2012年2月。初めて、Terminal 21に行きました。
BTSスカイトレインのアソーク駅とつながっている「ターミナル21(Terminal 21)」は、空港メタファー?
と海外文化を使った新しいタイプのショッピングモールでした。
日本文化をモチーフにしたフロアに行くと、大きな招き猫がいたり、壁やインテリアなどに日本文化の匂いが散りばめられていました。
店舗と店舗の間の照明には、東京の山手線の駅名が書かれていました。
ついつい、隣には何駅の名前が書かれているのかと思い、フロアを徘徊してしました。
「らーめん」という看板が裏焼きになっているのは意図的なのかどうか、判断がつきません。
しかし、これらの日本の匂いは、日本人客に向けておいてあるものではないので、裏焼きかどうかは重要なことではないのだと思います。
「大切な」という暖簾も、日本語としては、その先に続く言葉が欲しいところですが、きっと、意味はどうでも良いんでしょう。大切なことは、日本の匂いを出しているかどうか。日本の雰囲気を演出するための道具として日本の文字を使っているだけで、意味は何でも良いということでしょう。
前のブログでクイズにした暖簾です。
さて、読めましたか?
この文字がカタカナっぽいことと、縦書きされているということで、日本語だと思い込んで読もうとしてしまうようです。
でも、これはカタカナではなく、カタカナ風のアルファベットです。
どうですか?
アルファベットとして見ると、読めてきませんか?
“TOKYO SHOPPING STREET”
一度、見えるようになると簡単でしょ?
でも、しばらく見ないでいると、また、カタカナに見えてくるから不思議です。