バンコク銀行に爆弾が!?

昨夜(2010年2月27日夜)、バンコク銀行支店数か所に、爆弾が投げ込まれるという事件が発生したようです。タイの英字新聞The Nationによると、午後9時過ぎ、2人乗りのバイクがシーロムのバンコク銀行支店に近づき、建物に向けて爆弾を投げつけた模様です。この爆発で、道路に穴があき、銀行の窓ガラスや看板などの一部が壊れたそうです。その後、11時過ぎに、Samut PrakarnのPrapradaeng支店にも爆弾が投げ込まれ、銀行のガラス製ドア、天井、近くにあった公衆電話が壊れた模様です。また、シーナカリン支店でも爆弾を投げ込まれたようですが、こちらは不発に終わったようです。

これは、赤シャツグループ(タクシン派)の犯行とのこと。タクシン元首相の裁判に関して、タクシン派はバンコク銀行を敵とみなしているため、このような犯行に及んだようです。

この犯行の背景には、タイ最高裁が2月26日に出したタクシン元首相の不正蓄財についての判決があることは明白ですね。結局、最高裁はタクシン元首相および一族の資産のうち、460億バーツ(日本円で1240億円)を没収するという判決を出しました。

これを受け、タクシン元首相は、ドバイからのビデオ演説で、最高裁判決は不当とし、「平和的闘いを続けよう」と呼びかけたそうです。

でも、これって平和的戦いですかね?

タイ政府はタクシン元首相および一族のタイ国内資産760億バーツを凍結しているわけですが、その6割だけを没収としたのは、タクシン元首相側がそれで妥協することを期待していたのではないかと思います。

でも、タクシン元首相は、タイの政界に返り咲くことが狙いでしょうから、政治資金が減るのも納得いかないうえ、有罪判決という汚名も受け入れられないということなのでしょうね。

さてさて、僕はブログではあまりタイの政治ネタを扱わないんですが、この赤シャツグループの動きはバンコクをウロウロする身にとっては、注意しなければならない問題です。

夜のバンコク銀行の支店は、多くの人はいないでしょうが、それでも、夜中、飲み歩いていてATMでお金をおろそうとして行くことがないとも言えません。また、タクシン派は3月上旬に、アピシット首相退陣を求めるデモを行うとも言われています。

僕は日本にいるので直接影響はないですが、タイにいる方は、デモが行われる周辺には近づかないで、夜間はバンコク銀行の支店には近づかないほうが良いかも知れません。

とにかくタクシン元首相には、駄々っ子のような行動はやめて、早く、タイ政治への復帰を諦めて欲しいと願うばかりです。自分はドバイで悠々自適な生活をしながら、赤シャツグループにテロ活動を命令しているようでは、民主主義国家の政治家とは言えないのではないでしょうか。

 

一夜漬けタイ語

 

久々に何かタイ関連の良い本がないかとアマゾンで見ていたら、こんな本を見つけました。

世界一わかりやすい!一夜漬けタイ語 ― 初めてのタイ語学習 旅行・出張に! ぶっつけ本番でも話せる!通じる!」と、なんだか長いタイトルがついている本ですが、どうやら入門タイ語会話ということのようです。

もう2年以上前に出版されていた本ですが、カスタマーレビューが25個ついていて、平均5つ星。

というか、一人の方を除いて、みなさん5つ星をつけています。

もしかしたら、このレビューはヤラセ?と思うほど、みなさん、べた褒めです。

著者は、某タイ語学校を経営している藤崎ポンパン氏と早坂裕一郎という方です。地元が都心ではないもので、この本、まだ見つけていないのですが、そこまで評判が高いなら、ぜひ、見てみたいと思っています。

カスタマーレビューをみると、みなさん、タイ旅行に持っていっていると書いています。どうやら文法と書かれているのは、文型を示してくれていて、そこに単語を入れ替えると、いろいろなことが言える、ということのようです。外国語会話の練習の基礎に、単語の置き換え練習がありますが、これがうまくまとまっているから旅行中、便利に使えるということなんだと思うんですが…。

「指さし会話帳(1)タイ語」も、去年、改定出版されたようです。指さし会話帳は、タイ語から始まったわけで、旅のおともとしての語学本の定番商品となりましたが、この「一夜漬けタイ語」も、うまくすると、他の言語にも展開できるかも…。

ん?

でも、出版元がTLSなので、やっぱりタイ語だけかな。

僕も今度都心の書店でこの本を探してみたいと思っています。

 

 

タイ版Ray (ファッション雑誌)

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これはタイ版のファッション誌Rayの表紙です。

去年、Siam Paragonのイベントスペースで開催されたMainichiのJapan Festaに出ていたブースで、「創刊号ちょうだい!」と英語で言ったら、なんとなく出てきたので、たぶん、これが創刊号です(笑

Rayは、タイだけでなく、中国でも発行されていると思いますが、いずれも現地企業が主婦の友社からライセンスを受けて、現地版を作って販売しているんだと思います。

この他、S-Cawaiiもタイ版が発行されています。

他にも何か日本の雑誌出てますか?

最近、タイに行ってないので最新情報欲しいです。

そろそろタイに行きたい!!(笑