クリスマスはXmas

長年、一人で普及啓蒙活動(?)をしていたXmasの正しい綴り方ですが、

近年、誤ってX’masと書いている広告を見ることが少なくなって、とってもハッピーです。
このまま、今年はXmasの話は書かなくても良いかなぁ・・・と思っていたんですが・・・。
今年も11月中は、誤った綴りを見る機会がなかったんですが、12月に入ってから、
某コーヒーショップ●●●バックスの店頭のPOPで見てしまい、さらに、最近は
某有名バッグメーカーの●●●●タバサのテレビCMやWebサイトでも、誤った綴りが
使われています。
ということで2年ぶりに、またまた、みなさんにXmasの綴りのお話をしたいと思います。
正しい綴り Xmas
誤った綴り X’mas
手元に英和辞典があったら、xmasをひいてみてください。
これが1つの単語として辞書に載っているはずです。
XmasのXは、ギリシャ語のキリストという言葉に由来していて、ここではキリストを
現わす記号として使われています。
アポストロフィ記号 ‘ は、英語では綴りを省略することを意味するわけですが、
XmasのXは、それ自体が記号で、キリストを現わしています。
ですから、英語の綴りの略を意味するアポストロフィを、Xとmasの間に入れる
意味がありません。
僕はコトバが変化していくことには寛容なんです。(たぶん)
長い言葉が省略されていくとか、言い易い形に変化していくというのは
自然だと思っています。
でも、Xmasを、わざわざX’masと書くのは、シンプルなものを、敢えて複雑にして
いくようなものです。おそらく、デザイナーたちが、アポストロフィがついていたほうが
かわいいとか思っているのかも知れません。
が、そういう理由で綴りを変えてしまうのは、なんか良くない気がしています。
ということで、Xmasが辞書に載っている正しい表記だということを覚えておいて
いただければと思います。
I wish you a Merry Xmas!

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