でも「色白は七難隠す」と言いますが、タイでは特に色白が重要な意味があるようです。タイでは色黒な人たちもたくさんいるのですが、色白のタイ人もいます。この色白のタイ人というのは、結局、中華系のタイ人がほとんどだと思いますが、欧米人とのハーフも色白だし美人が多いのでタレントとしては人気があるようです。

さて、上の動画はNewwyというタイ人アイドル?の"Tham Sak Kam"という曲のPVですが、先日のYahoo!ニュースで、台湾、シンガポールなどの中華圏の男子に大人気と報道されていました。一見すると日本人と言われても疑わないルックスですよね。ふつうっぽい、かわいらしさも、日本のアイドルの特徴と共通点がありそうです。

タイではジャニーズやモーニング娘など日本のアイドルも人気がありますが、彼らが日本のアイドルを好きになる理由の一つは、外見が彼らに近く、彼らの美意識と共通する部分が大きいからだと思います。もちろん、タイの場合には根底に日本に対する親近感があるということも重要な要素になりますが、タイ以外の国でも日本人は中華系の人たちと外見が近いので、違和感なく受け入れられる素地を持っています。すでに韓国のアイドルはアジア各国に進出していますが、これからは、日本のアイドルも、もっとアジア、特に中華圏、に進出していくべきだと思います。


タイに何度も行ったころがある人、長期滞在したことがある人は、タイの日常生活の中で、少なからずオカマに遭遇する体験をしていることと思います。ここで言っているオカマは、英語ではLady Boy、タイ語では「カトゥーイ」と言って、女装して化粧をして日常生活をしている元男性?のことです。彼らのすべてが性同一性障害なのかはわかりませんが、性転換手術をしている人も多く、ふつうの男性ではなく、女性またはカトゥーイとしての生活を送っています。

どうやらタイにはこのカトゥーイが多いような気がしますが、他の国と比べて多いのかどうか、実態を比較することは難しいと思います。でも、少なくともタイではカトゥーイは顕在化していて、社会も寛容に受け入れているようです。

僕がタイに住んでいるとき、毎日、エカマイまで通勤していましたが、オフィスの隣には男子高校がありました。毎日、午前8時頃、BTSでエカマイ駅まで通勤していたのですが、ある日、エカマイ駅で降りてオフィスに向かって歩いていると、前に高校生が歩いていました。タイでは、学生は原則として小学生から大学生まで制服を着ていますが、その男子高校生も薄茶色の半ズボンと白い半そでの開襟シャツを着て歩いていました。その制服は、僕のオフィスの隣の高校の制服ですから見慣れているものだったんですが、ぼーっとオフィスに向かっている僕は、なんとなく見えている光景に違和感を感じていました。よく見ると、その高校生の半ズボンもシャツも、ピチピチでボディコン状態だったのです。さらに、その男子高校生は、ちょっとお尻を振りながら歩いていたのです。あぁ~、彼はオカマなんだなと納得しました。男子校なので、さすがにスカートで学校に通うわけにはいかないんでしょうが、全身でオカマであるということを発信している高校生でした。

またあるとき、某大学の日本語学科の女子学生に、日本語学科は女の子が多いですねという話をしたら、「はい。日本語学科にいる学生は女かオカマです」と言われました。タイでは街中でも、色々なお店の店員やデパートの美容部員など、オカマが活躍している場面に遭遇することも少なくありません。このように、タイではオカマの存在はオープンで、周囲もオカマはオカマとして受け入れているようです。

上のYouTubeの動画の彼女(彼?)は、子どもの頃、オカマだとバカにされたと言っていますが、タイでは普通に「デブ」だとか、「色黒」だとかいう身体的な特徴のことでからかわれます。というわけで、オカマはデブと同じように、からかわれたりすることはあると思いますが、それ以上に、いじめに遭うということでもないと思います。(親の思いはべつでしょうが。)

タイでは性転換手術も比較的簡単にできるため、日本のニューハーフの皆さんもよくタイの病院で手術を受けていると聞きます。あるとき、チュラロンコン大学病院で性転換手術を受けたというカトゥーイに聞いたところ、チュラロンコン大学病院では15万バーツ、私立の病院では20万バーツくらいで性転換手術が受けられるとのことでした。

社会も寛容で、病院で性転換手術も受け易いタイですから、タイでカトゥーイが増えるのも無理はない気がします。でも、もしかしたら、あなたも知らないうちに、カトゥーイと出会っているかも知れませんよ。それでも、彼女(彼)たちの微笑みは、きっとあなたを癒してくれることでしょう。




夏休みや春休みの期間中、大学生のグループが開発途上国に行って、その国で様々な分野の支援活動をしているNGOなどを訪問することがあります。NGOなどの機関が自ら主催するスタディ・ツアーもありますが、大学や大学内の先生が中心となって計画されるフィールドトリップなどもあります。

以前、大学生のために、タイのフィールドトリップの計画を立てたことがありました。飛行機やホテルの手配は大学に出入りしていた某大手旅行会社でしたが、その担当者はほとんど何もせず、計画や訪問先の手配はすべて僕が行いました。その担当者はその旅行会社のバンコク支店に僕が作った旅程表を送ってバスの手配を頼んだりする連絡係みたいなもので、ほとんど働いてくれませんでしたが、その旅行会社の現地のバスは大きくて乗り心地は良かったです。

タイのフィールドトリップでは、様々な事情から子どもたちが親から離れて共同生活しているような施設を訪問することも多かったのですが、そのとき、訪問の前にツアー参加者と話し合うことは、訪問先の子どもたちとどんなアクティビティをするかということでした。単なる訪問者として、施設を見学するのではなく、子どもたちと一緒に遊んだり、話をしたりすることで、人と人との交流を体験して欲しいというのが僕の願いでした。

こういうとき、学生たちからも色々と意見が出ますが、一緒にスポーツをしたり、折り紙をしたりというのが定番です。言葉の壁があるため、あまり複雑な話もできないので、とにかく一緒に何かをしたり、遊んだりしながら、仲良くなるということを考えるわけです。折り紙は日本で買って準備していきます。でも、スポーツは何がいいでしょうか。いろいろと考えているうちに、野球にはいろいろな道具が必要だということに気づきます。最低限バットとグローブ、ボールが必要で、それ以外にもベースなどが欲しくなります。それに比べて、サッカーはボール1つあれば、たくさんの人たちが遊べます。ボール1個と広場さえあれば遊べるというのは、サッカーの利点です。

以来、大学生と一緒に行くフィールドトリップでは、子どもたちとの交流がある場合には、サッカーボールが定番アイテムとなっています。バンコクのBig Cなどのスーパーに行けば、いろいろな種類の手頃な値段のものが売られていますから、日本から持って行かなくても大丈夫。2個くらい買って行けば、子どもたちと楽しい時間も過ごせるし、お土産としても喜ばれます。もちろん、サッカーが好きではない子どももいるので、それ以外のアクティビティも考えて準備して行きますが、タイの子どもたちとするスポーツとしてはサッカーがイチオシです。

タイに限らず、開発途上国や貧困層が大きい国や地域では、ボール1つでできるサッカーが子どもたちの間でもとても普及していると思います。もしも、いつか、どこかの国や地域の子どもたちを訪問して一緒に遊ぶ機会があったら、子どもたちの笑顔を想像しながら、サッカーボールをお土産のリストに追加することを検討してみてください。

ソンクラーンも終わりましたね。
タイでは、4月のソンクラーン前後が1年の中でも最も暑い時期(暑季)です。
この後、5月以降、少し気温が下がっていきますが、今度は雨季が始まります。
と言っても、日本の梅雨のように1日中雨が降り続くという日はあまりなく、それよりは、毎日、午後に1~2時間くらい雨(ときには豪雨)が降るというのが、タイの雨季です。
バンコクでは、雨が降ると、あちこちの道路が冠水することもあり、また、雨が降ると交通渋滞は激しくなるというマイナス面もあるのですが、一方では、熱くなった地面を冷やしてくれる効果もあるので、僕は雨季に降る1~2時間の雨は嫌いではありませんでした。
この雨季は5月終わり頃から11月始め頃まで続きます。

実は、日本の5月の連休後、雨季が始まる前の5月中旬から下旬あたりも、タイに行くのに良い時期だと思っているので、ぜひ、この時期にタイに行ける方はおためしいただきたいんですが、今日、みなさんにご提案したいのは、夏休みをバンコクで過ごす、ということです。

夏には、東京電力管内では電力不足になることがすでにわかっています。そして、近年、首都圏の夏は、バンコク以上の猛暑となっています。そこで、インターネット回線があれば長期間海外にいても問題なく、経済的にも余裕がある方々には、ぜひ、素敵なバンコクライフを今夏の過ごし方として検討していただければと思います。

バンコクには、様々な価格帯のホテルもありますし、サービスアパートと言って、部屋のクリーニングなどのサービスがあるアパートなどの住居もあります。サービスアパートによっては、1日単位で宿泊も可能で、料金も1日ごと、1週間、月単位など、さまざまな形態のものがあります。インターネットの環境は、ホテルやサービスアパートによって異なりますが、各部屋にLANが来ているところ、全館にWiFi電波が飛んでいるところ、ビジネスセンターで無料で利用できるところ、など、いろいろありますので、みなさんの利用スタイルに合わせて、宿泊先を選んで泊まることが可能です。

日本人がタイに行く場合、ビザなしで30日以内滞在できますし、観光ビザがあれば3ヵ月滞在が可能になります。

きっと、また暑くなる今年の夏、バンコクで避暑というのはいかがでしょうか。




ソンクラーンはタイのお正月です。
毎年4月13日から15日は祝日となりますが、今年はその後に土日が続いているため17日まで連休となります。地方からバンコクに働きに出てきている人たちも、一斉に帰省するので、バンコクの人口は一時的に減り、多くの会社やお店は休業となります。

でも、バンコクにいる人々もそれぞれにソンクラーンを楽しんでいます。
まず気をつけなければならないのは、外出時の防水対策です。ソンクラーン時期に外を歩いている場合、どこから水鉄砲に狙われるかわかりません。しかし、水をかけられて怒るのは無粋です。ソンクラーンは別名、水かけ祭なのです。水をかけられることが当たり前。外出するときは、その対策をしていきましょう。

まず貴重品、特に携帯電話やデジカメはZiplocなど、密閉できるビニール袋に入れておきましょう。服やバッグなども水に濡れてしまっても傷まないものを選びましょう。もちろん、靴も濡れる可能性があります。サンダルで歩きましょう。また、白い粉を水で溶いたものを、顔に塗られることがあります。あきらめましょう。その際、服も白くなりますが、どうしようもありません。特に、カオサンやシーロムなど、ソンクラーンを楽しむ若者が集まる地域に近づく場合、それなりの覚悟が必要です。というか、TukTukでカオサンに行くと大変なことになると思います。自動車で近付いても、白く塗られるので、後で洗車が必要になります。でも、お祭りです。笑って水に流しましょう(笑

もしも、そういう被害に会いたくないなら、食料を買い込んで家にこもっていましょう。でも、せっかくのソンクラーンですから、ちょっとくらい水をかけられたほうが楽しいかも知れません。特に人が集まる地域でなければ、それほど激しく水をかけられることは稀です。特に、外国人で嫌がる人に対しては、水をかけても楽しくないので、たぶん、あまりたくさんはかけてきません。とはいえ、どこに行っても、水鉄砲の危険性はあります。だから、水をかけられるのを恐れるよりも、万全の対策をして外出したほうが、この時期を楽しく過ごせます。ぜひ、Ziplocを準備してください。


言うまでもありませんが、タイは国民の94%が仏教を信仰している仏教国です。(ちなみに、イスラム教徒は5%、キリスト教徒は1%)でも、タイで見る仏教は日本の仏教とは違うと感じている人も多いと思います。

仏教は大きくは2つに別けることができ、その一つが、タイ、ミャンマー、スリランカなどで信仰されている上座部仏教(上座仏教ともいう)で、英語ではTheravada Buddhismと言われているものです。一方、日本や中国、チベットで信仰されている仏教は大乗仏教(Mahāyāna Buddhism)と呼ばれます。この大乗仏教に対して、上座部仏教を小乗仏教と呼ぶ場合もあるようですが、これは大乗仏教側からの呼称で差別的と考えられる向きもあるので、上座部仏教または上座仏教と覚えておいたほうが良いでしょう。

タイで生活していると、よく「タンブン」という言葉を聞きます。この「タンブン」は言うならば「徳を積む」ということです。曜日や自分の誕生日にお寺に行って行う、喜捨や寄進もタンブンだし、自らが出家することもタンブンとされています。タイ人が他人に対してとても親切だったり、世話好きなのは、このタンブンの精神が根底に流れているからで、他人のために何かすること、そういう自己犠牲の行為が徳を積むことになると考えているためです。

タイの男性は、一定期間だけ出家するということがあります。子どものうちに出家する(12歳~19歳:沙弥)場合もよくあり、大きなお寺に行くと、少年僧がたくさんいるときがあります。また、おとなになってから、一度、出家して数ヵ月を僧侶として過ごすということもあります。一度出家しても還俗が容易で、出家することがタンブンであり親孝行とも考えられているため、タイにおいて出家は珍しいことではありません。

昔、バンコクでタイ語を習っていたときに、この出家の話が出て、僕もいつか出家してみたいという話をしたことがあります。いまだに出家した経験はありませんが、そのときのタイ人の先生(女性)は、僕が出家するときには黄衣をくれると言っていました。剃髪して、早朝から托鉢をして、正午までしか食事ができない生活は、今の僕の生活とはあまりにも違いますが、出家することで心をリセットできるのではないかという期待もあります。ちなみに、出家中は働くことはできないようですが、公共の乗り物の運賃は半額になり、病院での治療は無料(病院からのタンブン)のようです。外国人の出家を受け入れているお寺もあるようで、そういうお寺に行けば、たぶん、英語が話せる僧侶に指導していただけるんじゃないかと思います。

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ちなみに、チャオプラヤ川のエクスプレスボートなどの公共交通機関で、僧侶用のスペースや席が確保されていますが、これは僧侶が女性に触れてはいけない戒を守るためだと思います。上座部仏教では、出家すると227の戒を守らなければなりません。女性に触れてはいけないのもその一つ。ですから、女性がお寺で僧侶に物やお金を喜捨するときなどは、布の上に置いてやりとりしたりします。

このように、タイで見かける仏教は、日本のそれとは違い、敬虔な仏教徒が多く、また、仏教が人々の生活の中に溶け込んでいます。タイに住む場合には、タイ人にとっては仏教が大切な存在であることを心にとめておいてください。

タイの仏教についての専門的な話に興味がある方は、ネットで調べたり、あるいはタイ仏教入門などの書籍を読んでみてください。

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