物欲といえば、日本では、1年に1度くらい、携帯電話を買い換えています。
完全に携帯電話事業者の思惑に乗ってしまっています(笑)
最近、物欲が薄れているなかでも、ドコモの903iシリーズが出たときには、すぐにでも買い換えてしまおうかと思いました。しかし、いくつかの点で踏み切れない事情があったので、今はまだ902iのお世話になっています。
気になることとは・・・
①1年未満で機種変更すると新規購入よりもかなり高いこと。
②903iシリーズは、みんなGSM搭載なのに、SIMロックがかかっているため、タイのSIMでは使えないこと。
③新しい携帯にはあまりにも不要な機能が多く、そのために価格が高くなっていることには納得できないこと。
お財布ケータイも音楽機能も要らないので、SIMロックを解除したGSM対応携帯を発売して欲しいです。そうすれば、タイに行くときも同じ携帯電話にSIMを差し替えて使えるので、とっても便利です。
実は、日本の携帯電話事業者のビジネスモデルが世界の常識からかけ離れているという内容のエントリーにしようと思って、随分、たくさん書いたのですが、書いているうちに嫌になってしまいました。
過去を振り返って文句を言っていても建設的じゃない気がしてきて、ほとんど消してしまいました。
今後、日本の携帯電話事業者には、
①世界標準規格を意識していただきたい
②携帯電話端末の販売は、各電機製品メーカーに自由化していただきたい
③待ちうけ、着うた、着メロなどなど、デジタルコンテンツの規格がバラバラなので、規格統一していただきたい
④通信事業は我々のインフラを整備して守る仕事・・・そういう意識を持っていただきたい
です。
たとえば、東京電力は「うちの電気を使うときには、うちの電気製品使ってくれないとダメですよ」って言わないですよね。電気製品メーカーがみな東京電力に電気製品を納入して、すべて東京電力ブランドで売る、みたいなビジネスモデルは健全ではないと思います。もちろん、実際には東京電力はそんなことはしませんし、法的にも社会的にも、そういうことは認められないでしょう。
やっぱり、携帯電話のビジネスモデル、ちょっとおかしいですよね。早く見直して欲しいです。各電機製品メーカーが携帯電話端末を販売するようになれば、自然にSIMロックのない端末が市場に出ることになると思います。携帯電話事業者には、本来の通信サービスの中で収益を上げる努力をして欲しいと思います。