これってホントにOTOP商品?

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2月にタイに行った時、帰りに会社のスタッフへのお土産に悩みました。
これまで、象の形のチョコ、タイ・ラーメン、ラープ味のプリッツなど、とりあえず、考えつくお土産は買ってしまったのです。つまりは、あまりにも何度も行くので、ネタがきれたということです。
すると、知り合いのタイ人がこの写真のような人形を持っていたので、ぜひ、僕も買いたいといろいろと聞いてみました。要約すると、安く売っている市場の説明は難しい(僕がタイ語をちゃんと理解できてないからですが)から、自分が買ってきてやるというんです。そこで、20個買ってきてもらいました。詳しくは書きませんが、20個で数百円です。
帰国して会社のスタッフに配ったところ、大好評でした。
アニメーションやマンガに詳しいスタッフばかりなのですが、どうやら、この謎の人形は、そういう人たちの心をとらえるほど、キャラクター性があるということなのかも知れません。
帰国してしばらくすると、日本のあちこちで、この人形を見るようになりました。ネットでも販売されていることが多いようです。
誰が名づけたのか、VooDoo Dollと書かれていることが多いようですが、まったくいいかげんなネーミングですね。
VooDooは、もともとアフリカの土着の宗教です。アメリカの映画などでは、かなりコワイ宗教のように描かれることが多いようですが、本当のVooDoo教は、それほど、コワイ宗教ではないらしいです。
とにかく、VooDoo教は、タイとは関係ないんですが、誰かが神秘的な力がある人形のようなイメージで売ろうとして、そういう名前を付けているんでしょう。そして、販売価格もかなり高いみたいです。
先日、秋葉原のヨドバシカメラの携帯グッズ売り場でも、この人形を見ました。
パッケージはきれいなものに入れられていて、キーホルダーになっていたので、僕が買ってきたものよりは少しだけコストがかかっていると思いますが、それでも1個600円というのは・・・??
どうやら、このVooDoo人形は、タイのどこかの村のOTOP商品らしいんですが、結局、儲けているのは輸入して日本で高く売っている日本人なのでしょうね。

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