パッポンさん

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パッポンという名前を聞いたことがありますか?

バンコクの歓楽街として有名な通りの名前ですが、これはこの土地を所有する人の名前に由来しています。パッポンさんの土地だから、パッポンなんです。

パッポンは、そこにたくさんのゴーゴーバーがあることで知られています。夜は両側に並んだゴーゴーバーに挟まれたとおりには、屋台がビッシリと並びます。

でも、昼間に行くと、この通りは、こんな感じ。ゴーゴーバーの入口には、女の子の絵が描かれていたりするのですが、でも、通りにはふつうに車が停まっていたり、通行していたり…

あの道いっぱいに埋め尽くす屋台は、毎日、夕方から作り始めます。そして午前1時くらいから、その屋台を片付け始めます。毎日、毎日、すごい作業が行われているんですが、彼らにとっては日常茶飯事なんでしょうね。日本人の僕から見ると、すごい労働力の無駄遣いにも見えますが、賃金が安いタイでは、労働力はふんだんにあるから良いんでしょう。 

 

ところで、パッポンさんのパッポンは姓かな?名前のほうかな?

タイ人は、書類に名前を書くとき、名・姓の順で書きます。ここは欧米と共通していますね。ただ、敬称をつけて呼ぶ場合には、姓ではなく、名前のほうに敬称をつけます。たとえば、スラチャイという名前の場合、クン・スラチャイ(スラチャイさん)とか、アーチャーン・スラチャイ(スラチャイ先生)と呼びます。

なので、あなたがもしもタイに駐在になって、「クン・タカハシ」とか「クン・タナカ」ではなく、「クン・マサオ」とか「クン・ミカコ」とか呼ばれても、なれなれしいなぁと怒ってはいけません。名前を使う方がタイ式です。タイの日系企業では、お互いを呼ぶときに姓を使うことに慣れているので、苗字で呼ばれることが多いかも知れないですが、 これは日本式に合わせてくれているんです。

名前で呼び合う…もっと仲良くなったらニックネームで呼び合うのがタイ式です。

 

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