前から気になっていたBluetooth Headsetを、ついに買いました。いま使っている携帯電話SONY EricssonのK700iはBluetooth対応機種です。以前から、パソコンにBluetoothアダプタを接続して、パソコンとのシンクロ(データのやりとりをさせて電話帳を常に最新の状態にします)などをしていました。しかし、Bluetoothのヘッドセットを使ってみたことがなくて、ぜひ、使ってみたいと思っていたのでした。
※Bluetoothは、無線を使って、さまざまな電子機器をワイヤレスでつなごうという技術(規格)です。Bluetooth Headsetというのは、携帯電話用のワイヤレスヘッドセットで、携帯電話をカバンや机の引き出しに入れたままで、通話可能になるというものです。
ところが、タイの場合、この手の商品の情報を店頭で正確に把握するのは難しいです。まず、購入の価格ですが、BTSプロンポン駅前Emporiumの5階にあるショップで聞いたところ、このHBH-602は6400バーツとのこと。HBH-660は7200バーツ。ネットでヨーロッパの販売価格を見ても、結構な値段だったので、まぁ、仕方ないのかなと思っていましたが、後日、MBKに行ってみてビックリ。HB-602は2900バーツ。HBH-660は4000~4200くらいで売られていました。HB-602の値段は、Emporiumでは倍以上です。かなり、ボリボリですね。
では、602と660、どちらが便利か。ここでちょっと悩みました。660の液晶に何が表示されるのか分からないのです。それを知りたいと思い、MBKのお店何軒かできいてみましたが、はっきりしません。マニュアルを見せて欲しいと言っても、なぜかマニュアルが入ってないところが多いのです。そういえば、Emporium店でも、まったくマニュアルが入っていませんでした。
やっと602をマニュアル付きで売っている店を発見しましたが、ここでは660を在庫していません。その店のおばちゃんに、660の液晶には何が表示されるのかと聞いたところ、電話番号だけだと言われました。電話番号しか表示されないのでは、誰からの電話かわかりません。番号覚えられないんです。というわけで、液晶あっても無意味だと思いHBH-602を購入してきました。
http://www.bluetooth.com/products/prods.details.asp?CPID=1518&CAT=11
ところが、BluetoothのWebサイトを見ると、どうやら、HBH-660を使うと、名前または番号が表示される、と書いてあります。うーん・・・やられた。おばちゃんの説明は間違っていました。番号だけが表示されるのではなく、名前か番号が表示されるんですね。だったらHBH-660を買ったほうが、ヘッドセットだけで、誰からかかってきた電話か判断できます。つまり、携帯電話本体はカバンの中に入れたままでも、ヘッドセットを出しておけば、相手を確認してから電話に出られるというわけで、こっちのほうが断然便利です。
でも、まぁ、仕方ないですね。買ってしまったし、HBH-660は602より1000バーツ以上高いので、602でよしとします。それより、だいたい、僕はあまり携帯電話で長話したりするのが好きではないので、実は、ヘッドセットの使用頻度もあまり高くはないのです。でも、せっかく買ったのだから、しばらくは順番に友人に電話をしながら、ヘッドセットを活用してみたいと思います。
また、日本に帰ったら、auのW21Tなどの機種を使えば、このヘッドセットも活用できますよね。でも、日本ではBluetoothヘッドセットって、まだ少ないですね。これで会話しながら街を歩いていると、かなり激しい独り言の人と思われちゃいますね。それこそ、『電波系』と思われちゃいますよね。うーむ。
http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/w21t/index.html
ところで、今回、本当にパッケージにマニュアルが入ってないという店が多くて、びっくりしました。新品なのにマニュアルがないのか、中古なのか・・・新品でマニュアルがないとすれば、きっと、マニュアルだけ売り飛ばしてしまったんでしょうね。皆さん、タイで、この手の商品を購入するときには、マニュアルの有無もしっかり確認してください。