ドイ・ステープ (Wat Phra That Doi Suthep)


チェンマイの中心部から約15キロ西にあるドイ・ステープ山頂に建立されたお寺、ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ。チェンマイに行くと言ったら友人にぜひ行ってみるようにと勧められた。チェンマイ滞在中、天候はあいにくの嵐模様だったが、バンコクに戻ろうという最終日、久々に天気が良くなったのでタクシーをチャーターして山道を登って行った。

チャーターしたタクシーは迷わずケーブルカー乗り場の横に付けてくれた。ケーブルカーの存在すら知らなかった僕たちだが、躊躇無くケーブルカーに乗車。後になって290段の階段を見て、改めてケーブルカーの偉大さを感じた。階段は記念撮影の場。実際には下のほうの20段くらいを上がっただけだ。


ドイ・ステープには多くの人々が訪れている。数人のグループで来て拝んでいる人々を多く見かけた。おそらくはチェンマイだけでなく、遠方からもこの地を訪れているのではないだろうか。
外国人観光客も多く訪れているが、圧倒的にタイ人の信徒の数が多く、仏教国であることを実感させられる。地球の歩き方を持って座り込んでしまっり、頭にタオルを巻いてしまっている日本人若者も見かけたが、タイ人の文化や生活を通して、何かを学んで帰って欲しいと思わずにいられなかった僕は、やはり歳なのかもしれない。



ドイ・ステープは、チェンマイの街を一望にできる眺望でも有名なところ。まだ街に慣れていない僕には、まだ、どこがどこなのかが分からなかったが、全体を見渡せているだろうことは実感できる見事な眺めだった。先進国の観光地なら、この方角には何が見えるという内容の案内が必ずありそうなところだが、そんなものは一切ないというのも、また、潔いかもしれない。
寺の周りにはたくさんの鐘が吊り下げられていて、すべてを叩いて鳴らすと幸せになるという言い伝えがあるそうだが、かなりの鐘があるので、それを実行するのは一苦労だろう。
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※この記事はWebSite”MaiPenRai”からの転載です。そのため表示されている日付は正確ではありません。

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