ちょっと前に、みゃお(タイの女の子。ミャオというのは猫という意味のニックネーム。)が僕のブログへのコメントの中で言っていた『8番らーめん』。タイの若い人は、かなり好きみたい。年配のタイ人はあまり見ないけど、いつも店内は若いタイ人中心。日本人もときどきいるけど、日本人相手のラーメン屋ではない。
この8番らーめんの本社は、石川県にある株式会社ハチバン。株式も店頭公開している企業で、タイ進出は平成4年4月とか。マレーシアにもフランチャイズ店があるようだが、タイのお店はフランチャイズなのか直営なのか不明。
さて、この写真は、味噌チャーシューラーメン。58バーツ(1バーツは2.8円くらい)。ぎょうざは35バーツ。この値段は、タイ人にとっては安くはない。屋台でタイラーメンを食べれば20~25バーツが相場。ごはんものでも、同じくらいで食事ができる。
8番らーめんに限らず、タイではファーストフードは高い食べ物なのだ。マクドナルドやKFCは、やや高いけど、小ぎれいな店内で友だちとおしゃべりしながら食べるというのが、たぶん今のタイの若者のスタイル。
8番らーめんは、日本の味をそのままに、というのがポリシーのようなので、たぶん、日本のフランチャイズ店と同じ味になっているのだと思う。(僕は日本で食べたことがないので分からないけど。)味噌ラーメンは、スープはまぁまぁ美味しかったが、麺が太麺だった。これはメニューによって、太麺と細麺が使い分けられているようで、麺の好みが細麺の人は、別のラーメンを選んだほうが良いかも知れない。
8番らーめんは日本のラーメンを食べる店には違いないが、やはりここはタイなのである。ふつうタイラーメンには、唐辛子や砂糖を入れて、まぜて食べるので、8番らーめんのテーブルには、唐辛子や砂糖が用意されている。しかし、これだけでは飽き足らず、中にはぎょうざ用においてあるラー油を、ダーっと流し込んで食べている人もいる。概して食事の際には、タイ人は自分で味付けしないと気がすまないようだ。
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