タクシー・メーター

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以前にもタクシーのことを書いたことがありますが、料金について詳しく書きませんでした。
そこで、現在のバンコクのタクシー料金について説明したいと思います。
(この料金は2006年5月現在の料金表を元にしています。タクシー料金が値上げになった場合には、なるべく早く改定したいと思います。)
現在、バンコク市内を走っているタクシーにはメーターが設置してあります。ちょっと怪しげなタクシー運転手は「メーターが壊れている」と言って、高い料金をふっかけてきたりしますが、基本的にはメーターで料金が決まります。
バンコクでは初乗りが35バーツ。日本円では約100円です。
0 – 2km 35バーツ (初乗り料金)
以降、加算される料金
2 – 12km 4.5バーツ/km
12 – 20km 5バーツ/km
20 – 5.5バーツ/km
時速6km/h以下での走行時(渋滞時)、1.25バーツ/分
※空港から乗車 +50バーツ
※電話による配車 +20バーツ
現在のドンムアン空港からバンコク中心部のホテルに行く場合、メーターに表示される料金だけを考えると200バーツに満たないと思います。これに高速料金、空港出発の50バーツを加算して、およそ300バーツが適正な料金だと思います。もちろん、ホテルの場所や渋滞状況によって変わりますので、これ以上かかったからと言ってすべてが不正請求というわけでもないです。また、今年9月末に新しい空港がオープンする予定なので、その場合はこの記述とは異なります。
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空港からのタクシーの乗り方については、また、別のところで説明したいと思います。ここでは、以前にも紹介しましたが、街中でみかけるタクシーの色について、簡単にお話しましょう。
①緑・黄の2トーン  個人営業
②赤・青の2トーン  会社営業
③その他の色    会社営業
バンコクでは、①と②のタクシーをよく見かけます。日本では、個人タクシーが安全というイメージがありますが、バンコクの場合、必ずしもそうとは言えません。日本のように個人タクシーを開業するのが大変なシステムではなく、個人タクシーの車も、1日いくらという形態で、簡単に借りて来られるそうです。そのため、車のまた貸しなども多く、決して安心できるとは言えません。
それでは②の会社営業が良いかというと、これもよくわかりません。親切で良い運転手の場合もあるし、そうでない人もいます。近年、①や②以外のいろいろな色のタクシーが走るようになりました。あくまでも僕の印象ですが、この③のタイプのタクシーは比較的車も新しく、GPSや無線配車システムを搭載しているものもあったりして、なんとなく信頼できそうなイメージがあります。
①、②、③いずれの場合も、車が新しくてきれいな場合には、まじめに商売している感じがします。ボロボロなタクシーだと、いろいろな意味でハズレが多いので注意が必要です。しかし、トゥクトゥクに乗るよりはタクシーのほうが冷房もあり、メーターもある分、気分よく移動できるかも知れません。
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タクシーに乗ったら、ドアに書いてあるタクシー番号をメモしておくと良いかも知れません。忘れ物をしたとか、何かトラブルがあったとき、このタクシー番号を控えておけば、後で警察で調べてもらうことができます。以前はタイ文字と数字の組み合わせだけで書いてあったので、外国人には不便だと不評でしたが、いろいろな事件が発生したため、現在は、タイ文字だけでなくアルファベットも併記されています。
旅行中はメモ帳を持ち歩いて、タクシーに乗ったら、このアルファベットと数字をメモしておく習慣をつけてください。
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