※写真はローソンで買ったお茶のオマケ。あの海洋堂が作ったANAのフライトアテンダントのフィギュアです。 500ミリのペットボトル飲料2本買うとついてきます。ANAが好きなので、ついつい2本買ってしまいました(笑
去年から続いている世界的不況の影響で、今年の新卒者の就職活動(通称、就活)はかなり厳しいようですね。内定取消も社会問題になってきています。
でも、もともと、日本の就職活動のシステムが変といえば変なんですよね。大学3年生から就活をしなくちゃいけないとか、内定を出す時期は決まっていたり…。
現在のように、不況が底を打ったのかどうか分からない時期に、内定を出さなくちゃいけないという場合、企業も困るでしょう。企業の本音としては、もう少し経済状況の変化の様子を見てから採用を決めたいと思うでしょうが、いま、この時期に採否を決定しろと言われると、採用枠を狭めることになってしまうのは仕方のないことです。
就活をあきらめて留年する学生や大学院に進学する人も多いみたいですが、とにかく、早く景気回復して欲しいですね。
大学院といえば、大学教員になるための就活というのも、なかなか厳しい世界です。現在、大学の専任教員を求人する場合には「公募」するのが主流になっていますが、多くの場合、大学でその専門を教えた経験年数(教歴)を条件にしています。
じゃ、これから大学教員になろうとしていて教歴がない人はどうすればいいのか。
たぶん、非常勤講師などで教歴を積むか、あるいはどこかコネで採用してくれる大学を見つけるか、なのでしょうが、非常勤講師はあまり公募されていないので、結局、最初はコネがないとキャリアをスタートできない構造になってしまっています。(それまでの職業(専門)などが評価されて大学教員になるというケースもありますが、それは特殊なルートです。)
僕も、現在のICT関連の仕事はさておき、タイ地域研究、国際関係学、社会学、メディアコミュニケーションなどの分野での講師のポジションが欲しいと、かねてから考えているんですが、残念ながら、その講師というポジションの公募はほとんど出てこないんです。
いっそのこと、タイの大学で教壇に立つ!?
うーん…
今はタイに住めないので、やはり日本のアカデミアで就活ですね。