フレンチキスって、ディープキスのことだけど…。

AKB48から誕生して2010年9月にデビューシングル「ずっと前から」をリリースした3人組アイドルユニット「フレンチキス」。どこかの雑誌では「AKB48の清純派」と紹介しているみたいですが…。

デビュー以来、どうも違和感があるのが、このユニット名「フレンチキス」。フレンチキスは、濃厚なディープキスのことを意味していて「清純さ」とは真逆の「エロス」というか、オトナの世界をイメージさせる言葉だと思うんですよね。なんで、そんな名前をユニットに付けたのか・・・。
そう考えていたら、思い出しました。日本では、ある年代のおじさんたちの中に、頬にチュってする軽いキスのことを「フレンチキス」だと思い込んでいる人たちがいるんですよね。なぜ、そういう勘違いが起きたのかは調べたこともないですが、とにかく思い込んでいるんです。
フレンチキスという言葉が日本だけで使われていて海外では何も意味を持たないのであれば良いんですが、French Kissという言葉は英語の辞書にも出ているくらい、はっきりとした英語。
French kiss
1. フレンチキス (=deep kiss, soul kiss) 《相手の口の中で舌を触れ合わせるキス》,
2. ≪俗≫ 性器口唇愛撫, オーラルセックス
(研究社『リーダーズ英和辞典』より)
AKB48のプロデュースをされているおじさんたちが、ちょうど、フレンチキスの間違った意味を信じている世代なんでしょうが…。このユニット名で人気が出てくると…その間違った意味が若い世代にも広がるんじゃないかという心配もありますね。
いや、まぁ、別にユニット名が「フレンチキス」でも良いんですが、最低限、このユニット名がどんな意味なのか、外国人にはどのように受け止められるかは、AKB48関係者は自覚しておいたほうが良いのではないかと思います。
※このエントリーは、単にユニット名が持つ問題点を指摘しただけです。僕はAKB48も好きですし、応援していますよ。ホントですよ。

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