なんか長いタイトルの本ですけど・・・

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先日、タイ文化関係の本がないかと探していたら、なんだか長いタイトルの本を見つけました。

「遺された者こそ喰らえ」とトォン師は言った: タイ山岳民族カレンの村で
(吉田清、晶文社)

僕が探していたのはアカデミックな本なのですが、読み物として面白そうだと思ってアマゾンで注文してみました。
考えてみると、最近、なんでもアマゾンで買ってしまっています。そう、本だけでなく、文房具、雑貨、PC周辺機器、日用品など、いろいろなものをポチっとして買ってます。買いたい物にもよりますが、欲しい商品が明確に決まっている(メーカーとか型番とか)場合、アマゾンで格をチェックして、そこそこ安ければ、送料が無料だし、わざわざリアル店舗に探しに行く意味がない、という気分になってます。
でも、本当はお店に買いに行った方が良いとは思うんですよ。偶然、他の商品を見つけるという意味での出会いがあるだろうし、実際に手にとってみて、買わなくなてもいいや、って思うかも知れないし。
しかし、本については、かなりアマゾンに頼っています。在庫している商品数も圧倒的に多く、特に学術書は街の書店では売られていないことが多いので、アマゾン頼みです。
さて、
「遺された者こそ喰らえ」とトォン師は言った: タイ山岳民族カレンの村で
という本ですが、日本でフリーのノンフィクション・ライターをしていた著者が、奥さんが亡くなったことで、精神的に崩壊し、海外を放浪する旅に出て、行きついたタイのチェンマイの安宿で、カレン族の女性と偶然知り合い、結婚したことにより、カレン族の「ソボムヘッド」村に住むようになり、そこで体験しているマイペンライな生活を綴った本です。
帯には「グレイト余生を送る者への知恵本。」と書かれていますが、この本は著者の日記のようなもで、海外ロングステイの本ではありません。著者と同じような生活を目指しても、同じようにはいかないことのほうが多いでしょう。成り行きにまかせてみると面白い人生が展開することがあるんだなぁとは思いましたが、これは知恵本というより、カレン族の村への留学体験レポートのような感じです。
著者は、まだ、この村に住み始めて数年のようなので、今後、村の人々との人間関係や本人の心情にも変化が起こるでしょう。ということで、数年後に、また、近況をまとめた、カレン族の村のその後の本を書いていただけると、また、楽しめるかも知れないと思っています。
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