自動化ゲートの利用者登録

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海外に行く時の出国審査って、時間帯によっては、大混雑していますよね。出発便が同時刻に重なっていると、出国審査に人が来るタイミングも重なるわけです。旅行者一人ひとりのパスポートをチェックしてスタンプを押すという作業には、単にスタンプを押すだけでなく、ブラックリストに載っている人間ではないかなどを確認しているので、それなりに時間がかかるわけです。
そのチェック作業を自動化するために、2007年11月から、日本の主要空港での出入国審査に、自動化ゲートが導入されました。事前に利用者登録しておくと、長い行列に並ばなくても、出入国審査にある自動化ゲートを通過できるというシステムです。パスポートと指紋で本人確認して、自動的にブラックリストなどとの照会も行うので、数秒で終わるというスグレモノです。
そこで、新しもの好きな僕は、自動化ゲートが導入された直後タイ旅行の際にさっそく登録しようと思いました。法務省入国管理局のホームページから利用者登録の申請書をダウンロードして記入し、さっそうと空港に行きました。出国審査の場所で、簡単に利用者登録ができることになっていたんです。
ところが・・・利用者登録ができるのは午後5時まででした。僕が乗ろうとしていた便は6時過ぎだったため、僕が出国審査に到着したのは5時過ぎ・・・結局、従来通りにスタンプを押してもらって出国しました。僕が成田空港から乗るバンコク行きは、すべて夕方発なので、自動化ゲート利用者登録ができない・・・そんな状況が続いていました。
今秋から羽田空港からもバンコク行きが飛ぶようになり、ますますバンコクに行きやすくなって嬉しいんですが、羽田からのバンコク行きは夜中の出発が便利そう・・・。ということは、やはり、自動化ゲートの登録ができない時間・・・。これじゃ、登録できないじゃん!
いや、他にも登録方法はあります。
入国管理局のホームページの説明をよく読んでみると、東京入国管理局でも利用者登録ができるんです。わざわざ行くのは…とは思っていたけど、利用者登録しないと、自動化ゲートは使えない状態のまま。東京入国管理局の場所を確認したら、品川駅からバスで簡単に行ける場所だったので、行って登録してみることにしました。
行ってみると、自動化ゲート登録の窓口には誰も人がいない・・・待っている人もいない・・・となりの窓口の係員に、そこに置かれている用紙に名前を書いて待っているようにと指示され、そこで3分ほど待ちました。すると、奥の事務所から現れた女性が僕を呼び、僕は事前に記入しておいた申請書とパスポート、そして身分証明として運転免許証を渡しました。実は、このとき、登録システムの障害が発生し、30分ほど時間がかかってしまったんですが、システムが復旧してから要した時間は2分くらい。つまり、本来は2、3分で登録できるんだと思います。
自動化ゲートの利用者登録をすると、持っているパスポートの有効期限の1日前まで、自動化ゲートを利用することができるようになります。
果たして、実際に、空港で自動化ゲートを通過できるのか…今度、実際に体験してから、またご報告します。

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